【チャンピオンズC】白毛の桜花賞馬ソダシは注目のダート血統!

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サンケイスポーツ

ダート初出走で最も注目の存在といえる白毛の桜花賞馬ソダシ

 暮れの中京競馬開幕週の日曜メインは今年の「砂王」を決めるチャンピオンズC(12月5日、GI、ダ1800メートル)。  今年、最も注目されるのはダート初出走になる白毛の桜花賞馬ソダシ(栗東・須貝尚介厩舎、牝3歳)。前走の秋華賞はゲート内で突進した際に歯茎をけがしたこともあり、10着に敗退したが、滋賀・ノーザンファームしがらきへの放牧を挟んで順調に回復している。父は芝のNHKマイルCに加え、ジャパンCダートの名称で行われていたこのレースを圧勝したクロフネ。母はJRAダートで4勝したブチコ、近親には関東オークスなど交流重賞3勝のユキチャン、レパードS勝ちのハヤヤッコなどがいる血統背景からも、ダートをこなして全く不思議はない。11月17日にダートの栗東Bコースで行った追い切りでは6ハロン84秒0、ラスト1ハロン11秒1。シャープな脚さばきでアディラート(7歳、オープン)に1馬身先着した動きからもダート適性は心配なさそうだ。ほかの馬よりも3キロ軽い54キロの斤量も有利だ。一線級を相手の初ダートは、過酷な条件だが、戸惑うことなくレースを運べれば好勝負になっていい。