羅臼沖シャチ~Cach the Rainbow!!(゚∀゚)ノ | ニューねこままん

羅臼沖シャチ~Cach the Rainbow!!(゚∀゚)ノ

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注)今作は昨年書いたものであり、作中の「今年」というのは2021年を指すです~(´・ω・`)

 

 

 

茫漠と広がる海面に、泡のようにぽこりと円錐形の頭が浮かび上がる。

 

波は無い。鏡面のような海に青はどこまでも広がっている。

 

白と黒のコントラストが可愛らしい。

 

この行動は「スパイホップ」と呼ばれるシャチの偵察行動である。

 

旺盛な好奇心が溢れる子供のシャチには、海上の船の様子が気になるのだろう。

 

へんなのがたくさんのっているぞ。

 

 

頭上をカモメが飛んでいく。

 

大きくなったら飛んでみたい。ジャンプじゃなくて、あんな風に。

 

シャチのこどもは、そんな風に考えた。

 

ここは世界自然遺産知床。鯨類の楽園と言われる羅臼の沖合である。

 

 

ヒャッハー!!(゚∀゚)ノ

 

船上で無暗に雄叫びを上げる紳士

 

今年、知床の海はシャチで溢れかえっていた。久々の「当たり年」である。

 

観光客もたくさん乗っている。

 

 

この1年間コロナ禍による大きな痛手を被っていた観光船業界にとっても、これは喜ぶべき事である。

 

昨年はハイシーズン中に緊急事態宣言となり、町から運行自体の自粛を求められた。また、運行が再開されても、乗客数を絞る必要があり、1運航における収益率は大幅に低下した。

 

羅臼という町は、世界自然遺産にある町ではあるが、主産業を「漁業」、そして一次加工を主とする「水産業」を中心とした田舎町だ。決して「観光」の町ではない。

 

このため、コロナ禍の中で観光客を呼びこむ観光船業界に対するパッシングも少なくは無かったのである。

(´・ω・`)

 

 

一方で、国や自治体の救済策はGOTOなどの間接的支援にとどまり、同じく営業自粛を求められた飲食店などのそれとは歴然の差だ。

 

またGOTOすら感染拡大に伴い停止された。国策として用意された無利子融資以外には、直接的支援は無く、「営業はできぬが借金だけ増やして頑張れ」というのは、あまりにも投げっぱなしジャーマンが過ぎる(´・ω・`)

 

もちろん、観光船業者達もクラウドファンディングを含めた資金調達を検討した先もある。

 

だが、サービス提供型のこうした業界にとって、クラウドファンディングは諸刃の刃となる。特典とする無料乗船券は、殆どがハイシーズンの連休などに集中して行使されてしまうため、乗員数が限られる観光船に於いては、かきいれどきの収益圧迫要因となってしまう。

実質の借り入れと同じ意味合いになってしまうのだ。

 

このため、クラウドファンディングに参加した企業は一部に留まった。

 

直前に新造船の導入を行った業者もおり、羅臼観光船業者にとっては、まさに苦難の年が連続している。

 

そんな状況を憂いたのか、2021年のシャチたちは羅臼に集結していた。

(`・ω・´)

 

 

※紳士がスマホで撮影。声は紳士じゃないよ(゚∀゚)ノ雰囲気を伝えるために音声もそのままアップ。

 

 

 

 

おへそを見せてジャンプするシャチ

 

そのお腹をぺしぺし叩いてみたい。ポンポン音がしそう。

(´・ω・`)

 

 

はて、何故にシャチはジャンプするのであろうか?

