・・・我が子なり」とでも言えばよいのであろうか？ ウクライナ戦争も2年を経過して、さしもの軍事強国ロシアも武器弾薬が不足するようになってきた。それを助けんとてか北朝鮮やイランから武器の供与が行われているという。そんな中で、北朝鮮製と思われる弾道ミサイルなどがウクライナ領内にしばしば撃ち込まれているという。
そういう焼け焦げたミサイルの破片を分解してみるとその中に「Made in Japan 」と刻印されたパーツや組部品等が出てくるという。報道（朝日新聞5月5日）によれば、その含まれる点数の比率は全体の3.1％程度で国別ではアメリカを断トツ1位として日本は第4位になるのだそうである。しかし、侮れないのは蛇（へび）が蛇（じゃ）になったとは思わないが、国別に見れば全体の90％がウクライナを支援する西側各国であるともいう。
つまり、各国が北朝鮮に直接輸出・販売しているとは思えないが、蛇が蛇に通じる道を通ってピョンヤンに届けられたとは思えないし、思いたくもないが、残念ながら結果的にウクライナが受ける惨劇に加担していることは間違いない。
なににせよ、廻り回って日本製やEU製のパーツや製品がウクライナの民を殺傷するのに使われていると聞けば、あの戦後の不戦の誓いの有効期間が追ってきたのではないかと空しい気持ちにさいなまれざるを得ない今日この頃である、のだが・・・・。
