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よく建築関係の

広告なんかで出てくる

「修復」と「修理」という言葉。

 

 

 

この2つ、言葉は似ているが、

実は意味が全然違う。

 

 

 

その違いを簡単に言うならば。

 

 

「修復」とは、

見た目も含めて

元通りに戻すことで、

要は復元する、ということ。

 

 

 

一方、「修理」とは、

機能を回復させ

再び使えるように

することである。

 

 

例えば、スマホが壊れたとして。

 

 

 

壊れた部品を新品に変え、

さらに言えば、

ボディや画面に傷がついていたら、

それも交換しようとするのが「修復」。

 

 

 

逆に壊れたところに手を加えて

また再びストレスなく

使えるようにするのが「修理」なのだ。

 

 

 

要は、病気になった人が、

悪いところを新たに移植するのが

「修復」であり、

手術して元々の体の機能を

回復させるのが

「修理」ということである。

 

もちろんこの例えはあんまり

褒められたものではないし、

人間を機械みたいに

言うのは気が引けるが。

 

 

 

 

さて、「修復」と「修理」の

明確な違いが見えてきたところで、

新たな話題へと移りたい。

 

 

 

 

それは「一度壊れた人間関係」

との向き合い方だ。

 

 

というのも、つい先日、

友人にこんな相談を受けた。

 

 

 

「彼女に振られたんだけど、

どうしたら元通りになれるかな?」

 

 

 

その時の自分の回答が

自分で言うのもなんだが

秀逸だなあと思い、

ひけらかしたいのである。笑

 

 

 

 

まずそもそもだが、

「一度壊れた人間関係」が

元通りになるなんて、

不可能だと、

僕は考えている。

 

 

 

人間には記憶があるからだ。

 

 

 

 

どうやったって、

「壊れた」という過去の記憶は付き纏い、

一見元通りなったように見えようが、

それは元通りとは言わない。

 

 

 

 

そう、要は関係性の「修復」は

不可能だということだ。

 

 

 

 

だから、「元通りになる」なんて考えは

そもそも捨てたほうが得策である。

 

 

 

そんなわけで「人間関係の修復」

なんて世間では言われるが、

これは不可能だ!というのが僕の考え。

 

 

 

 

じゃあ、どうすればって

ことなんだけど、

「壊れた人間関係」との

向き合い方は、

関係性の「修理」を

目指すことだ。

 

 

 

 

例えば、親友との関係性が壊れた場合。

 

 

 

「もう一度、親友に戻ろう!」と

するのはナンセンスで、大事なのは、

「もう一度、親友になろう!」と

することなのである。

 

 

 

 

要は、壊れたものを復元するんじゃなくて、

それも含めて、2人で

「新しい未来」を作っていく。

 

それが大事なのだ。

 

 

 

もちろんそれも簡単なことではないけど、

復元しようとするより、

よっぽど建設的である。

 

 

 

だって、僕たちの人間関係は、

スマホみたいに、新しい機械に交換すればいい

って話じゃないから。

 

 

 

ちなみに、そんなことを

彼女に振られた友人に話したら、

「そうか!修理を目指せば、

僕たちはあの頃のように、

元通りになれるんだね!」

とはしゃいでいた。

 

 

 

 

 

だから、もう少し彼には

補足説明が必要なようだ。笑

 

 

 

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