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電車の中でこんな風景に出会った。

 

 

 

 

 

目の前に座っていたのは、

女子高生2人組。

 

 

 

 

夕方くらいだったから、

きっと学校の帰りなのだろう。

 

 

 

それなのに、

いかにも軽そうなバッグを持って(笑)、

何やら「最近のあれこれ」について話している。

 

 

 

このたわいもない会話に

目の前にこのおっさんは、

「青春やなあ」

と微笑ましい気持ちになる。

 

 

 

この社会は会話に

意味を求めすぎなのだ。

 

 



 

「それ何の役に立つの?」とか

「その会話の思惑は?」とか

そんなのどうだっていいじゃないか!

 

 

 

 

そう思う最近だから、

なおさらこの女子高生たちの

無目的な会話に

興味をそそられたのだろう。

 

 

 

 

だから、もしこのブログを

その女子高生たちが見ていたなら

はっきりと言いたい。

 

 

 

おじさんが

じろじろ見ていたのは、

決して、

下心ではないよ。

 

 

 

ただただ、君たちのその会話が

うらやましかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんな中、

1人の女子高生が

自身の軽そうなバッグを

ぱんぱん叩きながら、

「あーあ、

なんか良いことないかなー」

とぼやき始めた。

 

 

 

 

すると、もう1人も

軽そうなバッグを

ぱんぱんしながら、

「本当、本当。

まじ、良いことないかなー」

と、そっくりそのまま相槌を打った。

 

 

 

 

 

そして、2人同時に、

「ねー、なんか

良いことないかなー」

と、一寸の狂いもなく、

声をユニゾンさせかと思うと、

顔を見合わせ、

爆笑した

のである。笑

 

 

 

僕は思った。

 

 

 

 

おいおい、

君たちは今まさに、

「良いこと」

の目の前に

いるじゃないか!と。

 

 

 

 

 

つまり、「良いことないかなー」

とぼやくだけで、

誰かと笑い合えるその日々が、

僕からすると、とても「良いこと」に

思えたのだ。

 

 

 

 

同じように、つまらない毎日だとしても、

「つまらないねー」

と笑い合える人が近くにいるなら、

それはなんて充実した毎日!である。

 

 

 

 

 

たとえ、せっかく映画館で観た映画が

しょうもないとしても、

「しょうもない映画だったねー」と

笑いあえる相手が隣にいるなら、

その映画はたちまち名作に変わるし。

 

 

 

 

 

それに、とても寒い日であっても

「寒いねー」と言い合える相手がいるなら

いくらか心は暖かくなるのだ。

 

 

 

 

そう、この世界が

どんなに不幸だとしても、

大切な人が

そばにいてくれるなら、

それは状況としては、

なんてことない。

 

 

 

 

 

だから、大切なものは何なのか、

いつ何時でも絶対に見誤ってはいけない!

女子高生達を見て、そう強く思った。

 

 

 

 

 

 

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