ママは元チーママのブログ

自らの体験をもとに中国のディープな情報を赤裸々に語っていきます

KTV嬢タイプ別攻略法

にーはお、深圳編は前回で一旦完結としましたが、今回、D子(前回の記事に登場したヒロイン、笑)という実際の事例に基づいて、私が何を考え、どのように行動して、D子の心に入り込んだか(他人の心なので実際はわかりませんが、笑)を記事として残しておきたいと思います。

以前の記事でKTV嬢に関する勝手な分析や見解は既に書いていますので、内容の重複があるかもですが、ご容赦ください。

まず、KTV嬢には大きく分けて3パターンいると考えています。

1.トップクラスのKTV嬢
これは日本のバブル時代とかに六本木のオネーサンが日経新聞を読み込んでいたり、客の特徴や客との会話を細々とメモして、客のニーズを的確に捉えて、対応するというようなプロを指します。中国ではここまでやる嬢はいないと思いますが、プロ意識を持って仕事に取り組んでいるという嬢です。

2.体を売る系、通称お餅系
これは説明の必要はないと思いますが、客と寝ることで稼ぐ系の嬢です。最近ではリスクも高くなっていますが、相場も上がっているため、身体を張って仕事に取り組んでいるという意味で、1とは異なりますが、プロだと思います。

3.その他適当系、笑
大部分の嬢がこれに相当します。後述しますが、宝もいれば、ゴミも多いです。

まず、結論から言ってしまうと、1と3に該当するKTV嬢はあまりオススメしません。

1の場合、まず、落ちません。
それこそ、キムタク(古いかw)張りのルックスで大金持ちなら別ですが、普通に行ったら、いくら時間と金を費やすかわかりません(笑
稀に過去トップKTV嬢でそのあと引退したが、客にチヤホヤされたい癖が抜けず、馴染み客がいるときだけ出勤するというKTV嬢もいますが、中々、选台に並ぶことはないため、出会うことは難しいかもしません。この引退系は過去の栄光というか成功体験が忘れらず、現役時代に比べて、攻略の難易度は高くないと思います。引退したと言っても30代中盤くらいなので、全然いけます(笑
私の仲のいい元KTV嬢(現在はエステ店経営)は、元EM8号店で一定期間トップに君臨していた子で、客から毎日チヤホヤされ、自分のために大枚を叩いてくれ、自分のために嫉妬してくれる、これが快感でたまらなかったと言っていました(笑
現在は社員を抱える老板娘なので、社員のため、中途半端にエステ経営を辞めるわけにはいかないが、守るもの(社員)がいなかったら、いつ戻ってもおかしくないとも言っていました。それだけKTVというのは、ある意味、麻薬のような仕事なんだと思います(怖

2の場合は、価値観にもよると思いますが、ヤレないからヤリたいという思いもあるはずなので、今回は議論の対象外とします(笑

となると、3の中からゴミを排除し、宝を掘り当てて、自分のものにしていくことになります。

宝かどうか(もちろんゴミかどうかも)は好みや状況によって人それぞれだと思いますので、自分が落としたいと思った相手を宝とします。

まず、一番大事なことは、こちらの出方や態度によって、相手はダイヤモンドにもキュービックジルコニアにも成り得るということです。
元来、悪い人間などいないはずで、人間は環境によって変化すると思っています。こちらが何かちょろまかそうと思えば、向こうもこちらを欺こうとするはずです。

こちらも若くて独身で、仕事だってどうにでもなるような環境ならまだしも、KTVに入り浸っているオッサンはそうではないはずです。自営の方もおられるでしょうが、多くは駐在員として一定期間、業務目的達成のために派遣されている人のはずです。

身の程をわきまえて、とにかくトラブルは避けなければなりません。環境はアウェイです。ここがホームの彼女たちを敵に回してはいけません(笑

その場限りの遊びなら多少、羽目を外しても後を引くことはないと思いますが、彼女達といい関係を築きたいなら、過度なウソをついて気を引こうとしたり、仕事のストレスを一方的にぶつけたりしてはダメです(笑

こちらの接し方に大きな問題がなかったとして、3のその他大勢から、少なくも悪いというか、ずる賢いやつは排除する必要があります。

その見極め方法として、

客に対し、give and takeを考えているか

例えば、こちらが一定金額を消費したら、その一部分を何らしかの形で客に戻すか否かという点です。

私は過去に、このように客にちゃんと戻すことをするKTV嬢で、ガッカリしたやつを見た覚えはありません。

これは店の教育もあって、店では常に大事な客のメンテナンスは怠るなと教育を徹底しています。言われたからやってるだけのやつもいると思いますが、これを続けているうちに他人のことを考えられる人間になるやつもいるのだと思います。まぁ、その他大勢系のKTV嬢はこれが自然にできないからいつまで経っても三流なんでしょうが(笑

