荒井首相秘書官が火をつけた性的少数者や同性婚への差別発言が波紋を広げている。
弱い男ほど「男性原理」の極端な強調をするようだ。
私のような戦前生まれの人間ならいざ知らず、若い人間でもこの罠にはまる。
人間力で勝負できないからなのか、「家父長的権威」とか「伝統的家族観」などを持ち出して来る。
その根拠は何処にと問うと、はっきり答えられない。
勘ぐれば「統一教会」の主張を丸呑みしているのか?
これでは世界の標準から一周遅れだ。
北海道新聞2月8日
「選択的夫婦別姓」についても自民党保守派?といわれる人たちは、なぜここまでこだわるのだろう。
明治の初めまでは、国民(約3300万人)のうち武士階級は7%程度だ。
残りの9割以上は苗字などなかった。それでたいした不便を感じていなかった。
「選択的」だから夫婦間で相談してどちらかにすればよいわけだ。
この程度のことがなぜできぬのか? 「喝」ですね!
男性原理を強調して独裁的な権力を行使したがるタイプはファシズムに走りやすい。
要注意だ。