ヨーロッパ全体で滅茶苦茶な大量移民政策への反発が強まり、どんどん保守化・排外化
→各国で民族主義的・保守的な政党が伸びる
→あれほど美徳シグナリング大好きなスウェーデンにすら、2022年だったかに移民政策引き締めを掲げた中道保守政権が誕生。下の記事はこの揺り戻しを「ファシスト」呼ばわりしての攻撃を試みたものですが、逆にボロカスに批判・嘲笑されています。
大量移民の批判者にかつてベッタベタ貼られていた、このような「ナチ、レイシスト、ファシスト、極右」といった言論統制用のレッテルはもはや効力を失い、これらを恐れて沈黙していた人々も声を上げるようになってきています。なぜなら実際それくらいひどいから。
南欧や東欧からの移民も無問題ではないのですが、特に中東・アフリカ・西アジアのイスラム圏からの大量移民・難民受け入れが欧州に与えた深刻な悪影響については、当ブログでも「移民」タグで度々取り上げています。例えば
- 現地人女性や子供への相次ぐ性加害(参照① ②)。欧州の「レイプ危機」等の過去記事あり。イスラムは文字通りに女性を男性の所有物視する思想であり、コーランでは、男性は「反抗的な」女性を打擲する権利があるとし(4:34)、またイスラムの価値観では、全身を覆わない非ムスリムの女性は売女である(②の元ムスリム女性ヒルシ=アリ氏はこの辺を特によく指摘・批判している)
→非ムスリムの不信心な肉便器どもに何しても、アッラーがゴーサインをお出しくださるという思考らしい。
この問題があまりにもひどいので、ムスリム移民の多い欧州諸国で彼らに性教育をする羽目になり、スウェーデンなどは大金かけて「金髪の女性と(レイプなしで)セックスする方法」を教えていると国際的に嘲笑されたが、保守系からは「国民の血税を投じ、外国人に自国民を根絶させようとするクソ政策」と猛批判。 - またお花畑界隈の人々の理想と裏腹に、彼らは往々にして自国文化の放棄を拒否し、上記のような忌むべき・極めて暴力的な女性・LGBT蔑視文化をそのまま持ち込んでくる(「イスラム」タグの過去記事参照)。当ブログで数回取り上げている強制的な女性器切除/FGMや名誉殺人もそうだし、例えば日本は髪を覆うスカーフ(ヒジャーブ)や、目以外を全身隠す真っ黒な衣装ニカーブやブルカを着けた女性を「多文化共生」とか言って普通に歩き回らせているが、あれも単に不気味なだけでなく胸糞悪い女性蔑視(それこそフェミニストの言う女性のモノ化)の象徴であり、欧州では禁止する国・地域・教育機関が増加。
なおオランダは同化政策の一環として、同国文化への親和度試験に落第する移民に罰金を科してきたが、これはちょっとジンケン侵害ではと批判があり廃止される可能性も。 - 現地人や現地文化・社会に敬意を持たず(むしろこれらを憎悪・軽蔑し)、同化を拒否する移民の2世3世による治安の急激な悪化;現地警察が立ち入りにくい移民街・スラムの形成
→持ち家を安く売り払い、住み慣れた町を逃げ出す現地人(white flight)。 - 対策だけでもとんでもないリソースを奪われるテロ問題。
最近の関連過去記事:オランダ、反移民派が大躍進 中道も移民・住宅問題で保守に流れる。他にも同国でナイフ犯罪が増えてる話とか上げてます。
わたしの家族親戚とか友達にも、社会的・経済的にはリベラル/プログレや左翼だけど、今のような(特にイスラムだがこれに限らない)移民受け入れに反対なので、PVVとかBBBあたりのポピュリスト保守に入れちゃったテヘペロって高学歴層が何人もいるし、積極的な移民受け入れ派ですら「今の移民政策は変えないとヤバい」とはっきり言うレベルにはヤバいです。
前者は別に矛盾しているわけではなく、経済左翼=大きな政府で、治安や国内労働者を守るため反移民派というのは普通にあり得る(また、非常に多くの支持を集め得る)し、イスラムと西洋的なリベラル思想や人権意識とは根本的に相容れません。あと住宅不足が人権問題レベルでヤバいがこれも移民に関連。
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メインストリームメディアがあんなに頑張って持ち上げたのに、
サッチャー級に嫌われるようになった例のおばあちゃん。
「ヨーロッパで共存共栄」が「アタシのヨーロッパ帝国」に修正されている。
なお欧州、少なくとも西欧では、思想に関係なく
