NBA選手と膝の軟骨移植手術の歴史について

先日、ブルズのロンゾ・ボールが3回目の膝の手術を受けたというニュースが報じられました。

ロンゾ・ボールは2022年1月14日以来欠場が続いていますが、14カ月で2回の手術を実施したものの回復には至らず、3回目の手術に踏み切ったとのことです。これだけ長引いてしまう彼のケガはいったいどんなものなのかが気になったので調べていこうと思います。

ロンゾ・ボールのケガの内容とは?

ロンゾ・ボールの手術の内容を調べてみると、膝に他の箇所から軟骨を移植するというものでした。

アキレス腱や靭帯の移植手術の場合は近年のNBAでも復帰している選手もたくさんいますが、膝の軟骨移植手術を受けて無事に復帰できた選手は正直なところあまり記憶にありません。

というわけで過去に膝の軟骨移植手術を受けた選手を調べてみました。

膝の軟骨移植手術を受けて復帰したNBA選手について

調べてみたら、この軟骨移植手術を受けてNBAのコートに復帰できた選手はいない。というショッキングな記事を複数発見しました。そしてその記事によれば、もし復帰できたらNBA選手史上初になるそうです。↓

https://basketnews.com/news-187024-lonzo-ball-could-become-first-nba-player-to-return-after-cartilage-transplant.html

「でも復帰した選手もいたはず・・」と思って、もう少し詳しく調べてみたら、2013年11月の記事に過去に41人のNBA選手がこの軟骨移植手術を受けて、73%の選手(30人程度)がNBAのコートに復帰できているとのことです。↓

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4555513/

ただし復帰はできたけど、長期に渡って活躍できた選手はいないということもわかってしまいました。つまりロンゾ・ボールのキャリアは非常に深刻で難しいものになっているということです。

マイクロフラクチャー手術を受けた選手について

この軟骨移植術は「マイクロフラクチャー手術」というもので、過去にこの手術を受けたNBA選手を調べてみたら、グレッグ・オデン、ブランドン・ロイ、アンファニー・ハーダウェイ、アンドリュー・バイナム、アマレ・スタウダマイヤー、チャンドラー・パーソンズなどの名前を見つけました。

正直なところ、活躍を期待されながらも短いキャリアに終わった選手ばかりです。

マイクロフラクチャー手術がどういうものかというと、損傷した軟骨の近くの骨に小さな穴 (微小骨折) を作って、そこの穴に新しい軟骨を作るというものだそうです。そして手術後4~6か月は体重をかけてはいけないとのことなので、そこからリハビリしてNBA選手としてコートに復帰するには相当な時間が掛かるということが想像できます。

まとめ

深刻な内容になってしまったので、前向きな話をしたいと思います。近年のスポーツ医学の発達は目覚ましく、かつて復帰はできないと言われていたACLやアキレス腱の手術を受けてトップパフォーマンスを取り戻した選手がたくさんいるということです。ケビン・デュラントやカワイ・レナードが良い例です。

ロンゾ・ボールはまだ25歳ということもあり、復帰までに2年掛かったとしてもまだ年齢的なピークを迎えません。確かにブルズの現在のコアメンバーとのプレーは難しいかもしれませんが、選手としてNBAで活躍できる可能性は充分にあると思います。

軟骨移植手術を受けて成功した最初の選手として歴史に名前を刻んで欲しいですね。

最近更新ペースが遅くなっているので、頑張って良いブログが書けるように時間を作りたいと思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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