こんにちは! せがひろです。
今回は、
「むやみな行動を制御して成功人生に近づこう」
という話をしたいと思います。
私たちは感情的になったり、
カッとなったりして行動するこがあります。
例えば、ダイエット中に
目の前に食べたいものがあったら、
「食べたいなー」って、
思うことがあるじゃないですか。
あと、ジョギング中に、
疲れて歩きたいとかね。
その時に、どれぐらい
我慢できるかっていうのが、
衝動(しょうどう)制御能力
って言うんですね。
この衝動制御能力には、
2つのポイントがあります。
衝動制御能力とは
1つ目は、
1回に我慢できる容量が
高い人と低い人がいる。
もう1つは、
1年とか、ある一定期間
我慢できる幅が
大きい人と小さい人がいる。
一番問題なのは、
1回1回我慢できなかったり、
短時間でも
我慢できないタイプです。
切れやすいってやつですね。
それに対して一番理想的なのは、
ある程度、中・長期的なことを考え、
ちょっとした我慢はできて、
1日の中で多少の我慢(ストレス)は
消化できるタイプです。
そういった後者のタイプが、
衝動制御できる人ということです。
じゃあ、どうやって、
そのような人物になれるのでしょうか?
一言で言えばストレスを
溜めないということです。
「八つ当たり」
という言葉があるように、
ストレスが溜まると、
全然関係ないことにさえ
イライラしたり、
怒ってしまったりします。
ストレスを溜める
という言葉からも、
溜められる量のキャパが
あるということです。
そのキャパがほとんど無いと、
大事な時に衝動制御が効かなく
なってしまうわけです。
普段の生活では、
なるべくストレスを
溜めない組立てが
必要になってくる
というわけです。
ここぞという時に
衝動制御ができるような、
1回1回のキャパもそうですし、
我慢する長さ・・・、
時間軸の能力も
重要だということです。
この衝動制御能力の
大きさ・長さというのは、
前頭葉の働きだと
言われています。
この前頭葉を
普段から鍛えていると、
我慢する能力が
上がるそうです。
マシュマロ実験(テスト)
マシュマロ実験(テスト)って、
聞いたことがありますか?
「満足を先延ばしできる能力」を
測る実験で、
4歳ぐらいの子供に
マシュマロを与えて、
15分食べないで我慢出来たら、
もう1つ渡すことを繰り返す
といった実験です。
このテストで衝動制御能力が
高かった子供の方が、
学業成績が良かったり、
就職状況が良かったという、
結果が出ています。
この衝動制御能力は、
遺伝より環境で決まる要素の方が
大きいと言われています。
小さい頃から、
衝動制御能力を鍛えるために
我慢というか、辛抱ですね。
将来を見据えて、
良い事が待っているから、
今は辛抱するっていうね。
マシュマロテストであれば、
今辛抱するか、
時には食べたいという、
衝動を考えないようにする。
あるいは未来に起こる
良い事を想像して、
コントロールする
能力ですね。
これは子供の場合でしたら、
親から学ぶ場合が大きいんですけど
一歩間違えると、
大人になってから
子供の頃のストレスが、
爆発する可能性もあります。
中途半端にやらない方が
いいとは思います。
衝動制御能力が低い子供は、
辛抱しない方が楽だと学習してしまい、
不良行動を取ったり、
野次馬的な行動をとってしまうんですね。
じゃあ、衝動制御能力を上げるには、
どうしたらいいのでしょうか?
階段を上がる
イメージを持つことです。
エスカレーターと違って
階段を上がるということは、
足腰が強くなるわけです。
その足腰が強くなる
ということが、
衝動制御能力が
上がるということなんですね。
エスカレーターで
一足飛びに上がってしまうと、
足腰が弱く、
ちょっとしたつまづきで衝動が
制御できなくなってしまいます。
それが色んな経験をしたり、
我慢したりして一歩ずつ昇りつめると、
多少のことには
動じない強い心、
衝動制御能力のキャパが
広くなるわけです。
もう一つ利点があって、
階段を登るように進むと
衝動を制御する力も、
キャパも徐々に
大きくなるわけですから、
意識しなくても、
自然とできるように
なっていくわけです。
その結果、
好循環が生まれるわけです。
色んなストレス解消法も
身につくわけです。
いくら正しいこと
だからといって、
いっぺんに詰め込むと
消化不良になってしまいます。
例えば、体に良いとされる
食べ物を一気に食べたり、
あと、薬だって一回でいっぱい
のんでも、効果ありませよね。
やはり、毎食良い食事をしたり、
3日分の薬は、
3日間かけてのまないと、
効き目がないわけです。
脳を鍛えるのも、
段階的に時間を掛ける必要が
あるということです。
理想の家族
子どもが学校へ入学する前は、
親が躾なければなりません。
学校教育を
受けるということは、
ある程度、衝動制御能力が
備わっている前提で、
学校生活が始まるわけです。
幼稚園や学校通うようになる前に、
子供がわがままを我慢できるように
育ててあげる
必要があるんですね。
昔でしたら、
親が厳しく教育して、
おじいちゃん、
おばあちゃんが甘やかす
そういう構図だったと
思うんですよ。
それが核家族化により
親が両方の役割を
上手く使わないといけない
状況なのかなーと感じます。
私は、サザエさん一家のような、
昔に戻るべきだと
思っているんですけどね。
動物の中で老後があるのは、
人間だけだと聞いたことがあります。
それだけ伝える情報が
多いのかなーと・・・、
後世へ果たす役割が
あるんだろうなって思います。
同性代の横のつながりと、
年上、年下との縦の繋がり、
もっと言えば、
既に亡くなられた方々の
残してくれたものとかもね。
それこそ本を読む
ということは、
多かれ少なかれ、
過去の記録・人の考えに
触れるわけです。
衝動制御能力を
つけるのに、
階段を上がるように
勧めた方が良いように
知識を伝えるには
時間が掛かります。
しかし、足腰が強くなれば
加速も付きます。
知識も、加速的に
理解できるようになります。
その時は、先人からの正しい贈り物を
吸収していくべきですよね。
この内容が参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
要点だけを短くまとめた動画を配信しています。
動画の方が理解しやすい人は、
視聴してみてください。
以下のブログも参考になります。