レンブラントの変態漫遊記

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プロレスが大好きな変態の日記です

Behind the Scene~2021.11.13 プロレスリング・ノア横浜武道館大会観戦記~

2021.11.13に、プロレスリング・ノア横浜武道館大会を観戦してきました。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 
関東圏では、約3ヶ月ぶりとなったビッグマッチ!
 
 
2022年元日の日本武道館大会まで約2ヶ月を切った今大会では、3大GHC王座戦が実現!
 
今回は、NOAH横浜武道館大会の観戦記になります。
賛否は分かれた印象も、個人的には満足でした!
 

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大会概要

今回のビッグマッチは全9試合がラインナップ。
 
ノアがサイバーエージェントグループ入りした2020年以降、(G+を除くと)基本的にABEMAで配信されていたノアのビッグマッチでしたが、今回は初のWRESTLE UNIVERSE(以下:UNIVERSE)独占配信!
 
それもあって、この日はリングマット、ビジョン、選手の入場コーデ、スタッフコーデと諸々UNIVERSEづくめでした。
(新作UNIVERSEシャツが、勝彦サイン会の対象商品だったのもデカい)
 

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試合内容に物足りなさを感じる意見も見られましたが、個人的にはオープニングから悪くない試合内容が続いていた印象。
少なくとも、今春の横浜ビッグマッチよりは、トータルの内容も満足でした!
 
 
 

 

 

Eitaが小川を怒らせて、GHC Jrタッグ王座戦が決定したり、

 

 

 

 

 

 稲葉がアグレッシブで良かったり、

 

 

 

そんな前半~中盤で印象に残ったカードは、『藤田和之vs稲村愛輝』!

 

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 2019年9月、藤田和之のNOAH参戦1発目がこのカードだったのですが、当時は稲村を歯牙にもかけなかった藤田が、稲村の全てと真正面から向き合うような試合運び。

 

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個人的に、タイトル戦を除けば、NOAHの藤田のシングルで一番良かったかもしれないです。

 

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藤田が若手相手にスカさず対峙した姿がカッコよかったです。

こういうの、是非また見たい!

 

 

3大GHC王座戦

今回のビッグマッチでは、GHCタッグ、GHCナショナル、GHC Jrヘビーの3大GHC王座戦が実現。
元日の日本武道館も近づく中での防衛戦は、タイトルが2つ移動する結果になりました。
 
・GHCJrヘビー級王座戦・『HAYATA vs亜烈破』
11.10後楽園大会の前哨戦では、HAYATAを挑発し返す余裕を見せるなど、強心臓っぷりを発揮した亜烈破でしたが、結果的にHAYATAが盤石の内容で王座防衛。
 

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HAYATAからベルトを剝がせる存在が、パっと思いつかない。
それくらい強かったし、勝敗を左右する隙らしい隙も無い印象でした。
 

 

次戦は12.5名古屋でタダスケが挑戦。
サポート役に徹していた存在が約1年ぶりにシングル挑戦。
どうなるでしょうか…?
 

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GHCナショナル王座戦・『望月成晃vs拳王』
通算1勝1敗で迎えた両者による、3度目の一騎打ち。
 
 

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過去2戦が激闘だったこともあり、戦前から期待値高めでしたが、そこに見事応えてくれる試合内容!
 

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激しく響きあう、蹴撃音の数々!
 

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勝敗の行方が分からない一戦の均衡を破ったのは、拳王でした。
両者ハイキックから、前哨戦で望月にやられた掌底を、お返しとばかりにヒット!
 

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更には、コーナーに追い詰めてから、望月の側頭部にハイキック!
 

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これでダウンを取られると、望月はカウント10で立てず、勝負あり。
 
 

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拳王が2度目となるナショナル王座戴冠!
 

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試合後、拳王が呼んだのは、GHCヘビー級王者・中嶋勝彦
 
ここで拳王がブチ上げたのは、「日本武道館前のダブルタイトルマッチ」!
 
