冷えとり裏の三大原則①
ご存知、進藤義晴先生の冷えとり健康法といえば三大原則がありますね!
- 頭寒足熱
- 腹七分
- 心は丸く穏やかに
それが出来たら誰も苦労はしないさ。えっ?今の誰の声ですか?
オッホン、この原則にあるような事は昔からよく聞く事ですよね。ですが実際に冷えとりをやっていくと、今までのフツウとはかけ離れた習慣、思考に成らざるを得ない健康法だなぁと思うのであります。
私自身冷えとり歴は12年とまぁ、人と比べれば浅いですが、冷えとりに関する書籍は沢山読んできました。
進藤先生の講演会資料13冊、関連書籍13冊、ビデオ1本、全国の冷えとりの会のHP(良い資料が沢山)、幸恵さんのインタビューや監修した雑誌、冷えとりを実践してる方のブログ等を(特にいそちゃんの体験談は何度も)読んできました。
それらをふまえ、これが冷えとりの真髄じゃ!と私が感じた冷えとり健康法・裏の三大原則を勝手につくってみました。※個人の見解です
冷えとり健康法・裏の三大原則
- 出るものは出す
- 痛いのは楽しんでいればいいのです
- 何かの役に立つ
いかがですか?普通の人には全く受け入れられない健康法ですね!
特に2つ目のなんて、こんな健康法やる人は変態しかいないんじゃないか?なんつって。
でもこれが理にかなっているわけなんだわさ。
かぁー、これが受け入れられたらもう、怖いものなんてなくなるよね。
一つずつ見ていきましょう。
まず一つ目の「出るものは出す」
東洋医学でいう汗吐下(かんとげ)の事ですね。
漢方には、新旧の流派があるのですが、そのふるいほうの流派では、病気は毒をだせばいいということで、汗吐下という言い方をします。つまり、病気の毒が表面にある時は汗にしてだす、中ほどへ浸みこんでいるときは吐かせてだす、深い所へいったときは下痢にしてだすとよいというのです。(P87)
食中毒なんかはその良い例ですね。下痢して出したら翌日にはケロっと治ったなんてよく聞きますし。
出るものは症状全てに当てはまると思います。
一般では仕事があるとか何かと理由をつけて「出す」ことを避けがち。
体が出したいものを邪魔しない姿勢は大事ですよね。体に起きている症状をまず認め、それが何なのか受け入れるか否かでその後の状態も変わってきてしまうと思うのです。
進藤先生はどこかで、自分でつくった事だから症状は多少の罰は受けるつもりで。みたいな事をおっしゃってました。ただ、いつもこの考えだとちょいと危ない。
日本人は特に苦痛や罰を受けたがる人が多い気がするからです。天罰だのなんだの、苦痛があるのが当然みたいな。災害の多い国だからか、仏教からか納得するためにそんな思想になったのか。未だにおしんの時代を引きずっているような…。
そんな思いがあると自分がした事以上の症状をつくってしまうのでは?と。
自分が何をつくっているか、これは本当に自分のものなのか。もらいゲロのように他人の症状に影響されただけなのか。因みに他人の肩代わりをするのは時代遅れらしいですよ。
本当に自分の体のデトックス症状なら出てよかったー、出してくれてありがとうー!という気持ちでね。
とにかく症状が出た時に限らず、いつも自分の体とコミニュケーションをして欲しいですよ。
症状が出たら…
ワァオ!出てるんだね!
これは私のつくったもの?
これはいつつくったもの?
どうして欲しい?
今日は休む?湯たんぽ入れようか?靴下枚数増やそうか?もう半身浴しようか?
それとも、何か食べたい?何か飲みたい?
外に出て体を動かしたい?
出るものは出す、体の機能を信頼して体に聴いてみたら、あなたの体はきっと反応してくれるはず。
次回をお楽しみに〜♪