勝沼へ

 9月の三連休の別荘滞在2日目は晴れ。朝日が八ヶ岳の向こうから上がってきます。夏は八ヶ岳の真上から上がってくるのですが、今は右側(南側)にずれています。こんなところにも秋の気配が・・・。

 朝、外に出ると別荘が朝日に照らされて輝きます。晴れの日はベンチに座ってこの光景をキャンディと一緒に眺めるのが日課になっています。僕はこの瞬間が大好きです。

 キャンディも大好きなはず・・・。

 

 この日は5人で勝沼に行きました。(キャンディは別荘でお留守番です。)目的はシャインマスカット狩りです。

 昼前に別荘を出発してまず向かったのは「ブドウの丘」です。この施設は周りをブドウ畑に囲まれた小高い丘の上にあり、ワインショップ、売店、レストラン、宿泊施設、温泉などがあります。この日もたくさんの観光客が訪れていました。

 ブドウの丘からは360度勝沼の街が見渡せます。勝沼ぶどう郷駅や、ブドウ畑の中に点在する家々が、ミニチュアセットの様で美しい。

 妹と姪っ子(もう立派に成人して働いています。)はワインショップの地下にあるワインカーヴへ。ここは専用のタートヴァン(金属の試飲用の器:1520円)を購入すると、約180種類のワインが試飲できる(飲み放題?)というシステムになっていてワイン好きにはたまらない施設です。2人はかなり飲んで、試飲して気に入ったワインを購入して帰ってきました。

 運転をする僕と妻、お酒をあまり飲まない母親はワインカーヴへは入らず、売店でお土産を買った後、外の下記合理のキッチンカーでブドウの合理をかき氷を堪能。ぶどうの丘には展望ワインレストランがあるのですが、この後のシャインマスカット狩りを考えて我慢しました。胃袋を空けておかなければいけません。

 

 ブドウの丘の次はあらかじめ予約しておいたぶどう園のかつぬま「一古園」へ行きました。

 シャインマスカットの最盛期の連休、観光バスも何台か来ていて受付場所は人でいっぱい。こんな大人数でブドウ狩りをするのかと不安がよぎります。 受付を済ませるとアルバイトの大学生(?)に連れられて農園へ。かなり歩きました。1km位?でもその代わりに人は少なくなり、受付場所の喧騒が嘘のようです。たわわに実ったシャインマスカットの農園に、数グループぐらいが来た感じ。コロナ対策ばっちり、落ち着いてシャインマスカットができそう。テンション爆上がりです。 

 制限時間45分、残したブドウは買い取りの条件でスタート。パイプ椅子で5人の居場所を確保した後、それぞれがぶどう選びに散らばります。切ってしまうと食べきらなければいけないので慎重に・・・。黄色いものが甘いという案内してくれた大学生の言葉を頼りに粒のそろった大きくて黄色いものを選びます。

 さすがシャインマスカット。みずみずしい。期待通りの甘さと美味しさ。結局、どれも美味しかったです。黄色いぶどうは甘さが強く、青いぶどうはさっぱりしている感じです。どっちが美味しいというよりも好みの問題でした。

 無心で食べる事30分。5人の食べるペースが落ちてきました。最初のハイテンションは何処かへ・・・。みんな虚ろな顔でブドウを一粒ずつゆっくり口へ運ぶ感じに。45分という制限時間が短いと言っていた人たちが、30分で満足していました。シャインマスカットはとにかく甘い。その甘さが口の中に貯まっていきます。その甘さが次の一粒の障害になっていく感じです。結果的に45分という設定が絶妙だという事が分かりました。

 結局、6房とちょっと食べました。他の4人もそこそこ食べたようです。一人2500円という入園料の元は取れたと思います。

 

 ごちそうさまでした。

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