手術後3ヶ月血液検査の結果

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2023年1月23日。

副甲状腺の摘出手術を受けた2022年10月13日から約3ヶ月が経過。

外科と内分泌科の定期受診に行って来た。


血液検査の結果

Ca(血中カルシウム濃度)・・9.4(基準値 8.8~10.1)

PTH-インタクト値(副甲状腺ホルモン)・・31.0(基準値 10.0~65.0)

Alb(アルブミン)・・ 4.4(基準値 3.9g/dL以上)



アルブミンというのは主に肝臓で作られるタンパク質で、血液中のカルシウムの半分はこのアルブミンと結合しておりCa(血中カルシウム濃度)値を評価する時は、この Alb(アルブミン)も同時測定する。(体内のカルシウムの99%はリン酸Caの形で骨に存在し、残り1%が細胞や血液中に存在する)

結果はすべて基準値以内。

血液中のカルシウム値が以上に高かった手術前と比べ、異常のあった副甲状腺をひとつ取り除いたことでカルシウム値が正常に戻り、その状態を維持できている。

副甲状腺(通常4つある)を取り除くと、一時的に今度は血液中のカルシウム値が下がってしまうので、これまではカルシウム吸収を助けるビタミンDの錠剤「アルファカルシドール錠0.5μg」が外科から1日2錠処方されていたが、それももう必要ないとのことで、今回で終了となった。

1ヶ月後にもう一度検査し、異常がなければ外科での経過観察は終了とのことだ。

内分泌内科でも診察を受けたが、外科での経過観察が終わっても、こちらの診察は続けるとのこと。


3ヶ月経った傷跡の様子
《閲覧注意》傷口の画像があります。不快に思われる方はここから先は読まないで下さい。

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傷口の見た目はあまり変わらないように見える。

時折、何かの拍子でピリッとした痛みが走ることはあるが、その時だけで痛みが長引くことは無い。

普段は傷口に紫外線予防の意味も含めてサージカルテープを貼って生活している。

紫外線が傷口にあたると色素沈着を起こしやすく、シミになる恐れがあるからだ。

他に皮膚に引っ張る力がかかって傷口が太くなってしまうのを防ぐ意味もあるが、こちらは傷口の赤い部分が無くなるまでと説明されている。

3ヶ月経ち赤い部分は目立たなくなってきた。


2023年1月23日撮影
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今回の費用

外科での診察料(検査費含む)1,790円。

内分泌内科の診察料(検査費含む)1,310円。

合計 3,100円




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