金(ゴールド)の価格が14日の取引で、史上初めて1オンス=3000ドルを突破しました。
トランプ米大統領の関税措置に起因する経済不確実性を背景に、安全資産である金への買いは歴史的な水準にまで膨張しています。
金価格が14日の取引で、史上初めて1オンス=3000ドルを突破した。トランプ米大統領の関税措置に起因する経済不確実性を背景に、安全資産である金への買いは歴史的な水準にまで膨張している。
トランプ大統領の関税措置以外に、長引くロシアのウクライナ侵攻も金価格上昇が原因として指摘されています。
2022年のロシアのウクライナ侵攻以来、金は約60%上昇しています。
制裁リスクを避けるために、中国などの国々がドルから金に資金を移しています。
Trevor Greetham, a senior investor at Royal London Asset Management, noted that prices were now up about 60% since the 2022 invasion of Ukraine. “Central banks, including the People’s Bank of China, have been adding to their (gold) stockpiles rather than risk having foreign reserves seized, as happened to Russia,” he said.
1月に、ゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカを含めた多くの観測筋が、2025年後半に金価格が3000ドルに達する可能性を示しているのが報じられていました。
金は年初来で約14%上昇していて、もう3月で3000ドルに到達しました。
関税問題が落ち着くと、大幅な調整が起きる可能性があるという見方もあるようです。
さすがにこの調子で上がってきているのを見ると、調整は入っても不思議ではない気がします。
でも、ドル離れしたい国々がまだまだ金を買うのではないかとも思います。
NISA成長投資枠でゴールドの投資信託を少し買っているので、ほどほどでよいので上昇が続けばよいなと思います。
ちなみに、今後円安が進むという情報も信じていたりするので、為替ヘッジ無しの投資信託を購入しています。
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