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「異性にモテたい」

 

 

その一心で、小学3年生の時に始めたサッカー。

 

 

しかし、最初こそ下心満載だったものの、

その楽しさに取り憑かれた僕。

 

 

 

結局、高校を卒業するまで、

真剣にサッカーに

取り組むことになったのであった。

 

 

さて、これはそんなサッカー少年が、

高校1年生の時に出くわしたエピソードである。

 

 

 

当時の僕は、レギュラーになれるかどうかの

当落線上で、もがいていた。

 

 

 

というか、ライバルたちがみんなうまくて、

すっかり自信を失っていた。

 

 

 

同じ練習をしているはずなのに、

この差はなんなの!と。

 

 

 

そして、そんな自分にも、

なんだかガッカリで、

張りのない毎日を送っていたのだった。

 

 

 

きっとその態度が練習にも出ていたのだろう。

 

 

 

僕はある日、

練習後に監督から呼び出しを喰らった。

 

 

「おい、岸田。どうした最近。

全然、楽しそうじゃないじゃん」

 

 

やはり、バレていた。

 

 

 

ちなみにこの監督は、

普段は僕のクラスの副担任であり、

さらにまだ二十代と若かったため、

なんでもフランクに話せる間柄だった。

 

 

 

「いや、だって、

なんだか

自分に自信がなくて」

 

 

 

こうして胸の内をはっきりと伝えた僕。

 

 

 

すると監督はそんな僕に言うのだった。

 

 

 

「自信なんて

なくていんだよ」

 

 

 

謎の答えだった。

 

 

だって、自信がないから

こうやってモヤモヤしているのだ。

 

 

しかし、監督は

「いいや、俺の意見は間違ってない」

と言わんばかりの目つきで、さらに続けた。

 

 

 

「人はさあ、自信がないから、

頑張れるんだよ。

自信なんてつけてしまったら、

そこで満足して、

練習なんてしなくていいやー

ってなるだろ?

だから、今の

岸田のままでいいんだよ」

 

 

 

なんかよく分からんけど、

その言葉でめちゃくちゃ僕は元気がでた。

 

 

 

確かに、自信たっぷりに自信を持っていたら、

人はそれ以上、「成長したい」とは思わない。

 

 

 

それに、「サッカーがうまい人間」なんて、

上を見ればどれだけだっている。

 

 

 

 

だから、もし自分に自信を

持てている人がいるとしたら、

それは「自信」ではなく「過信」だ。

 

 

 

監督も、僕の表情がすっかり晴れたことに

気づいたのだろう。

 

 

 

「今は、自信が

ないことに自信を持て!」

 

 

 

そう言って、帰っていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

そんな監督の後ろ姿を見て思った。

 

 

 

「監督、ジャージのお尻が破れてるよ…」

 

 

 

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