5年前の今日のサトラジの文字起こしをしています。

 

授業中

打ち合わせ中に携帯をいじってはいけません。

松本先生に怒られますよ。

NetflixのVoyageのお蔭で、この日のエピソードの場面が目に浮かぶようです。

 

*********

 

おはようございます。

嵐の大野智です。

 

今日の一言、カモン。

 

チームを作ったりコンビで何かやる時は、

遠慮したり内にこもらず、

面白くぶつかりあうことが大事だね。

ぶつかり合うことが面白いと思って、

お互いをぶつけ合う。

そうすれば、逆に生きてくる。

 

ほお〜。いいですねえ。

 

これは、20世紀の日本を代表する川崎出身の芸術家、岡本太郎さんの言葉です。

何かを作り上げる時、面白くぶつかり合うこと、この表現、とても素敵です。

ぶつかりあったら、どちらもうまく、くっついちゃった・・ということもあります。

ええ、どんな素材のものを面白くぶつけ合うか?ということですね。

嵐の五人ももちろん、ぶつかりあっていますか?

 

まぁ、でも確かに喧嘩ってないね。

う〜ん。

喧嘩・・ってないね。

なんだろね、このグループね。

不思議だわ〜。

 

だって、この間なんてね、

ちょっと打ち合わせしててさ、

嵐はあの、グループでメールやるんですよ。

 

で、

相葉ちゃんがニノに偶然会ったことがあって、

そんときに写真を撮ったんです。

で、それを打ち合わせ中の僕らに転送して、

「芸能人にあった」・・みたいに来て、

ほんで、

ふふ

ほんで、みんなで、

「わぁ〜すげえ!」とか、

「二宮くんだぁ〜」とか

入れたり・・してましたね。

ふふふ

 

とか、

で、そん時は、そん時の

打ち合わせのニノの寝癖がすごくひどくて

えへへ

「今日の髪型、やばいよな」とか・・ね。

「髪型のことを言うな!」とかさ、

打ち合わせ中にね。

 

すいません。

 

集中しますね。ええ。

ほんなことやったりしてますよ。

うん。

 

まぁ、だからねぇ・・・

 

今後、無いんじゃない?

変なぶつかり合いっていうかね、

う〜ん。

なんか何にもないんだろうね、たぶんね。

もう、30超えてますからね。

 

う〜ん。

でも不思議だなぁと思うよ。

だから反抗期みたいなの無かった感じかな?

変に。

う〜ん。

反抗期、穏やかに過ぎ去った感じかな?

うん。

嵐はね。

 

他のグループはわかんない・・

あんのかなぁ?

そもそも

他のグループがわかんないからねぇ。

 

でも、Hey!Say!JUMPとかねぇ、

あの〜メンバー同士・・の家で居たり、

なんか一週間でほぼ・・五日かそこら

ずっと一緒に居る・・。

 

グループ全部じゃないけど、

全員じゃないけど、

なんか、居たりするらしいよ。

だから、みんな仲いいんだろうね。

う〜ん。

なんか、面白いね、そういうのね。

ええ。

 

まぁだからなんか、そういう話聞くと、

ああ、みんな

いいグループなんだなぁと思いますね。

うん。

 

ま、これからもね、

いい意味でみんなでこうぶつかりあって

高めて行ってね・・。

 

とりあえず今年を乗り切りましょうね。

で、今年もあと、1ヶ月・・ちょっと。

健康で頑張ります。

 

以上、大野智でした。

 

*******

 

打ち合わせ中に携帯でこっそり遊んでいたのは、おそらく大野、二宮、相葉トリオですね。

 

嵐のコンサートの打ち合わせって、とても長くて、細部までとことん詰めそうですから、時々そんなことをしちゃうのかな?

 

ほとんど、潤くんが決定準備してくれて・・・メンバーやスタッフの意見も聞き、十分なコンセンサスをとっておく。

大切なことです。

 

あのクオリティを追求する人についていくのは大変でもあったでしょう。自分でやりたい人もいたかもしれない。

だけれども、彼の熱量が高く純粋であるのに加え、彼が嵐の一員で、最年少であったからこそ・・・兄ズ四人がそれを受容し続けたからこそ嵐はぶつからなくてもうまく行っていたのかな〜とも思います。

 

堤監督さえ絶賛する、潤くんの演出力、ステージング。

そんな彼が演出するコンサートでは、「大野智」という最高のパフォーマーに率いられる嵐だからこそ、ステージの仕掛けに負けずに、その演出を輝かせるものが生み出せたとも言えると思います。

 

 

そして智くんの受容力。

 

昔、ニノが言った言葉が忘れられません。

振付の先生に、(意訳)「他の者がお前(智くん)のダンスのレベルに合わせられないのなら、お前が他の者に合わせろ」

と言われたのをニノは知っていて、「ホント、リーダーには申し訳ない」と言っていました。

自分が苦労に苦労を重ねて積み上げて来たもので、100の力を出してはいけないと言われた智くんは辛かったでしょうね。

 

それでも智くんは他のメンバーを責めずにそれを受容し、そこに居続けてくれた。受容するリーダー。


それぞれが否定されるのではなく、受容されることで反発もせず、お互いへのリスペクトが生まれ、それぞれが自発的に頑張る大きな原動力にもなっていった。

 

岡本太郎さんの言葉とは真逆で、表面的にはぶつかり合わなくたって、みんな自分の中で自分とぶつかって、本気で頑張って来た。

それが「嵐の奇跡」の一因だと思いました。

 

 

 

 

本日もつたないひとりごとにお付き合いくださり

ありがとうございました。

智くんと嵐さんと皆様が今日も笑顔でありますように!

 


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