認知症の旦那を支える、ばあちゃんが読んだ本を紹介します。
ばあちゃん・母親オススメの一冊です。
この本のおすすめポイント💡
認知症と診断されてからのあるご家族の日常を除く感じです。
全部イラストなので疲れることなく読み上げられます。
1ページ完結なのも、読みやすさのオススメです。
どこの家もおなじなんだな、と、のほほんとした気持ちになりました。
病院や調剤の待ち時間など、ちょっとした時間つぶしにおすすめです
ねぼけノート
「うちのおじいさんとおんなしだわ」と笑って話すばあちゃん。
「うちのおじいさんよりも穏やかでしょ」とツッコミを入れる母親。
認知症になったお父さんの日々をコミカルに綴っています。
「父さんは ぼけてしまいました」
という、娘さん(著者)への言葉がなんとも笑える
マンガなので読みやすく、引き込まれて次から次へと読み進めました。
著者さんは他県で仕事をしており、時折帰省して面倒をみています。
そんな遠くから見守る認知症介護は大変だけど、なんとも穏やかでほっこりするストーリーになっています。
あらすじ
- 認知症はじめました
- ひとつき経ちました
- お片付け
- 散歩に行きました
- 補聴器を買いに
- お墓を買いました
- 日々の暮らし
- 何かがおかしい
- 入院しました
- この先どうしましょう
- 退院できるかな
- 新しい場所で
- 父さん帰れるかな
- おかえりが言えるまで
どこの家でも、ほとんど体験したことのある話ばかり。
クスっと笑えるような内容です。
※他での利用はしないでください
本を読み進める中でのエピソード
<何かがおかしい>と、<入院しました>という章があります。
我が家でも全く同じことがあり、見入ってしまいました👀
何かがおかしいんです。
だけどそれは認知症が原因なのか、本当に体の中で異常が起きているのかわからない状態。
救急車を呼ぶべきなのか、自宅観察していいのか…。
結局救急車を呼ぶんだけど、おかしいという状態が合っていて安心する感覚。
認知症家族がいるお家では、本当にあるあるだと思いました。
このお話を見て、ウチだけじゃないんだなと安心しました(笑)
この本を読んでみて起こった気持ちの変化
認知症家族を抱える前の、認知症患者に対する穏やかな気持ちを思い出しました。
認知症とは、とても素直でまっすぐな感情をもつ病気です。
どんな行動や言動にも意味を持ち、理解していくことが一緒に生活する上で必要不可欠です。
認知症や在宅介護についての理解と経験を持ち、将来、祖父母は在宅介護で支援して行きたいと抱いていました。
現実となった今、イライラすることが多く、じいちゃんがいない日にホッとしていました。
分かっていても、相手をふせるような言い方や態度をしてしまうことが増えていました。
この著者のご家族のように、穏やかでもないし、抱える問題も多くあります。
それでも、ウル😢っときたのは、このご家族の日常が、笑顔と優しい気持ちにさせてくれたからですね。
クスっと笑える認知症マンガ
「父さんは ぼけてしまいました」←ほんと笑った(笑)
ばあちゃんも母親も、笑いながら読み上げました
認知症患者と家族のほのぼのとした日常。
超オススメの一冊です。