ドライブの帰りにどこかの街で撮影練習をしていました（笑）

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⇒奥多摩湖ドライブ♪　～撮影練習～

暗い場所で撮影した写真って ガサついていることがよくありませんか？ノイズが多かったり、ブレていたりと暗い場所での撮影はちょっとしたテクニックがいるものと思います。今回はそこについてまとめてみたいと思います♪

手持ちの場合と三脚を使う場合で気にするポイントが全く違ったので、それぞれでまとめていきます。
撮影場所はトンネル！



～手持ち撮影の場合～
暗くても綺麗に撮りたい時の 一つの答えは「F値を小さくして かつシャッタースピードを短くして撮影すれば良い」ということになります。（光の強さを電気的に増幅させるISOに頼ります。）

手振れしないシャッタースピード（SS）の目安として「1／焦点距離　秒」と言われていますので、それより遅くならないように撮影していきます。もちろん動いているモノを撮影する場合はそれより速くした方が良いと思います。

カメラの設定は ISOとSSをオートにし、F値を振って試し撮りしていきます。ここでは見やすくするために黄色枠（下の写真）で示した部分を拡大してノイズ感を見ていきましょう。


F1.8～F11、ISO1600～ISO40000まで変化した様子を並べてみます。
↓F1.8、ISO1600、SS 1/60


↓F2.8、ISO4000、SS 1/60


↓F4、ISO8000、SS 1/60

ちょっとノイズが気になり始めました。

↓F8、ISO32000、SS 1/60

更にノイジーになります。F値を上げたので光条（光がギザギザに写ること）も表れ始めました。

↓F11、ISO40000、SS 1/40

これはもうガサガサですね。ある意味 古いトンネルを撮るときなんかは わざとISOを上げてガサガサにすることで雰囲気を出すのも良さそうです♪　今回は撮り忘れましたが、光条を入れずにノイズ感を出したい場合は、F値を下げてISOを上げて撮れば良さそうです。SSは自動で短くなるはずなので、動いている被写体でもブレずに撮れるかもしれません？！

それぞれの写真を見比べていると、ISO4000くらいまでは ノイズが気にならなそうです。更に拡大する場合はもう少し下げたいですが。なので、ISO4000以下でSSは1／焦点距離 以下となるようなF値を調整すれば、手持ちで綺麗に撮ることができるということが分かりました！


～三脚を使った撮影の場合～
次に三脚撮影の場合についてですが、三脚を使うときは基本的にノイズを気にすることはなくなると思います。なぜなら、シャッタースピード（SS）を遅くしてISO感度を下げてもブレないからです。

先ほどのF11、ISO40000で撮った写真に対して、F値はそのままでISOを1600まで下げるとどうなるでしょう？
こうなります。
↓F11、ISO1600、SS 3/5（0.6秒）

かなり滑らかになったと思います♪
シャッタースピードは1/40秒から3/5秒に伸びているので、三脚があった方が良さそうです。レンズの手振れ補正が優れていれば手持ち撮影でもいけるかも知れませんが。

全体を見るとこう！
↓F11、ISO1600、SS 3/5


F1.8の写真はこれ
↓F1.8、ISO1600、SS 1/60

ですから、同じくらい滑らかです。ライトに光条が見られるか見られないかという違いになっています。ややボケ感も違うかな？


更にISOを下げて撮影する場合、シャッタースピードは更に遅くなります。
例えば、下の写真のようにISO50とISO200の画像を見てみましょう。

画質的な差は無いですが、SSが20秒と5秒で 4倍違います。暗い場所で何枚も撮影したい時は 最小ISOにこだわらずに多少上げて撮影しても良さそうです。（ISO1600くらいまでなら、超拡大しても画質が変わらないんじゃないかな？！）ISOを4倍にすると SSは1/4になるので、同じ時間でより多くの写真を撮影することができます。色々な構図で撮影することで撮り漏らしを無くしたいところです♪


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以上、暗い場所で綺麗に写真を撮るときのポイントでした。

＜手持ち撮影の場合＞
ISO4000以下かつSSが1／焦点距離 以下になるようにF値を下げる。
わざとISOを上げて古さを強調するのもよし！

＜三脚撮影の場合＞
画質が落ちないレベルでISOを上げて SSを短くし、より多くの写真を撮る。
せっかく三脚を使うのでISO1600以下には抑えたいですね。


今回はここまで！
今後ともよろしく・・・ね！

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