最近、長女(6歳)がなぞなぞに

はまっている。

 

 

 

しかも、実に意地悪ななぞなぞに。

 

 

 

例えば、これ。

 

 

 

「童話・浦島太郎に登場する

おじいさんの名前はなーんだ?」

 

 

 

みなさんは、この答えが

お分かりになるだろうか。

 

 

 

そう、その答えは何を隠そう、

浦島太郎である。笑

 

 

 

浦島太郎はいくら年を取っても、

浦島太郎なのだ。

 

 

似てしまった。

 

 

 

きっと、父親の遺伝子を

継いだばっかりに、

こんな屁理屈が大好きな

娘に育ってしまったのだ。

 

 

 

先に言っておく。

 

 

 

すまない、娘よ。

 

 

 

 

その屁理屈は、生きていく上で、

なんの役にも立たない。笑

 

 

 

いやそれどころか、

社会に貼られるレッテルは、

「めんどくさい奴」だ。

 

 

 

 

どうかこれ以上、屁理屈な遺伝子が

顔を出しませんように

 

 

 

 

そう祈っていると、彼女はさらに

こんな問題を出題してきた。

 

 

 

 

「花束を2束と3束、

買って帰りました。

合わせて

何束になるでしょうか」

 

 

 

そんなの5束に決まってる。

 

 

 

そして、もちろん自信満々にそう答えた。

 

 

 

 

しかし返ってきたのは、

こんな答えだった。

 

 

 

 

 

「ぶっぶーーー。

2束と3束は、

ひとつに合わせると

ひと束でしたー!」

 

 

 

もうその答えを言う時の、

憎たらしい答えと言ったらである。笑

 

 

 

 

 

はあ、どうやら遺伝子の暴走は

止められないそうにない。

 

 

 

 

ところでそんな彼女は、この日、

最後にこんななぞなぞを僕へと投げかけた。

 

 

 

 

「動物が必ず持っている

宝ものって、なーんだ?」

 

 

ふん、どーせ意地悪問題なんだろ?

 

 

 

そこで、屁理屈を産んだ、

この世界に誇る屁理屈男が、

ありとあらゆる屁理屈目線で

このなぞなぞに挑むことにした。

 

 

 

 

「動物」はひらがなにすると、

「どうぶつ」。

 

 

 

もう、ここまで来ると、解けたも、

同然である。

 

 

 

 

なぜなら、「どうぶつ」には、

「ぶつどう(仏堂)」が隠れている!

 

 

 

 

それに「仏堂」っていかにも、

宝ものって感じ!

 

 

 

そこで、娘にこれみよがしに言ったのだ。

 

 

 

「まだまだだな、娘よ。

簡単すぎて屁が出るわ。

動物が必ず持っているの宝もの、

その答えは仏堂だ!」

 

 

 

すると娘は目を点にしながら、

言うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パパ、仏堂ってなに?」

 

 

 

その後、しばらくの沈黙が続いたことは

言うまでもない。笑

 

 

 

 

そんな沈黙を破ったのは娘だった。

 

 

 

「正解はね

 

 

 

結局、答えが分からなかった僕は、

ツバをごくりと飲み込んだ。

 

 

 

 

 

すると、娘は女神のような笑顔で、

こんなことを言ったのである。

 

 

 

 

「動物が必ず

持っている

宝もの、

それは、

命(いのち)

でしたー!」

 

 

 

 

 

僕たちは生きている限り、

ひとり残らず、

宝ものを持っている。

 

 

 

 

 

その宝ものの

名前は

「命」だ。

 

 

 

 

生きている、その状態こそが、

宝ものなのだ。

 

 

 

 

 

 

娘にとっては、意地悪問題だったのだろうけど、

不覚にも、感心というか、

「なるほどなあ」と府に落ちたなぞなぞであった。笑

 

 

 

 

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