このお話の前編①

お仲間さんにプールからあげてもらって
幸いに体の硬直が上半身だけだったので
プールサイドのイスまで移動して
座ってからは
発作との戦い
体が動かない
脳内は痺れる
呼吸は苦しい
怖い、怖い、とにかく怖い
でもどうにもできない
自分で深呼吸をして
落ち着かせようとしても…
イワシ先生も
スイミングのお仲間さんたちの泳ぎを見ながら
「ゆっくり呼吸してください~」
って愛ボーにまで気を使ってくれ
いつもなら
このくらいで良くなってくるのに
なかなか治らない
だんだん
こんな愛ボー
自分のことが赦せなくなってきて
脳内は
いい加減にしなよ
こんなに周りに迷惑かけて
そんなふうに
責めちゃってさぁ~
涙がホロホロ出てきちゃった
でもでも
症状は治まらなくて…
監視員さんに
見えないところに連れていってもらった
だけど
スイミングスクールに来てるのに
泳がない愛ボーが赦せなくて
相変わらず責めまくる愛ボーの脳内
ボコンボコンに殴られたように
脳内が責めまくってしまって
立ち直れなくなっちゃった
過換気症候群と1時間半くらい戦いました
が…
ホントに今回は長かったし
酷かった
オットーが迎えに来てくれた頃には
落ち着いてたけれど
クジラ先生やイワシ先生
プールの人たちを困らせちゃうし
お仲間さんたちを心配させちゃうし
なんて
嫌な日だったんだろう
水泳してから
周りの人たちが
気持ちが安定してきたね
気持ちの切り替えが早くなったね
って言ってくれるようになったけど
まだまだ酷いもんだぁ~
愛ボー
本当に自分にガッカリだったんだよ