経験はプライスレス

こんにちわ。雪ん娘です。リニューアルです!日々色んな事がありますが経験はお金のかからない財産だと思います。だって経験は自分だけの物です。それを生かすも殺すも自分次第。そんな私の日々のつぶやきです。

遠い記憶

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こんばんわ。雪ん娘です







今日は不思議なお話し。







私は過去記事でも触れてますが
ある一時期の記憶が全くありませんでした






そしてある日突然「思い出した」んですが





どうしても腑に落ちない事があって……





その話しを書いてみたいと思います






「記憶がない」って言うのは
突然「私は誰?ここはどこ?」っていう
記憶のなくなり方ではなかったので





私は自分に記憶がない事も
気付いていませんでした






普段の何気ない会話の中で
気付かされたんですが
その記憶のない部分は
特定の数年間及び
その前の特定の大きな出来事でした





病院でその事を主治医に話しても
「特に思い出す必要もないでしょう」
という事でしたので治療はせず放置状態で
私も一生思い出す事はないんだろうな位で。




その事自体にとても悩んだり苦しんだりは
全くありませんでした




問題は





「忘れた」事ではなくて。
「思い出した」事なんです






今考えても不思議なんですが
私はあの時
確かに
普通ではありませんでした





心なんて無いと思っていた私の
感情がとても大きく揺れて
普段の自分なら
「絶対にしないような事」を
したんですね





確かに
心が動くのを感じたんですが
言葉では上手くは説明は出来ません。






そしてその直後。






物凄い量の情報が
頭の中に押し寄せてきて
本当に押し潰されそうになる位の
それは情報の津波でした





長い時間をかけてという訳ではなくて
それは一瞬に近い感覚で
とても長い映画みたいな物が
脳にダウンロードされるというような
感じでした





勿論そういう経験は初めての事でしたので
呆然とするというよりは
何が起こっているのかすぐには
把握も出来ない状態で





涙は溢れてくるし
頭はいっぱいだし
苦しくて、切なくて、愛しくて
「生きていけないかもしれない」と
正直思いました





そうなんです





しんどくて多分私は忘れたんでしょう
きっと、自分を守る為に忘れたんだと
思います





だから思い出した時に苦しいのは分かる




でも





切ないとか愛しいとか
それはどこから来たんでしょう?





その答えは





思い出した記憶の中には
あきらかに
今世でない記憶がついてきていました





おまけでくっついてきた割には
なんだかとっても大きな情報量で
私が「知っている訳がない」という
行ったことも見たこともない
外国の景色であったり時代であったり
社会情勢であったり。





その出来事の1つ1つを私は
「自分の主観」で
はっきり理解出来てしまったのです






そして
その長い長いストーリーには
同じ人物とのストーリーが幾度も
繰り返されていました





気持ち悪くないですか?





本当にそれは
「過去世」の記憶なんでしょうか?
確かめるすべは全く無いのです。





空想の産物で無い事だけは確かなんです





だって
空想をしている隙間も無い位の
短い時間の中での情報の津波状態だったので
そんな暇も気力も余力も
無かった事は
私が1番知っているのです





そして出来れば私は
もしそれが本当に過去世の記憶なのであれば
「思い出したくなかった……」と
今でも思っています





苦しくて
切なくて
愛しくて




そんなストーリーだからです





それだけではなくて
人は
生まれてから死ぬまで
そしてまた
生まれてから死ぬまで
繰り返し
繰り返し





全てが一本の線で繋がっていると
どこかで理解してしまったんです





そして私は
自分の力では変えられない
「確かなもの」がある事も
なんとなく理解出来てしまって………





「運命」だの「宿命」だの
そういう決して抗えないものは
あるんだろうなと思うようになりました





それは
「運命」とかに憧れるとかいう
夢を見るような物ではないし
めでたし、めでたしで
終わるような事でもないんですね





とても
「気持ちが悪い」物です






それが事実であったという
確証もなければ
自分自身証明しようがない物なんですから






どうしてですかね?
どうして私は
記憶を無くしてしまうような目に
あってしまったんでしょう?





そしてどうして
思い出してしまったんでしょう?
確証が持てない「おまけ」まで付けて。





腑にも落ちないし
信じるか信じないかと聞かれれば
「信じない」と答えるかもしれないですが





どこかで
今まで感じた事のないような
「幸福感」みたいな………違うな
なんだろう?
表面上の気持ちではなくて





もっとずっと深い深いところが
暖かいって思えるような
全てを受け入れて許して
降参したくなるような





そんな感覚を覚えてしまうのです






ちょっとその部分は
言葉では説明出来ません




ただ




人は
とてつもなく何か大きなものの前では
とても無力で小さなものだなぁと
思っています






それでは今日は




この辺で。