5年前の今日のサトラジの文字起こしをしています。

 

 

私は5年前は、この日のトークをどのように聞いていたのかな。

たわいない・・と感じていた気もします。

 

だから、今日は「哲学する智くん」と感じる自分がいてちょっと驚いています。

彼がシンプルだけど深く深く考えて、本質を捉えようとする人だとこの5年間で、よりわかってきたのだと思います。

 

では行きます。


*********

 

おはようございます。

嵐の大野智です。

 

今日の一言、カモン。

 

楽観主義者はドーナツを見、

悲観主義者はドーナツの穴を見る。

 

おお〜、なんだ、これ?

 

これは「ドリアン・グレイの肖像」、「サロメ」、「幸福な王子」などの作品を書いた19世紀の作家、オスカー・ワイルドさんの言葉です。

 

ドーナツがあった時、楽観主義者は食べられるものがあることを喜び、悲観主義者は、あ、この食べ物、真ん中の部分が削られて少ないと感じる。

 

ということらしいですね。

 

ええ。

どっちですか?あなたは。

僕はね、楽観主義かな?

うん。

ま、あ、食べられる・・

からラッキー!とかじゃない。

 

でも、ドーナ・・

なんでさ、ドーナツって

真ん中に穴を開けたんだろう?

 

そもそも。

 

ファッション的に・・あの、おしゃれ、

おしゃれ系?

 

ま、そもそも、ドーナツって何?

えへへ

真ん中が空いてんのがドーナツ?

 

ドーナツって何?

 

ほらほら、なんかみんな思ったでしょ?

あ、確かに思ったことないわ・・

 

ドーナツってどっから来たんだろうね?

そう考えたら。

 

そう。誰が食べて、

ドーナツっていうものが、パンでもなく

真ん中に穴が空いていることが

ドーナツと呼ばれるなら、

それはいつから食べられていたのか?

 

だから、そんなこと聞いたらキリがないから。

なんでもそうだよね。

 

いや、でも気になるね、

今、ふと思っちゃったよ。ワタクシ。

ええ。

 

う〜ん。

基本は、そっか。

そっか。その、小麦粉?

とかでこねて、まぁいわばパンの状態。

生地を作って、そんでそっから

油で揚げたりすることがドーナツなんだ。

 

じゃ、別に穴がこう真ん中に空いてるから

ドーナツ・・

それがドーナツということでもない、

だけじゃないわけだね?

 

あ!そうだ、なんか聞いたことある。

 

真ん中、空いてんのは、

そうだ、なんか意味があってね、

熱の通りがいいとか聞いたことありますよ。

 

じゃあさ、カレーパンは?

ドーナツカレーパンとか。

ドーナツカレー味かな?

また別のパンになんのかな?

揚げパン?

ああ、難しいね。

じゃ、揚げパンもドーナツ?

 

ええ?

じゃあドーナツって

じゃあ、油で揚げたものが

基本、ドーナツなら・・・

 

 

待って。

俺、今こんなこと言ってて思った。

 

俺、悲観主義者だ。

 

いちいち

こういうこと言う人ってそうでしょ?

 

真ん中が、あんのか・・

これで言ったら、

この食べ物真ん中の部分が削られて少ない・・

とか

ちょっと文句言うじゃん。

 

俺、悲観主義者じゃん。

 

実は俺は楽観主義者ですとか言っといて

悲観主義者だ。

文句ばっか言ってるわ。

最悪だね?ワタクシ。

 

最悪ではない?

よーし。今日ドーナツ食べましょう!

 

以上、大野智でした。

 

*******

 

智くんて、凡人がスルーしてしまうことを深く考えたりすることがよくあるように思います。

 

しかも、本質と関わることを。

だから、哲学者。

 

そして、智くんが楽観主義者か?悲観主義者か?と問われれば、(ごめん) 私は悲観主義者だと思います。

でも、ただの悲観主義者じゃない。

 

悲観して心配で不安で暗くなるのではなく、不安だからこそ、これではマズイと努力し、万全の準備で変えて行くこうとする。そして、時に立ち止まり俯瞰する目も持っている。

 

だから、ここまでの人になったのかなと、ふと思いました。

 

この忙しく走り続けた21年間。自分とは何か?と立ち止まって考えるのは自分にも他人にも誠実によりよく生きようとする姿勢の表れだと私は感じています。

 

 

 

本日もつたないひとりごとにお付き合いくださり

ありがとうございました。

智くんと嵐さんと皆様が今日も笑顔でありますように!

 


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