イギリス妊婦→育児生活

初妊娠、イングランド北西部在住。イギリス人のリスと日本人のポンの妊婦生活日記です。予定日まであと100日のところで、皆さんはお腹に指輪を乗せたおしゃれな写真を上げているなか、そんなことが流行っているとも知らず私はブログを始めました。2月6日に無事第一子を出産し、イギリスにて子育てに奔走中。

038: イギリスのバスの乗り方(体験談と注意点)UK妊婦生活 予定日まであと63日

私は通勤にバスを使っております。

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今回は普通のバスの乗り方と合わせて、日本で経験しなかったイギリスでの体験談を書きたいと思います。みなさんもイギリスに来た際にはそんな場面に遭遇するかもしれないので、驚かずに済むように。
 

バスの乗り方

乗り方の基本
GoogleMapやインターネットで時刻を確認し、その時間に目的のバス停に行きバスに乗る。基本的にはどこの国でも同じかと思います。
乗り方の注意点
  • 時刻表が異なる
GoogleMapのバスの時刻表、バス会社のWebsiteの時刻表、バス停に貼られている時刻表が全て異なる場合あるので、何が真実なのかは、よく見極めましょう。たいていの場合、バス会社のWebsiteの最新版の時刻表が正しいと思います。
 
  • バスが乗客を無視する
イギリスのバスは、バス停にただ立っているだけだと、乗る意思がないとみられ、バスは目の前を通り過ぎます。乗りたい場合は、そのバスに向かって乗りたい意思を(手を出して)主張しましょう。
 

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  • バスが定刻より早く出発 
バスが、渋滞などで遅れることは多々どこの国でもある話だと思います。それならいいのですが、最近はロックダウンのせいもあり、道が空いていて、結構すいすいバスは進みます。そのため、バスは5分くらいなら平気で早くても通り過ぎます。
 
日本(東京)のように1つ1つのバス停で定刻まで時間調整はあまりしません。おそらく場所によっては停まっていると、邪魔だからかなと思います。
 
バスが頻繁に来るような路線ならいいのですが、私のように1時間に1本しかないバスに乗る場合は定刻にバス停について、気がついたらそのバスはもう行ってしまっているなんてことはザラにあります。その場合、1時間待たなければいけないので、寒いし、妊婦だし待っているだけで、疲れてしまいますなので、バス停で待つのはギリギリではなく、最低5分前にはバス停に着いて待っていたほうがいいと思います。
 

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ロックダウン中はすいすい進んでしまうので、途中のバス停で10分くらい止まって、時間調整してわざと遅れたりもしています。ほとんどの運転手はゆっくり安全運転。乗客が座ってから出発する感じですが運転手によっては、あえて待ち時間を作るために結構とばす方も極たまーーにいます。その待ちの時間に「今から10分停まるけどOK?」と確認取る運転手もいます。その10分間、運転手によっては、ゆったりタバコを吸ったり、友達と電話している人も。この10分遅れで乗り継ぎの予定だった電車に遅れたりすることもあるので要注意です。(Googleマップでは乗り継げるはずだったのに。。電車も45分待ちなんてことも、私はありました。)そんなときは、「電車に乗り遅れるから、急いでー!」とうったえれば急いでくれるかも。
 

バスのチケットの支払い

支払いの基本
私が利用しているバス会社は、前から乗って前から降りるタイプ(出入口が1つしかありません。)チケットの支払い方法は何通りかあります。
 
  • 乗ったときに、片道か往復か、どこまで行きたいかを運転手に告げて買う(現金もコンタクトレスのカードも使えます。)
  • 前もってネットで買ったチケットを見せる/スキャンする
  • イカのように前払いしたカードをスキャンする。
  • バス会社のアプリをダウンロードして前もって購入したチケットをスマホに表示して画面を見せる。(充電や電波がないとNG)Lockdown後、Appチケットがタッチレスになって、スマホの画面をスキャンするのではなく、運転手に見せるようになりました。
 チケットの注意点
  • 運転手が切符の種類を把握してない。
私は職場の割引も少し使えてお得なので、バス会社のアプリをいつも使っています。いつも通勤に使っているので、1か月定期券タイプや、1週間定期券タイプ、あるいは1か月のうちに5回使えるというちょっとフレキシブルなタイプのチケットをよく購入しています。(在宅が多い時もあったり、毎日行くような月もあったりするのでそれに合わせて変えております。)
 

