ハニーレモンソーダ

漫画「ハニーレモンソーダ 4巻」第16話のネタバレ・あらすじと感想

ついに実写映画化されて大ヒット上映中の「ハニーレモンソーダ」は、集英社の”りぼん”で好評連載中の少女まんが!

まんがの中のハニレモの世界観が実写版でどう描かれているのか、見比べながら見てみると楽しいかもしれませんね!

前話の15話で羽花は、芹奈が言った「全然好きじゃない」・・・という三浦に対する思いを、「嘘が下手だな、芹奈ちゃん」・・・とすぐに見抜きました。

そして、「浮かれていて、気づけてなかった」・・・と、自分を責める思いに襲われます・・・

夏休みを迎えて、学校で三浦や芹奈とも会えなくなる中、羽花のとった行動は?

 

 

ハニーレモンソーダ 4巻「第16話」のネタバレ・あらすじ

 

「芹奈ちゃんは、今も三浦くんのことが好き」

・・・そうハッキリと気づいた羽花!

騒ぎを聞いて先生も駆けつけ、羽花は「芹奈ちゃん大丈夫だね、先生もいるし、”三浦くんがいる”・・・と声を掛けますが、これを聞いて芹奈は慌てます・・・

「待って・・違うよ・・私もう界とは無関係だから・・・」

・・・と言って三浦との関係を否定し、自分に遠慮することなく三浦を好きになっていいと伝えようとしますが、羽花は思いがけないことを言うのでした。

「好きだよ・・でもそれは憧れとか尊敬だから、恋とかじゃないんだよ・・」

・・・と、羽花はをついてしまいます!

「芹奈ちゃんは私に遠慮しようとしている・・」

「芹奈ちゃんは三浦くんが好き・・そして三浦くんも・・・」

「だったら私は・・・」

・・・などと、浮かれていた自分を戒めるかのように、頭の中を複雑な思いが駆け巡る・・・

そして、夏休みが終わって2学期になるまで三浦に対する思いは封印して、芹奈と三浦の邪魔にならないようにしよう・・・と、心に決めるのでした。

 

 

夏休みに入り自宅のベランダでボーっとしている羽花の頭の中では、三浦や芹奈に対する気持ち、そして「これまで自分のことしか考えてなかった」・・・という思いが、ぐるぐる巡っています。

芹奈のことを、「どれだけ苦しめたのかな」・・・という思いに、「気づくの遅いよ!」・・・と、すぐさまツッコムもう一人の自分!

そんな自己嫌悪に襲われる羽花の目に、浴衣を着て通りを歩く女性の姿が映ります。

「あ、今日夏祭りだ!」

「2人、美しいんだろうな・・見たいな」

・・・と、三浦と芹奈の浴衣姿を思い浮かべながら、羽花は思わずこう思うのでした。

「この目に焼き付けて打ちのめされたい!」

その時、ピンポーン・・・と誰かが訪ねてきました。

羽花が出てみると、なんとそこには「あゆみ」の姿が!

あゆみは羽花と一緒に夏祭りに行くために誘いに来たのです。

一人で行くつもりだった羽花は大喜び!

さっそく出かけて、「わー、何する~?、何食べる~?」・・・と、大はしゃぎです!

しかし羽花はふと、「あれ」・・・と違和感を覚えます。

いつも一緒のはずの「悟」がいない・・・

そして、あゆみに向かって「瀬戸くんとはいつ合流するの?」・・・と尋ねると、「合流しないよ!今日は羽花ちんとふたり~」・・・という返事!

あゆみは、三浦と芹奈の関係で思い悩む羽花を心配して、思いっきり恋バナが出来るように女子二人だけで来たのでした。

 

 

ところがそこに、「見つけた~!」・・・と言いながら駆け寄って来る悟の姿に気づいたあゆみは、「羽花ちんと二人にしてって言ったでしょ!」・・・と大慌て!

羽花に「ちょっと待ってて、すぐ戻るから」・・・と言い残し、悟をどこかに連れていくのでした。

そして、独りぼっちになった羽花の心の中には、「邪魔だ・・私は邪魔だ」・・・という声が聞こえてきます。

「煌めいた人たちに憧れているだけなら、誰のことも苦しめない・・・」

そんな思いが駆け巡り涙が溢れてうつむいたその時、羽花の後ろの方から聞こえた「石森!」・・・と呼びかける声!

振り返った羽花の目に飛び込んできたのは、三浦の姿でした!

三浦と芹奈の関係で心が揺れ動いている羽花は、突然目の前に現れた三浦を見て思わず逃げ出してしまいます・・・

そんな羽花に三浦は、どう話しかけるのか?

そして、自分は邪魔者だと感じている羽花は、三浦の言葉をどう受け止めるのか?

 

ハニーレモンソーダ 4巻「第16話」を読んだ感想

今回のストーリーでは、いかにも羽花らしい心の葛藤が描かれているように感じます。

三浦に対する芹奈の本当の気持ちに気づき、自分の気持ちを抑え込んでしまう・・・

キラキラした女子や男子たちに対する憧れから、やがて三浦への気持ちが「恋」だと気づいた羽花ですが、やっぱりただの憧れで終わらせた方が誰も苦しめない・・・なんて、なんだか羽花らしいなぁ~と思いました。

でも同時に芹奈もまた、自分の気持ちを抑え込むなんて・・・

この二人、結構似た者同士なのかもしれませんね。

そして「三浦 界」はやっぱり、こういうタイプの女性が好きなのかなぁ~?

夏祭り会場でバッタリ出会ってしまった三浦と羽花、そして芹奈・・・

最後はこれまた羽花らしく、芹奈に対して素直な気持ちを直球でぶつけますが、これを受けた芹奈もまたストレートに返してきます。

なんだかみんな、ある意味”直球勝負”で潔く、さわやかだなぁ~とつくづく感じてしまう16話でした!