 

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中嶋も承諾したことで、11.28代々木ビッグマッチでの二冠戦が正式決定。
 
GHCヘビーとGHCナショナルの二冠戦は、2020年8月の『潮崎豪vs拳王』以来。
奇しくも、『戴冠直後』に『時代を動かす』目的を持って挑戦表明という、前回と非常に酷似した展開に。
 
 
 
 
 
しかし、タイトル獲ったばかりでも、引かずに攻めの姿勢で進む拳王は、ホントに偉いし凄い。
代々木決戦、いざ尋常に…!!
 
 

 

 
GHCタッグ王座戦・『武藤敬司&丸藤正道vs清宮海斗&マサ北宮』
今年7月の後楽園大会以来となった、GHCタッグ王座戦
 

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清宮&マサ北宮という新王者チームが誕生したものの、その後は清宮とNOSAWA論外の遺恨清算に、『N-1 VICTORY』開幕と、中々次の防衛戦が組まれず…。
 
 
この事へのフラストレーションに加え、挑戦者・武藤敬司を前面に押し出した、【#mutoghctag】というハッシュタグに対して賛否も生まれた戦前。
 
しかし、試合が始まれば、戦前の不満もフラストレーションも、一気に吐き出す好勝負!
 

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正直、清宮と北宮がベルトを落としたのは悔しかったですが、正直ここまでのコンビネーションを見せられてやられたなら、文句もケチも付けよう無し。
 
 

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試合後、丸藤がマイク。
 

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「俺は武藤さんがNOAHに入ってくれて本当に良かったと思う。
 
 
正直、WRESTLE-1(或いはプロレスリング・マスターズ)では、美味しいところしか持っていかなかったり、活動休止にも他人事だったりな印象しかなかったのですけれど、丸藤のマイクを聞いた時、自然と両手を上げて拍手する私がいました。
 
 
間違いなく、NOAH入団後の武藤の貢献度は計り知れない。
泥臭い所も見せた上で、文句無く勝っている訳ですから。
 
清宮の壁として立ち塞がっている所も大きい。
 

 

 
今回の結果により、『武藤&丸藤』組という、話題・実力共に隙の無いタッグ王者チームが誕生した訳ですが、この2人からベルトを奪うのは至難の技だよなあ、という率直な感想。
 
もういっそのこと、長期政権を築いてほしい。
それくらい、絵になる2人でした!
 

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まとめ

タッグ王座とナショナル王座移動&ダブルタイトルマッチ決定と、日本武道館前に事が動いた今回のビッグマッチ。
 

 

「動員や内容が満足度いく内容ではなかった」という意見も幾つか見かけましたが、11月は関東圏で2つもビッグマッチがある事を考えれば、多少なりとも致し方ないかな、と。
 
実際、今大会の3日前(11.10)にNOAH後楽園ホール大会も行きましたけれど、当日のカードや自分の予算の兼ね合いもあって、「(タイトルマッチが固まりそうな)横浜武道館と代々木に絞ろう」くらいに思っていたので。
 

 

 

行けば面白かったけれど、一ファンでも心が動かされにくい、そんな感じ。
 
 
動員云々については、NOAHに限った話でも無いんじゃなかろうか、という言い訳…。
 
規模感や興行数で一概に比較は出来ませんが、コロナ禍以降、後楽園ホールなどで全席完売を続けているプロレスリングFREEDOMSでさえ、今秋は新木場や後楽園が完売にならない大会もあったくらいですから、もう、全体的にプヲタの金銭面は疲弊してるのでは、と思ったり思わなかったり…。
 
 
2022年にしても、1月は元日武道館に裏ドーム2連戦、ラジアント3連戦など、地方を挟みつつも関東圏に集中している印象ですから、今以上にファンの『疲弊感』は現れるのではないか、と私は見ています。
 
 
そんな状況でも、タッグとナショナルを文句なしの内容で移動&代々木で『中嶋vs拳王』の二冠戦を組んできた事は、NOAHの攻めの姿勢が窺えて良き!
 
NOAHに限らず、ビッグマッチが控えているとタイトル戦線も膠着しがちになる中、これは思い切って来たなあ、と。
 
2022.1.8には新日本プロレスとの対抗戦も決まりましたが、団体も対抗戦も、より盛り上げていくには、残りの1ヶ月半が何より重要!
 
まずは11.28代々木ビッグマッチ。
元日武道館のメインイベンターを射止めるのは、果たして…!!!??
 

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