賃貸不動産屋の秘密 その2 | リーマン宅建士のひとりごと⭐️

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私、ついに宅建業の免許がおりまして晴れて不動産屋になりました(笑)パチパチウインク

 

さて、私の事は後日アップするとして、今日は賃貸系の不動産屋の秘密その2でもあげていきます。

 

それでは…。

 

みなさん、賃貸を借りる際に仲介料無料と謳っている不動産屋みたことありませんか?

 

 

基本の不動産屋のシステムは、大家さんや管理会社からアパート・マンションの物件をあずかり、お客様を見つけて物件を決めて、お客様から仲介手数料をいただき成り立っています。※賃貸の仲介手数料の上限は家賃一か月分ですウインク

 

 

なので、仲介手数料を無料にすると不動産屋の利益がなくなると思いますよね?

 

 

でも違うんです。

賃貸系の不動産業界には独特のシステムが存在していて、ADと名の付く、いわゆる広告料というものが存在しているんですびっくり

※宅建業法では仲介手数料の上限は家賃一か月分と決められていますが、広告料には規制が掛からないのです。

 

 

このADを大家さんから不動産屋がもらうことにより、不動産屋は仲介手数料無料とうたっても成り立つのです。

 

ADは物件により金額がさまざまで、だいたい家賃1か月分から家賃3か月分っていう物件が多いと思いますびっくり

例えば家賃5万円のアパートでAD3か月の物件ならば、仲介手数料5万+AD15万で合計20万も不動産屋に入るのです。

 

ただし、新築や立地環境の良い物件は自然と入居者も決まるので、広告料が出るところは少ないですし、ADがでるところは短期での解約に違約金が発生するところがほとんどです。短期で入居者に出ていかれると大家さんも儲かりませんからね。

 

大家さんとしては広告料を家賃一ヵ月分や三か月分を払ってでも、早く入居していただいた方が、家賃収入がはいるのでお得ですからね。

 

 

ちなみに、ほとんどの不動産営業マンは毎月売り上げのノルマを会社から課せられています。

なので必然的に、ADが出る物件をお客様に進めたくなりますし、力もはいります。

中にはADがでる物件しかお客様にすすめない営業マンなんかもいます。

 

 

そんなカラクリがあり、仲介手数料無料とうたっても成り立つんです。はい。

 

 

今日はそんなADのお話でした。

 

 


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