(´・ω・`)

 

何かこう盛り上がっているのか?いやっほぅとばかりにジャンプするシャチを見て、不思議に思う紳士である。

 

とにかく飛ぶ

(`・ω・´)

 

つるつるの巨体が船の間地かでジャンプする様は大迫力である。

 

のけぞるシャチ

(`・ω・´)

 

紳士も久しぶりに体重計に乗ると、こうした動作を行う事が多い。

 

 

 

シャチのジャンプ撮影は、モグラたたきによく似ている。

(´・ω・`)

 

いきなり海面からジャンプするため、ピントを合わせるのがなかなか難しい。

 

ただ、1度ジャンプすると2度、3度と繰り返す事が多いため、継続的にチェイスしていくことが大事である。

 

 

これだけ見ていると、「楽しいなかまたち」的な感覚になるのだが、実はシャチは獰猛な性格を持ち、「海の殺し屋」とも呼ばれる。

 

知能が発達しており、更に高度な社会性を有している。

 

 

 

上記ドキュメンタリーは、シャチの特性が驚くべき映像とともに紹介されている。

 

シャチ好きで未視聴であればぜひ見てみると良いだろう。

(`・ω・´)

 

 

ただ、人とシャチとの関係という事を考えると、決して「かっこいい」「かわいい」だけでは済まされない。

(´・ω・`)

 

精査は必要だと思われるが漁業被害なども報告されているのだ。

 

 

 

紳士が小学校低学年の頃に読んでいた、巨匠手塚治虫氏の代表作「ブラックジャック」の神作に「シャチの詩」という作品がある。

(`・ω・´)

 

号泣クラスの感動作ではあるのだが、当時から野生動物と人間の経済活動との軋轢というテーマが盛り込まれている鋭い視点が天才すぎると言えよう。

 

紳士もそうした記事が多いのは、幼少期に影響を受けた、こうした作品群によるものなのかもしれない。

(´・ω・`)

 

話を戻そう。昨年は「白いシャチ」の出現も話題を誘ったが、実はこの白いシャチには、ロシア語のような刻印がされていたと言う。

 

 

 

あまり報道されていない事だが、事実のようだ。

 

これが何を意味するのかはよく分からないが、少なくとも人間と何らかの関係があったと言わざるを得ないだろう。

(`・ω・´)

 

 

だが、自然に生きるシャチの姿は素晴らしい

(´・ω・`)

 

おかあさんと一緒に泳ぐシャチ。

 

 

動画は撮影に成功したシャチのスパイホップ動画である(`・ω・´)

 

にょきっとモグラ叩きのように浮かび上がるシャチ

 

さて、次なる紳士の目標はシャチのレインボー撮影である!!

(`・ω・´)

 

シャチが潮を吹く瞬間、時間帯によって僅かに虹がかかるという。それを見るのだ。

 

 

シャチのレインボー撮影は、昼間の運行では撮影できない。できる限り夕方に近い時間がお勧めだが、運行会社によって時間帯は様々であり、レインボー撮影だけに絞ると3便運航をしている「ゴジラ岩観光」に分があると言って良い。もっとも遅い時間の運行がお勧めだ。

(`・ω・´)

 

 

シャッター速度は遅めが良いようだ。

(´・ω・`)

 

紳士はよくわからず撮影していたため、濃い目に現像してなんとか虹らしきものが写るといった程度になってしまった。

 

 

だが、肉眼では確かに一瞬虹がかかるようには見える(゚∀゚)ノ

 

来年は、渡れるような、握れるような虹を撮影してみたいな。

 

 

いやはや、来年もまたきてね!!

(゚∀゚)ノ

 

 

■あとがき

さて、1か月半ぶりの更新です。皆の者あけましておめでとう(゚∀゚)ノ

毎年の事ですが、現在紳士はゲーム期間中に入っているため、カメラ活動はあまりしていませぬ~

会社の部下たちとGTAオンラインで毎日絶賛強盗中!!(`・ω・´)

たまに気が向いたらモフやモモンの撮影に行っているです

(゚∀゚)ノ

知床活動の写真が大量に余っているので、やる気になったら記事を書くですぞ(゚∀゚)ノ

現在は、すぐに書くかもしれないし、2か月後かもしれないというテキトーさが気に入っているです!!

次回はヒグマかシマフクロウのどっちか(゚∀゚)ノどっちがいい?

 

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