会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

意見が違ったら相手が正しい

 学術的な論争や、科学的な正確さを競う場合ならともかく、普段の雑談では正否や勝ち負けなどどうでもいいことです。
 相手が間違っていてもです。
自分「ウルトラマンに変身するのはハヤタ隊員ですよね」
相手「違うだろ、ウルトラマンに変身するのはモロボシダンだ」
自分「あ、そうでしたっけ」
 これでいいんです。
 ウルトラマンに変身するのはハヤタ隊員というのが正しい。
 モロボシダンが変身するのはウルトラセブンです。
 だから相手が間違っている。
 でもいいんです。
 所詮は雑談です。
 ここで相手の間違いを指摘して関係が悪くなり、職場の雰囲気を悪化させてしまうことの方がはるかに問題です。
 ウルトラマンの話の不正確さをただす必要はありません。
「意見が違ったら相手が正しい」
 こういうスタンスでいましょう。