河野太郎現役大臣(当時)が、一般人である沓沢(くつざわ)氏を名誉毀損で訴えた裁判にて、沓沢氏に33万円の支払いなどの判決がでました。
ブログの投稿で名誉を傷付けられたとして、河野議員が元東京都豊島区議の沓沢氏に損害賠償などを求めていました。
判決によると、沓沢氏は2021年、「河野太郎は一族ぐるみ中国共産党に飼われてました」「河野一族は中共(中国共産党)の犬」などと投稿した。訴訟で沓沢氏側は「正当な政治批判だ」と主張したが、判決は、投稿内容が真実との証明はなく、真実と信じる相当な理由もないと指摘。「外交関連も含む要職を歴任した河野氏への侮辱行為にあたる」と認定した。
この判決について、沓沢氏が自らYouTubeで解説していました。
沓沢氏によると、判決文が支離滅裂ということです。
沓沢氏が書いてもいないことについて事実相当性が認められないということにして、判決が出されたのではないかと沓沢氏は解説しています。
私は「日本端子がウイグル人を奴隷使役して太陽光パネルを作らせてる」とは一言も書いてませんが、あたかもそのように書いたものとして、「それは事実ではない、だから他も全部事実でない」ってことにしたようです。
たしか判決が出るまでの裁判の途中で、裁判官のどなたかが、裁判を進めたくない様子で、沓沢氏に和解など進めてきたということを沓沢氏が解説していた記憶があります。
最近読んでいる日本保守党・島田洋一議員の「許されざる者たち」という本に河野氏の記述があります。
エネルギー庁の官僚を怒鳴りつけたことや、鼻の下を伸ばして中国人報道局長との写真を撮ってSNSに上げた話などが書かれています。このあたりは、よく知られた話でそういうことがあったなと思いだしますが、知らない話もありました。
あるとき、河野氏が大声で誰かを怒鳴りつけていて、あまりに言葉が荒く執拗だったので、議員宿舎のとなりにいた人がベランダに出て耳をすませたら、河野氏が義理の母親を激しく罵倒していた、ということを信頼できる人から著者の島田氏は聞いたそうです。なかなか怖い話だなと思いました。
ちなみに、沓沢氏によると原告の河野太郎氏は、結局最後まで一度も裁判に現れなかったそうです。
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