こんばんわ。雪ん娘です
今日は
海外のお話しをしたいと思います
私は20代の全てと30代の前半を
オーストラリアで過ごしました
過去形にするととても簡単な事のように
聞こえますが
それなりに努力して得た暮らしでした
始まりは
私の社会人としてのスタートが
旅行会社に就職してのツアーコンダクター
だったので
ワーキングホリデーという制度の情報を
一早く知れたというのもあったかもしれません
当時のワーキングホリデービザは
オーストラリアとニュージーランドと
カナダの３ヵ国しか選択はありませんでした
25才まで１生に１度しか取れないビザで
しかも１年間の滞在が許されるビザで
学校にも３ヶ月は行けるし
仕事も３ヶ月は出来るし
現地で語学を学び、収入を得て
そのお金でその国を周って
その国を知って下さいっていう
主旨のビザでした
１生に1度しか取れないビザなら
取らないと損だよね！？っていう
そんな簡単な理由で
海外に住んでみよう！って
最初はそんな気持ちでした
上にあげた３カ国の中では
私は大陸に行きたかったので
ニュージーランドは消去法で消えて
カナダかオーストラリアの２択でした
だけどなんとなく
オーストラリアに行く事になるんだろうなって
そんな予感はありました
18才で社会に出て
それから２年間日本国内の
北は北海道から南は沖縄までの
東京発着のツアーコンダクターという
仕事をやり
ツアコンにまつわる面白い話しも
あるんですが
それは少々置いておいてw
次は海外ツアコンにランクアップという
転機に
シドニーの現地ガイドをやりたいです！って
いう道を選択して
日本の会社は退職しました
その後10ヶ月、手続きや滞在費も
海外で困らないよう持っていかなければ
ならなかったので
ディズニーランドの当時のオフィシャル
ホテルで、朝の６時から夜の22時まで
宴会場でのアルバイトをしながら
必要な手続き、書類集め、語学の勉強
などであっという間に時間は過ぎました
そして
予定通り21才の年に
オーストラリアのシドニーに行きました
不安も勿論たくさんありましたが
本当に若かったのだと思います
怖いっていう気持ちは全くありませんでした
まぁ、いまでも
全く知らない土地で１から始めるっていう
選択をしたりしてますので
そんなには私の｢基本｣は
変わってないのかもしれません(笑)
｢海外に住みたい｣
簡単に言う人もなかにはいますが
日本人だから
日本で守られてるのです
守られてる実感も無い人が
日本にいてもいい事が無いからという
理由だけで
海外移住と簡単に口にする人が
私は大嫌いです
会社の辞令でというケースを除いて
｢海外移住｣を試みる方達が
どれだけの努力を継続してきたか
分かっていないんです
日本で何も出来ない、やらない人が
海外で何かを出来る訳がないのです
海外に住むということは
日本から逃げ出す事ではありません
逃げる目的なら日本国内で
法の隙間をくぐり様々な保証を受け
逃げ続ける事の方が
ずっと簡単なのです
シドニーに着いてからですが
日本からスーツケース１つで
シドニーに降り立って
何も持ってなかったので
最初は週払いの安いホテルを利用して
不動産を回り
フルファーニチャーのフラットを借りました
そして学校も探して
日本人が出来るだけ居ない学校に
行くことにしました
１年という滞在を許可されてるだけの
ビザですので
その１年間、日本人とつるんでいたら
私の世界は日本国のシドニー生活に
なってしまうと思ったからです
勿論、寂しくなかった訳ではないし
言葉の壁もとても大きくて
ホームシックにならなかったと言えば
嘘ですが
私は自分で決めた事だから
どうしてもやりとげたかった
なので私は
私がやってきた事だから出来るだろうと
私をつかまえ
私に簡単に便乗する種類の人間が大嫌いです
やっと言えました(笑)
たった１年のワーキングホリデービザの
始まりでしたが
結局、12年も暮らしてしまったのですから
そこからビザを取る苦労は
本当にしんどかったです
何より
私の最も苦手とする
自己主張をしなければいけなかったからです
長くなりましたので
その辺のお話しはまた次回に続くにしますw
過ぎ去ってみて思う事は
私のその12年間で経験した事は
今でも役にたってくれているって事です
全てに言える事だと思いますが
人生もコツコツとした事の積み重ねが
大切になるので
｢継続｣する事が大事だと思います
｢継続｣をプラスに変える為には
自分を取り巻く環境
そして
前向きで正しい心
その２つは
必要な事であると
今の私は思っています
それでは今日は
この辺で。