選挙ポスターへのしょうもないイタズラがデフォ。過去記事あり。
この記事見て。ちょっと移民政策を引き締めようとしたら「スウェーデンがファシスト化したぁ!」だって
スウェーデン、スウェーデン人がスウェーデンで人種的少数者になる前に移民政策を軌道修正→バカ「文字通りのナチスだぁ」
誰が書いたのか知らないけど、5歳の時に何度も頭から床に叩きつけられたに違いない
真のファシストは、女性をモノ扱いし、異なる宗教的信条を持つ人々を「不信心者」呼ばわりする国々からの大量移民を許可し、奨励した連中ですよ。
民族的に均質な小国が移民を受け入れるのは容易ではないよ。移民のほとんどが同化しようとせず、しかも受け入れ国の生活保護などに寄生している場合にはなおさら。
グローバリズムを推進する連中は、移民犯罪や手榴弾[数年前までこれもスウェーデンで大問題だった]に怯えながら暮らす地域からはるか遠くの、安全な白人地域に住んでるから
スウェーデンから何がわかるかというと、サヨクが新自由主義的な緊縮政治に代わるものを提示できないがゆえに、人々が右翼ポピュリスト(「ファシスト」とレッテルを貼られる人々)に傾倒していくということだ。筆者の主張にはだいぶ無理があるが、スウェーデンには長い優生学の歴史があるのは事実だ。フィンランド人を下等人種とみなした「頭蓋骨測定」から、70年代後半まで続いた「人種衛生プログラム」まで。
この「人種衛生プログラム」はまごうことなき優生学だ。スウェーデン人は、精神障害者、「混血」、貧困層、「反社会的」な人々、そしてもちろん少数民族であるサーミやロマに強制的な不妊手術を行っていた。
このプログラムは社会民主党のプログラムだった。そして、この記事にはそのことがまったく書かれていない。
また、ソ連崩壊後、他の多くのヨーロッパの社会民主主義者と同じように、右傾化[小さな政府化=緊縮化]し、新自由主義的な緊縮政治を採用し始めたのも同じ社会民主主義者だ。
そして強制不妊手術プログラムが終了した後、大量の移民を受け入れ、数十年のうちにスウェーデンを白人国家からヨーロッパで最も「多様な」国にしたのも、同じ社会民主主義者だ。その理由は私にはわからないが、スウェーデンの優生思想的な人種的優越性の過去に対する羞恥心が関係しているのではないか。
アフリカや中東からの難民や移民を郊外にドサッと捨てたのも同じ社会民主主義者だ。犯罪は増加し、ギャングが結成され、スウェーデンの主要メディアや政治家はこれらすべてを無視した。5年前ですら、犯罪やレイプを指摘すれば「レイシスト」呼ばわりされたものだ。一時は手榴弾の爆発や銃乱射事件が多発し、ヨーロッパどころかアフガニスタンのような国になり果てた。
スウェーデンは目を覚まさねばならない、このままではいけないと、変革の道を提示しているのがスウェーデン民主党だ。これが民主主義であり、その本来の姿なのだ。いくら大袈裟な主張をし、「ファシストだぁ」と叫んでも無駄だ。スウェーデンが右傾化したのは、左翼が経済問題にも大量移民から生じた問題にも、実行可能な解決策を提示できなかったからだという事実は変わらない。
- ドイツにも同じ問題があるよ。多分度合いが違うだけ。AfDがめちゃくちゃなのでまだ与党になれていないけど、安定した、求心力のある指導者を据えれば話は全く別だと思う
- 優生学は当時、「進歩的な」考えとされていたんだよ。
> カールスタード大学が資金提供する文化研究グループ(KuFo)のメンバー。フォルテが資金提供するスウェーデン批判的人種・白人性研究ネットワーク及びスウェーデン研究評議会が資金提供する研究プロジェクト「スウェーデンを人種化する:新しいスウェーデン人の物語的構成」の元責任者
- ああ、よくある似非科学の学位ね
そんなんだからどんどん支持が減るんだよ。思想の異なる人々をひたすら貶めて、自分が勝てなければ「民主主義は終わりだ!」だもの
- でも実際スウェーデン民主党[中道保守の現与党を支えている同国最大の保守政党]がファシストと呼ばれているのは、同党がファシスト思想のイデオロギーを借用していること、ナチズムにルーツがあること、党員がそうしたイデオロギーに関連する言動を繰り返しているためだよ。
最近のジャーナリストってほんとお笑いだよね。サヨクじゃないものは全部自動的に「ファシスト! 極右!」だもんね。