せっちも 徒然雑記

50代半ばの全然不惑じゃない道楽親父が、思い付いたことをただ徒然記するブログです。

もはや芸術品の域! New Balance M1700JP

 過去の記事で、ニューバランスM991の履き心地の良さについて書きましたが、今でも数あるニューバランスのスニーカーの中で、1位2位を争う製品であると思っています。

 当然、それ以外のスニーカーも素晴らしく、ちょっと疲れや足のむくみを感じる時はM1300、長時間歩き さらに脱ぎ履きが多くなりそうな旅行などの時はM1400、ちょっとアクティブに軽快な感じが欲しい時はM996などと、それぞれの個性に合わせて、日々のスニーカーを履き分けています。

 その中でも特にM991は万能アイテムであり、軽快さと包み込むような安定性、さらに疲れを感じさせないクッショニングシステムから、自ずと出番が多くなってしまい、N-durance仕様のソール踵部には、ほぼ減りがみられないものの、アッパー部のヘタリが気になり始め、M991の再購入を検討していました。

 私が所有するニューバランスのスニーカーでは、M991が唯一ABZORB(アブゾーブ)と呼ばれるクッショニングテクノロジーが採用されていることから、同機能搭載の製品を中心に、ネット上の口コミ、レビューを眺めていたところ、特にM1700の評価が高いことがわかりました。

 しかし、フラッグシップ1000番代 最後のモデルであるM1700の、ハイテク然としたデザインと、非常に高い価格設定であるなどのことから、購入には今ひとつ躊躇いを感じ踏み切れずにいたのです。

 そんな時にJPカラー(表記はグレーとなっていますが、実際はM1300JPのスチールブルー)の限定モデル再販があり、メーカーサイトの写真をみて、これなら自分にも履けるかなと思い、かみさんに内緒で、ヘソクリ出費覚悟での購入に至りました。🤫

 New Balance M1700JP

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 送られてきた小包を開けて、現品を確認した最初の印象は、思ったより小さく感じたことと、ハイテク系スニーカーにありがちなゴテゴテ感が、左程でもないことにホッと胸を撫で下ろしたのでした。😙

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 ヌバックの質感が非常に高級感を醸し出し、ちょっと見ただけでも、細部にわたって作り込まれた感が伝わってくる、価格に相応する価値を有していることがわかります。

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 評判のクッション性能を確かめようと、早速履いてみたのですが、思いの外履き口が狭く、私のように一番上のシューレースホールまで使ってヒールロックにして履くユーザーには、ちょっと苦労することから、靴ベラは必需品となります。

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 ニューバランスに標準で付属するインソールは、なぜかチーピーなことから、こちらも“サポーティブリバウンドインソール”に交換済みで、我が家のニューバランスは、かみさんと娘のものも含めて、すべてニューバランス製のインソールに交換してあります。

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 現在の我が家のニューバランスです。

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 ニューバランス製品は、インソールを交換することで、明らかなパフォーマンスの向上がみられ、さすがはインソールメーカーをルーツとする会社だなと感心させられますが、でもちょっとだけ戦略的な感は否めません。😅

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 爪先にかけてボテっとした丸みのあるシルエットは、実際に履いてみると意外にもシャープさが出て、全体的にコンパクトな印象さえみられる不思議なスニーカーです。

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 最初はちょっと窮屈に感じた履き心地も、履いて数分もすると、シュータンや履き口周辺が足に馴染み、ミッドソールに使用されているENCAPが、程良く沈み込むことから得られるフィット感が、足を包み込むような心地良さを醸し出します。

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 他のニューバランス製品よりも反り返ったソール形状と、ABZORBの程良い反発力が、前方への推進力を生み、歩くのが楽しくなってきます。

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 軽快感こそM991が勝るものの、それを上回る総合的快適性や、高級感のある上品な佇まいは、所有していることの満足感を最大限に刺激し、ネットでみた口コミやレビューは、決して誇大されたものではなく、それは芸術的でもあり、まさに至高の価値があるスニーカーと評しても良いのではないかと感じました。

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 ちょっと高額ではありましたが、買って良かったと思わせるM1700‥‥でも、しばらくは倹約生活をしなくては‥‥お昼はカップラーメンとおにぎりで確定‥‥つらい〜😂