「台風16号」の情報が発表されました!
23日(木)午後9時、マリアナ諸島で台風16号「ミンドゥル」が発生しました。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風16号は今後しばらくは西よりに進みますが、次第に進路を北よりに変えて非常に強い勢力へと発達する予想です。まだ、予報円が大きく進路は定まっていませんが、来週以降に日本にも影響を与える可能性があり、今後の台風の動向に注意が必要です。
出典:tenki.jp
本日の午後9時に熱帯低気圧から台風へと変わりましたね。
日本列島に接近する可能性があり、注意が必要です!
しかも、非常に強い勢力へと発達する可能性もあり、どんな進路を取るのか心配ですね。
そこで、今回は「台風16号ミンドゥルの米軍ヨーロッパ韓国の予想進路やWindy予想進路」を参考に見ていきたいと思います!
台風16号ミンドゥルの意味は?
今回発生した台風16号ですが、名前は「ミンドゥル」です。
ミンドゥル(Mindulle)は、2000年に台風委員会により制定された台風のアジア名(国際名)の1つで、順番は101である。命名国は北朝鮮で、朝鮮語で「タンポポ(민들레)」を意味する。
出典:Wikipedia
「ミンドゥル」は朝鮮語なんですね。
タンポポが由来だそうで、前回ご紹介した台風14号の「チャンスー」も花の名前でしたね!
可愛らしい名前なんですが、勢力が強くなりそうなので、被害が大きくならないことを願っています。
台風16号ミンドゥル2021米軍合同台風警報センターの予想
それでは、各国の情報をそれぞれ見ていきたいと思います。
まずは、米軍合同台風警報センター(JTWC)の予想進路からです。
上記の右の赤矢印「TD 20W」が台風14号ですね。
「TD」となっているので、まだ熱帯低気圧の表示ですね。
図の下記にある「ISSUE TIME:23/0600Z」が日時なので、日本時間にすると23日午後3時。
台風16号に変わったのが、午後9時だったので、新しい情報に変わったら更新したいと思います。
【追記9/25】
上記の図を見ても分かるように、前回と比べてもだいぶ形もしっかりとしていて、勢力も強くなっているのが分かりますよね!
予想進路を見ると、北西に進む予想ですね。
そのままの予想進路で進むと沖縄方面へと向かいますが、まだ円も大きいので分かりませんね。
最新の情報に注意が必要ですし、新しい情報が分かれば追記していきます。
【追記9/25】
こちらも前回と比べると、予想進路がだいぶ北よりに変わっているのが分かります。
一番上の予想円の日時を見ると、「30/06Z」となっているので、日本時間の30日の午後3時となります。
【追記9/28】
米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新情報です。
下記の図を見ると、日本(関東・東海地方)に一番影響が出そうな日時は、「01/06Z」となっているところですよね。
日本時間に直すと、10/1の午後3時になりますが、多少ズレる可能性はあるので、その前後の時間は最大限の注意が必要です!
台風16号ミンドゥル2021ヨーロッパ中期予報センターの予想
続いて、ヨーロッパ中期予報センターの予想進路を見ていきます。
こちらは10日後の情報まで表示されますが、日が進むほど信頼性は下がっていきます。
25日頃から台風がしっかりと渦を巻いてくる様子が分かり、勢力が増してきているようです。
日本時間の27日午後9時には、色も濃くなっていてかなり大きくなっていますね。
予想進路を順を追ってみると、やはり沖縄方面へと向かっていくような動きですが、まだまだ分かりません。
【追記9/25】
日本時間の30日午前9時→1日午前9時→1日午後9時の予想を見ると、東海~関東地方をかすめるような進路となっています。
渦もしっかりと巻いていて、勢力も強いまま接近する可能性もあるので、台風14号の時以上の注意が必要かもしれません。
【追記9/28】
前回追記した時とほぼ同じような位置になりますね。
ということは、その進路を辿る可能性が高いということになりそうです。
10月1日の午前9時~午後9時の間に東海・関東に最接近すると思って良さそうですね。
台風16号ミンドゥル2021韓国の気象庁の予想
次は、韓国の気象庁の予想です。
韓国の予想進路を見ると、米軍やヨーロッパ予想と同じように北西方向へと向かう予想で、沖縄の方角へと進んで行きますね。
また、台風の強さの予想を見ると、27日には935hPaまで勢力を強める予想になっていて最大風速も50m/sとなっているので、ちょっと心配ですよね。
【追記9/25】
韓国の気象庁の予想進路も北寄りに向きを変えてきています。
勢力を見ると、28日に915hPaまで強くなり、その後は少しずつ勢力を弱める予想のようです。
【追記9/28】
韓国の気象庁の最新情報を見ると、やはり1日の午後9時には関東沖に最接近している予想です。(※韓国も「UTC=協定世界時」なので、時差は9時間です。)
しかも、最接近時の強さは950hPaと勢力が強いままですので、心配ですね。
台風16号ミンドゥル2021Windyの予想
最後にWindyの予想進路です。
こちらは常にリアルタイムに台風の動きが分かります。
動きを順に追って見てみると、沖縄方面へと進みながら徐々に北よりに進路を変え、さらに北東へと進み東海から関東の南寄りへと向かってきますね。
東海から関東に最接近するのが、来週の金曜日から土曜日頃の予想になっています。
勢力を見ても、徐々に密度を増しながら渦が大きくなっていく様子が分かるので、最新情報をチェックしていきましょう!
まとめ
今回は、「台風16号ミンドゥルの米軍ヨーロッパ韓国の予想進路やWindy予想進路」を参考にそれぞれ見てきました。
各国の予想進路を見ると、まだ北西よりの進路を取る予想ですが、windy予想を見てみると、徐々に北寄りから北西へと進んで行くコースを取っているので、来週どの進路を辿っていくのか注意が必要ですね!
場合によっては、東海や関東へ近づいてきそうな動きなので、随時追記していきたいと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。