健康で文化的な事故物件での生活

こんにちはー。

お久しぶりです。先日、事故物件に住んで丸5年を迎え、６年目に突入しました。
生きていますよー。呪い殺されてもいません！（笑）

入居前に自分の住環境に対する譲れない希望を書き連ね、近隣にそれを叶える物件はないものかと検討に検討を重ねた上で今の事故物件を借りたので、ここに住んで５年、「・・・もう引っ越したい」と思うに至ることはありませんでした。
そしてこの５年間、まだ一度も幽霊に会っていません。
どうしたんだい、中岡清人・・・


ところで廣瀬さんは仕事で種々の精神疾患のある方々と関わるのですが、その中の統合失調症で幻視・幻聴のある方が在宅でとても調子を崩した時、「部屋の中に知らない男の人がいるの！刃物を持ってる！殺される！怖すぎる！」と泣きながらHELPの電話を寄越してきたことがありました(※幻視なのです)。

部屋に・・・知らない男・・・しかも刃物装備・・・・・・激ホラーやん・・・？

これまでだったら、そういう訴えを受け取ったら「ああ、幻視だなあ。調子悪いなあ」と事実のみを淡々と処理していたかもしれません。
だけど事故物件に住んでからは、私なんて幽霊が出なくても毎夜めっちゃ怖かったのに、寛ぎの場である自宅に由縁もなく実際に知らない人が出現して刃物まで持っていたらその方の恐怖はいかほどかと、現に幻覚をもつ方の気持ちがより一層想像できる気がしたのでした。

事故物件に住まなければ、「目に見えないもの」はずっと「ないもの」のままだったかもしれません。自分にとって「ないもの」は万人にとって「ないもの」だと。

これもまた事故物件に住んでのメリットだったかもしれません。
さて６年目の事故物件暮らしではどんなことがあるのでしょうか。
これからも細々と更新を続けていこうと思います。

こんにちはー。

コメント通知のメールでこのブログの存在を急激に思い出して、久しぶりに記事を書くことにしました。
コメントくださった方(名無しさんでしたが、私の胸には固有名詞くらいの存在感で刻まれましたよ！)、二重の意味でありがとうございました。


さて、来月、このブログで紹介してきた例の事故物件で、二回目の契約更新を迎えます。
つまり住み始めて４年が経つということですねー。あっと言う間に・・・。


とりあえずその後も特に私は、呪い殺されたり、ラップ音やポルターガイストに悩まされたり、真夜中にバーン！って血塗れの女と遭遇したりはせずに同じ物件に住み続けています。(そもそも前住人の死因、血が出る系じゃないしな)
布団の中に黒髪の女が出たり、テレビから黒髪の女が這い出てきたり、部屋の隅っこに白塗りブリーフの男の子が体育座りしたりもしていません。
ついでに中岡清人とも会えていないです。(詳しくは過去記事「人に与えられし叡智、想像力」をご覧ください)
なんか前住人さんたぶん女性だったみたいですし・・・(詳しくは過去記事「怖かったこと①」を以下略)


いやもう、これ、「事故物件は出ない」って結論を出していいんじゃね？って思うんですけど、どうでしょう。４年かけて実証したんじゃなかろうかと。


ただ４年の間でちょっと気になったことが一つありまして。
それは、家電製品のアタリの悪さです。
ここに住む前にそんな自覚をもった記憶は一切ないのですが、ここに入ってから、

・エアコンから滝のように水漏れする(３年間に渡り、修理業者４回来る)
・洗濯機から滝のように水漏れする
・プレゼントされたド〇チェグストが初っ端からうんともすんとも動かない
・入居３日くらいで気づいたら湯沸かし器のパネルリモコンの電池がご臨終
・買ったPC周辺機器が初っ端からうんともすんとも動かない
・実家で普通に使えていた電気毛布がここでは全くぬくもらない
・ドライヤーから火花が散ってご臨終
・前日まで調子の良かったPCがご臨終


・・・こんな感じで、家電関係の不良が多い４年間でした。
家電自体の初期不良もありますが多くは人災というか私の不注意というかもっとしっかりしていれば防げたのでは・・・？ということがほとんどだった気もしますが。

何か幽霊と電気製品って相性が良いとか何とか言いませんっけ。言いませんでした？あれ、電波でしたっけ・・・インターネットでしたっけ・・・まあそのくらいの記憶なので因果関係があるのかないのか分からないけど、こんなブログをやっているのだからせめて何か起これ！と思ったので気になったことを結びけて書いてみました。
独り暮らしの４年間にざっと思い出すこれだけの不調は、普通でしょうか、多いのでしょうか。