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よく使われるような、1週間、1か月定期券のようなタイプはいつも問題なく乗車できるのですが、バス会社が新しく出したようなフレキシブルタイプのチケットを画面に出して、いつものように運転手に見せたところ、「こんなチケットは見たことない。」といわれたことが1回だけですがあります。「お宅の会社のアプリの画面で、フレキシブルチケットですよ。」と言ってもわかってもらえず。いつもは「聞いたことがないし、見たこともない、いつもはもっと違う画面だ」と言われ、もう一回支払えと言わんばかり。「違うタイプのチケットだから画面が違うんですよー。」と言ってもすごく疑われたので、「じゃ本社にでも電話して聞いてみますか?」といったところ、もちろんそんな時間はないようで、「しょうがないから、今日はOK」みたいな感じでなんだか見逃してもらったように扱われることがありました。いや、前もってちゃんと買っていますから!しかもバスに乗ったらそのチケットの広告が車内にあるし。
 
車内に入ると、みんなあの人、詐欺でもしたのかしらという目で見られる。。。アジア人少ない地域だし、悪い印象与えたくないんですけど。バス会社社員教育しっかりしてくれと切に願うばかり。
 

降車

降車の基本
自分の降車バス停の近くに来たら、ボタンを押して降りる。(日本と同じ)
 
降車の注意点
田舎のバスだからというのもあるが、行き先が表示もされないし、車内放送もない。なので、どこを走っているかは、GoogleMapの位置情報で調べながら、そわそわして乗ることになる。特に夜は田舎道はただただ暗いので、どこにいるかわからないので、GoogleMap重要。もし旅行でスマホのデータなどが使えない場合は、乗車の際に、運転手に「○○バス停で降りたいからそこについたら教えてください。」と懇願する。それでも25%くらいの確率で運転手は忘れて乗り過ごすことがある。のでやはり、田舎のバスに乗る場合はスマホが使えると吉。
 
大体の降車バス停の到着時間がわかるのであれば、スマホのアラーム機能を使って用心しておく。
 

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2階建てバスの2階

 利点と欠点
2階席は見晴らしもよく、どこを走っているのかよく見えるのでとても楽しい。
でも、田舎道を走ると思いっきり2階席の窓が頻繁に木にぶつかるので、急にガシャガシャと轟音をたてるので、心臓によくない。また2階席は1階席よりも揺れます。なので、心臓が弱い方、揺れに弱い方、妊婦にはおすすめしません。
 
 

その他 めったに起こらないと思うけど注意する点

運転手が道を迷う
帰りの夕方のバスでここ2か月の間に4回ほど遭遇したのが「道を知らない運転手」前にもTwitterかブログで書きましたが、よくこんなにスタッフがいるなってほど、同じ路線、同じ時間に毎日乗っていても、毎回運転手が違います。どうやって訓練をしているのかはわかりませんが、運転手によってはその路線の道を知らない人もいて、乗客に「この先、左かな右かな?」と道を訪ねる運転手もいます。
 
大体の乗客が毎日通勤に使っているような常連なので、それもなれています。「〇〇の道を左に曲がってその後〇〇が見えたら右」だとか、教えてあげています。なんか助け合いですね。
 
運転手は地図のようなものは持っておらず、バス停の名前と時間が書いてある表しか持っていないので、暗くなると、運転したことがあっても、わからなくなってしまうのかもしれませんね。それか初めて運転するルートなのかも?
 

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アプリの嘘
今の会社のアプリで行き先が嘘をついていることがあります。行き先がA駅となっているのに本当はB駅だったりします。私の路線はいつも嘘の行き先が表示されるので混乱しました。でも、バスの電光掲示板はちゃんとB駅となっているので確認はできます。なのでアプリの行き先は間違え何だなとただ覚えるようにしました。
それを見て乗ってしまった乗客が、いつになったらA駅につくんだと、怒っているのを見かけたことがあります。運転手はB駅に向かっているからA駅にはいきませんと説明。。。紛らわしいから直してほしいけど。そのようなこともあるので気を付けてください。
 

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まとめ

都会のバスはたいてい、車内で、次のバス停を表示したり、車内放送もあるのでそれほど日本の都会と変わらないと思うのですが、田舎のバスはちょっとしたコツが必要なときが多いです。電車よりちょっと難しいこともあると思いますが、いろいろな街を眺めることができるのでバスの旅も悪いものではありません。1日乗り放題券とかだとお得にその街を回れたりもしますので。よく調べてチャレンジして見て下さい。
 
本日もここまで読んでくださりありがとうございました。
 
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