悪いやつを排除し、ターゲットが選定できたとして、次は落とすテクニックです(笑

過去の記事でも触れていますので、一部内容の重複があるかもしれません。

1、KTV嬢の仕事に敬意を払う、気遣う
2.紳士に振る舞う
3.KTV嬢の近親者を気遣う、助ける
4.こちらの意外性を演出する
5.Hit and Awayを繰り返す

1.KTV嬢の仕事に敬意を払う、気遣う

多くの客はKTV嬢に対して、色々な意味で圧倒的に下に見ています。特に客の中でも一番人口が多い中国人の中小企業の老板とその取り巻きはこの傾向が特に顕著だと思います。誰でも下に見られてよく思う人はいないはずなので、心が疲れる大変な仕事だよね!とか気遣う言葉は、他の人とは違うなといい印象を残せるはずです。

2.紳士に振る舞う

いきなりやたらと体を触らないとかだけでなく、レディースファーストを常に心掛け、サイコロゲームで嬢が負けまくっていたら、代わりに飲んであげるとかも好印象かもです。客や同僚等の同行者がいる場合は、場の雰囲気を盛り下げないように気をつけてください(笑

3.KTV嬢の近親者を気遣う

親や実の兄弟のことを気遣い、何かやってあげる姿勢を見せる。特に子供がいる場合は、子供を気遣ってあげるといいです。ただし、やり過ぎたり、こちらからの要求が多すぎたり、こちらの脇が甘いと逆手に取られて、

「両親が病気で、、」

のパターンに発展してしまう可能性があるため、タイミングの見極めは必要です(笑

4.こちらの意外性を演出する

我々もそうかもしれませんが、人は意外性にキュンときてしまうことってあると思います。私にしか見せない顔があるとか、いざというときに頼りになるとか(笑

5.Hit and Away
押してダメなら引いてみろというやつです(笑
これもタイミングや相手の状況を考えてやらないと逆効果になるため注意が必要ですが、かなり効果的だと思います。

今回の深圳出張で出会ったD子に対しても、基本的に上記の考え方に基づいて行動したつもりですが、短期間決戦だったので、考えて行動したというより、流れに任せてということが多かったかもしれません。

D子に対しては、、

1、2は上海でも深圳でも同じだろうと、飲みながら唄いながらの合間に適宜気遣いをすることと、はしゃぎながらも紳士的な態度を取っていたつもりです。

3について、今回は偶発的なことによるものかもしれませんが、実の姉の旦那のマッサージ店において、笑いを取ったり、妹の仕事振り(KTVとは知らない様子)を適当に褒めたり、謎に日本的なおもてなしのサービスにしたいと言われ、内装の話や日本のサービスに関して、知る限りを話してあけたら、家族でえらく興奮していたことを覚えていますが、後は、過去の記事でも書いたD子の同郷の同僚のためにワインを入れてあげたことくらいでしょうか。

4については、お恥ずかしい話しですが、以前、アメリカに赴任していた際、セミナー登壇等でオカマキャラで通していたことがあり、そのせいで今もファッションにしても仕草にしても若干オカマの気が残っております(恥
KTVにオカマが来るのが珍しい(そもそも中国ではエンターテイメントとしても認められてない?)のか、オカマキャラが刺さることが多いため、一見の店に行く時はオカマだと名乗っています(笑
ただ、オカマであって、オネェではないため、普通に男らしいことも言います。何の話だっていう感じですが、私の場合は持ち前の?オカマキャラと実際のギャップをネタに印象に残るよう振る舞っています(笑

5については、今回、短期間であったため、Awayしている時間がありませんでしたが、罠だけ仕掛けておいて、敢えてこちらから積極的に行かないようにはしてました(笑

D子の心の中がどうなっているかはもちろん、わかりませんが、上海に戻ってきた後、上海のKTVで飲んでると伝えると、チャットだけではなく、wechatコールがかかってきたことがあり、色々が効いているのかなとほくそ笑む次第です。また、月末に深圳に行くので、何か面白いことがあれば報告します!

タイトルほど中身のない記事になってしまいましたが、KTVライフの参考になれば幸いです。