おじいもう、この薬ケースは開けにくくてうんざりだ。蓋を開けたらまた蓋だよ！
そんなお爺の悩みを解消すべく薬ケースを探して比較検討しました。
実際に私たちが試したり調べたりした結果を基に、どの薬ケースがお年寄りにとって最も使いやすいかをお伝えしていきます。
記事の後半では、特におすすめの薬ケースをいくつかピックアップして紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
博士薬ケースは、開けやすさだけでなく、見やすいラベルや手に馴染む形状も重要なんじゃ
高齢者を悩ます薬ケースの使用上の難点
介護をしていると、日々の中でさまざまな小さな困難に直面しますよね。その一つが、お世話をしている高齢の家族が薬を正しく、安全に管理することです。
ここでは、特に高齢者が直面する薬ケースの問題点を3つ挙げ、それぞれをわかりやすく解説します。
開けにくさ
おじいこの蓋、硬すぎて開けられないよ…
関節が硬く、手の力が弱い高齢者にとって、開けにくい薬ケースは毎日の大きな障害となります。
開けようと思ったら、箱ごとひっくり返してしまい、全てがバラバラに…なんて事件も。
これを踏まえて、より開けやすい薬ケースを探すことが、日々のストレスを減らし薬の摂取を容易にする第一歩です。
視認性の低さ
おじい薬の文字、小さくて読めないなあ。
薬ケースのラベルが読みにくい、あるいは薬が見分けにくいことは、誤った薬の摂取につながる危険性をはらんでいます。
そのため、大きくはっきりとした文字と、色のコントラストを利用した薬ケースの選択が推奨されます。
使い勝手の悪さ
おじいこれ、どうやって使うんだい？
複雑で直感的でない薬ケースは、おじいにとって毎回の挑戦です。写真のように100円ショップでよく見かける１週間のケースは、認知機能が衰えた高齢者には難しいようです。
睡眠時間が不規則な高齢者の場合、今が朝なのか夜なのかを分かっていないケースもしばしば。また、薬ケースにたくさんの薬が並んでいることで、かえって飲み忘れや過剰摂取の原因になることもあります。
そのため、シンプルで使いやすいデザインの薬ケースを選ぶことが、おじいの日々を少しでも楽にする方法となります。
博士実は、こうした問題に対処するための薬ケースは数多く存在するんだ。大事なのは、使う人のニーズに合わせて選ぶことじゃよ。
ここまで、高齢者が薬ケースで直面する一般的な問題点を取り上げ、それぞれの解決策を探りました。
日々の介護の中で、これらのポイントを踏まえた薬ケース選びが、高齢者の生活をより良いものに変える一助となることでしょう。
高齢者にとっての理想的な薬ケースとは？
ここからは、インスタグラムの投稿から理想的な薬ケースを探していきます。
目が悪く、手が不自由で認知能力が低い方でも使いやすい薬ケースは、とりやすい構造で、薬の種類や量が多くなっても管理しやすいという条件が重要です。
こちらのお薬ケースはぱっと見でわかりやすいですね。
薬ケースの開けにくさを解消するためには、蓋が簡単に開けられる構造が必要。
関節の動きが制限されていたり、手の力が衰えている方でも、無理なく開閉できるボタンやレバーがあると便利ですね。
こちらのお薬ケースはワンプッシュで取り出せる！色別になっているのも嬉しい。
視認性の高いラベルは、色分けや大きな文字、明るい色の使用などで実現されます。
このかたの工夫は素晴らしいですね。これなら、取りやすいですし、文字が読みやすく摂取時間が一目でわかります。
また、薬の管理を容易にするためには、収納スペースが広く、分別しやすい構造が重要です。
さらに、薬の量や服用タイミングを管理するための機能が付いているとさらに便利です。
こちらのケースは1日分だから、間違えて飲みすぎる心配がありません。
博士実は、こうした条件を満たす薬ケースはたくさんあるんじゃ。大事なのは、使う人のニーズに合わせて選ぶことじゃよ。
博士の言葉通り、高齢者の日常生活をより快適にするために、最適な薬ケースを選ぶことが重要です。
高齢者の健康と生活の質を向上させるために、適切な薬ケースの選択は欠かせません。ここからは実際の薬ケースを見ていきましょう。
開けやすい薬ケース
この薬ケースは、ボタンを上から押すだけで開く仕組み。上から押すだけなので、指先を使わなくても開けれらます。色と大きな文字で曜日を示していてわかりやすいですね。１日に一回薬を飲む方向け。
ポチップ
こちらは同じシリーズで、１日２回お薬を飲む方向け。
ポチップ
おじいこれならリウマチの僕にも開けられそう！
視認性が高い薬ケース
次はぱっと見でわかりやすい薬ケースを紹介します。
曜日によって飲む種類や量が違ったり、 朝昼夕で違ったり… 。そんな大変な手間や負担を減らせる、使い勝手の 良いお薬ケース。
ポチップ
こちらは１日に４回、寝る前にも服薬する方向け。 1回に飲む数も形状も違う大量のお薬を、 難なく仕分けられる大きさと形で、出し入れも簡単。
ポチップ
朝・昼・夕・寝る前、それぞれの入れ物が繋がって おらず、個々に取り出せるから非常に便利です。
使い勝手が良い薬ケース
お年寄りから根強い人気の壁掛けタイプ。こちらはAmazonで一ヶ月で200点以上売れている人気の薬ケースです。
頓服薬や軟膏、目薬など、症状が出た時だけ使うお薬が一緒に収納できます。 おくすり手帳や診察カードなどの通院グッズ、体温計や筆記用具なども、毎日服用するお薬と同じ場所で管理できるのが嬉しいですね。
外出が多い方に向けて、持ち運びに便利なタイプもご紹介します。こちらは、内ケースは親指だけで開け閉めでき、関節炎やお年寄りに優しいデザインです。
デイサービスや通院で外出が多い方にも嬉しいですね。これがあれば旅行にも行かれそう！？
番外編：薬関係の便利グッツ
ここからは実際に我が家で使っていて、とっても助けられている便利グッツを紹介します。
薬をシートから簡単に取り出せるグッツ
手が不自由な高齢者にとって、薬をシートから取り出すのも大変なことですよね。この「トリダス」はホチキスの要領で駆使りをシートから簡単に取り出すことができます。
こちらも。
おじい指先じゃなくて手のひらの力で薬が出せるから、これが来てからは薬が自分で飲めるようになったんじゃ〜
薬を半分に割るグッツ
お薬や大きめのサプリメントを半分に割りたいときに便利なのがこちらの商品。Amazonで月に3000個も売れる人気の品。薬局では売っていないんです。
まとめ
今回は、高齢者が使いやすい薬ケースを深掘ってみました。
適切な薬ケースを選ぶことは、思いがけず日常生活に大きな変化をもたらし、毎日をより快適にすることができます。
この記事を通じて、高齢者やその介護者の方々に少しでもお役立ちできれば幸いです。