でも特に気にせずこれからもこの事故物件に住み続けていきますけどねー。


あ、我が家の二階の住人はまた入れ替わったのですが、前のご家族にも増して足音がうるさいご家族が引っ越してきました。そしてベランダからタオルだのおもちゃだのが時々降ってくる。ふふふ。やはり心霊より生活に即且つ直に関わるのは生身の人間。ご近所事情ですね。

前々から自己申告している通り、廣瀬さんはクリスチャンです。洗礼も受けています。聖書、標準装備してます。


「地縛霊」とか「霊魂」とか「怨念」とか、事故物件に絡む恐怖心を生む概念って、仏教的な？？考えからくるものが多いんですかね？神道？ブードゥー？WHAT？？
他教の内容がクリスチャンの私には分からないのでそもそもその辺もわかりませんが。


でもキリスト教にも「悪霊」って存在や、「霊」「み魂(たま)」とかって考えが、あります。死んだら魂、体から離れます(同じ“たましい”って単語を使っているけれどこの魂が他教のいう魂と全く同じ概念かは私には分かりません)。そういう人間の死後についての教えも、ある。クリスチャン的に「祟り」とか「化けて出る」ってのはないな、っていうのはわかるんですけど、でも海外にはエクソシストが悪霊付きの少女と闘ったり、古いお屋敷に今も棲みつく悪霊が悪さを・・・とかやってますじゃんか、テレビで。カトリックか聖公会か何か知りませんけど。あれって何？？と。私のおうちでも出ちゃったりするの？(ドキドキバクバク)って、思ってました。


そしたら分かりやすい解説をしてくれているチャンネルを見つけました。




つまり、死んで成仏していない地縛霊というものはいない！
事故物件でもし何か怖い現象があるなら、それは人の恐怖心や不安感につけこんで死(＝罪)に引っ張ろうとする悪霊のしわざ！！

ということですね。悪霊は巧妙に人間を神への信頼・信仰から引っ張り落そうと企んで悪さしてきますが絶対に神には勝てないので、
つまり、
神に守られたクリスチャン(聖霊内住✨)の住む事故物件には悪霊は働けないので私の住む家には絶対に霊障的なものはない！！！(ドンッ！)


クリスチャンの私はすごく腑に落ちますが、ノンクリスチャンの人はどうなのでしょうか？？？
でもほら、人間弱いから、特に私はメンタル弱弱だから、そうは分かっていても、怖いものは怖いよ。
そういう弱さに付け込んで、どーせ今夜あたりさっそく悪霊が・・・・ひ、ひえ～～～っ(汗)

廣瀬さんの住んでいる部屋、有名な｢大島てる｣さんには、もちろん載っています。

自分で言うのもなんですが、廣瀬さんはメンタル弱弱人間です。

すぐ落ち込むし、引きずるし、自分の言動をあとで反芻して「ああぁー…」と後悔することも多々です。

そんなこんなで、人生に於いて「死にたい」と思ったことは1度や２度ではありません。

深刻に「死にたい…」と思うことから、ライトに「いっそ消えてー」と思うことまで、数えきれないほどに。

よく言うじゃないですか。

メンタル弱った人が心霊スポットや自殺の名所などに行くと、呼ばれるって。

弱った心のほころびにするっとワルイモノが入り込んで、そこまで思い詰めていたわけではないのに、衝動的にポーンと自殺してしまう、みたいな。



事故物件に住んでいても、廣瀬さんはときどき、仕事のミスや人間関係のこじれなどを気に病み、

「あー疲れた、もういっそ首吊ったろかな・・・・」

と思うことがあるんですが、そういう時、

引きずられ、


ません。


事故物件に住んでいたら引きずられて衝動的にいっちゃってもおかしくなさそうなんですけど、逆に、

「いやいや、ココで死んだら絶対みんなに『事故物件に住んだせいで引っ張られたんだ』とか『祟られた』『呪われた』って言われますやん！！(;≧3≦)ﾉｼ」

って思ったら、恥ずかしすぎて絶対死ねない！と思うんですよね。

これは廣瀬さんの逆張り負けず嫌いな性格のせいかもしれませんけど。

だってそして「自殺の連鎖を生むマンション・・・」とかって心霊スポット化ですよ。いやいやいや、無理無理無理。ハズイハズイ！(某漫才コンビ並)

そう思うと、絶対死ねません。(２回目)





事故物件に住んでいなければ、正直廣瀬さんはいつかどこかで自殺していたかもしれません。それほどに糞雑魚メンタルです。板挟みの中間管理職ですし。365連勤とかしてましたし。

でも事故物件に住んでいることで逆張り抑止力になっている。

これは事故物件の新たな効力ですね。

「事故物件＝心霊、呪い、連鎖死、運気下降とかはもう古い！これからは事故物件で生きる活力を得る方向で？！」←みたいな売り文句どうでしょう。




でもメンタルのほころびは無理せず早めに静養・療養・治療をm(__)m





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