とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

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練習機 FELT F95 の魔改造鉄下駄をさらに改造

大変お待たせしました、新しいホイールネタでございます。

 

練習機として使用している2015年式 FELT F95ですが、装備しているのはもちろん純正の鉄下駄。この鉄下駄は運がよいことにJベンドスポークを使用した手組。手組とくれば振れも出ていたこともあり、もののついでに精度を上げてやるしかないと改良を加えていました。

⇒⇒⇒鉄下駄の剛性を上げる魔改造

⇒⇒⇒鉄下駄の性能をあと少し上げる改造

 

しかし精度を上げようと、足掻こうと、元が鉄下駄なだけに鉄下駄以上にはなりません。やはり苦痛です。(当たり前ですな)

今回はさらに無駄な足掻きということで、ちょうど余っていたスポークを使用し、さらなる改良をやってみることにいたしました。

2015年式 FELT F95もSCULTURAと同じポジションに変更

まずはじめに、練習機F95もSCULTURAと同じようなポジションにしています。

ペダルのスタックハイトが2mm違っていたり、Qファクターが若干狭かったりしますが、その分も考慮してサドルの位置と高さを少し調整しました。

F95のフレームサイズは540。トップチューブホリゾンタル換算は545mmです。545mmというと、SCULTURA LIMITEDの50サイズよりも10mm長くなります。ということはステムは110mmではなく100mm。さらにヘッドチューブが若干長くなるので、SCULTURAよりもハンドルが上がってしまいます。これはブラケットの送り具合で調整することにしてとりあえず様子見。

2015年式 FELT F95 純正の鉄下駄リアはロクロク組

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鉄下駄のリアはロクロク組。ニップルに寿命が来ていたこともありニップルを交換ついでにバラしてイタリアン組に組み直してはいるものの、ロクロク組だとテンション差が結構開いてしまい、反フリー側が緩めでした。

反フリー側が緩いとダンシングで左に車体を振ったときに進みが悪いのです。これはヨンパチ組反フリー側ダブルクロスにしている試作3号と比べてよくわかりました。

練習のために2回ほど九六位山を登りましたが、やっぱり鉄下駄+ワイヤービードのボントレガーR1 25Cの激重タイヤ+激重チューブでは重くて地獄です(;´Д`)

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こちらは2021/11/04のタイム。

ちょうどローカルレジェンドを取得してしまって、詳細ページにタイムが見えなくなるというSTRAVAの仕様(これ本当にどうにかしてほしい)のため、一覧のみで申し訳ないです。

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こちらは2021/11/05に登ったタイム。

前日に登ったことによって筋肉痛になっていましたが、1回登ったことで攻略法が多少生きてきたのかタイムは6秒ほど短縮。しかし同じ装備なので地獄には違いありません。

鉄下駄の反フリー側を8本組ダブルクロスに組み替える

鉄下駄のERD(リムのシールに589mmと表記されていました)とハブの寸法を測ってみると、反フリー側は299mmのスポークで8本組ダブルクロスが組める計算となりました。

手持ちの在庫スポークに、以前試作3号で8本組ダブルクロスをしようとし短すぎて組めず放置していた星スポークのスターブライト2.0mmの299mmがあり、皮肉なことに鉄下駄の反フリー側にピッタリという偶然。これはもう鉄下駄を組み直せとの神のお告げであろうと確信して、今回やってみることにしました。

途中の写真を撮るのを忘れてしまい文章のみとなりますが、組み直します。

鉄下駄 ロクロク組 重量

組み直す前の鉄下駄の重量です。

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1096g

紛れもない鉄下駄ですね。

鉄下駄 ロクハチ組ダブルクロス 重量

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重量は1g増の1097g

重さだけで考えると鉄下駄度が増してしまいました。

そして組んで重量を測ったときに、やっちまったことに気づきます。

ロクロク組は6本組同士、つまり3クロス同士で奇数奇数なのでフリー側上で左落とし。

しかし今回組み直したロクハチ組ダブルクロスは6本組に8本組、3クロスに4クロス、奇数偶数なのです。

奇数奇数、偶数偶数は左落とし、奇数偶数、偶数奇数は右落としということをすっかりと忘れていて、

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なんとも美しい(恥ずかしい)バルブまたぎが出来上がってしまいました(´・ω・`)

しかしバルブまたぎでも見た目がダサいだけで性能に違いはありません。

若干空気が入れにくくなるような気がしますが、使っているポンプのヘッドはヒラメなので特に問題なし。(出先でパンクしたらちょっと困るかも)

そしてこれは鉄下駄だし練習用なので、まあいっか/(^o^)\

ということでこのまま使うことにします。(しばらくしてバルブまたぎが治っているときは察してください)

早速試走で県道21号線Climb

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また九六位山に登ってきました。

登っている最中気づいたのが、車体を左に振っても失速しない。

そしてサドルに伝わってくるロードノイズの感覚が大きくなった。(ような気がする)

重いけどもロクロク組のときよりは脚に来ないような気がする。(いやでもやっぱり鉄下駄に変わりはないので重い)

鉄下駄 ロクハチ組ダブルクロス 県道21号線Climbのタイム

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10分台!!

激重練習機F95で、まさかの10分台を叩き出してしまった。

2回目のタイムが11分24秒なので、その差27秒!:(;゙゚'ω゚'):

装備はリアをロクハチ組ダブルクロスにしただけで、タイヤとチューブはそのままです。激落ちくんならぬ激重くんです。

次はZENIGAME(denken)を登ってみる

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今度は銭瓶峠のdenken側を登ってみます。

やっぱりこちらでもなんだか進む!

ダンシングでグイーンと進むので脚が休められます。むしろずっとダンシングしていたほうが楽に感じるほどです。

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15分台!!

SCULTURAと比べると2kg以上重いのに、5年前と同じフレームで5年前の自分に勝ってしまいました:(;゙゚'ω゚'):

ちなみに5年前の自分のタイムは、

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17分で精一杯でした。

重さだけで考えると、5年前の自分よりも明らかにハンデがあります。(5年前の自分はどれだけ貧脚だったんだというツッコミは無しでお願いします)

 

鉄下駄 ロクハチ組ダブルクロス 総評

叩かれる覚悟で書きますと、激変しました。

重くて進まない鉄下駄が、重いけど進む鉄下駄に変わった感じです。進む分多少脚のダメージが緩和されたと言ったほうが正しいかもしれません。

ダンシングとシッティングの割合が7:3で、ダンシングを多用する私にとって、ダンシングが進んで楽なのは本当に助かる。

今回やったことは、反フリー側を8本組ダブルクロスにしただけです。

リムもハブもそのまま流用していますし、タイヤとチューブもそのまま使用しているので、消去法で考えるとロクハチ組ダブルクロスの効果となります。

 

ちなみに私自身の脚力の向上もあるかもしれませんが、プロロードレーサーマンセボのような自転車歴35年のキャリアもなくガチ勢でもない40代の私はそうそう急上昇することはありません。どんな人間も老いには勝てないようになっていて、私も例外なく同じです。(年は取りたくない。マジで)

 

これはとんでもない鉄下駄を作ってしまったかもしれません。

名付けるとすると魔改造鉄下駄カスタム。(頭痛がPainのようなネーミング)

今回の制作費は余ったものを利用したため0円。

とあるブログにホイールを評価してくれる計算機が

色々と検索しまくってみたところ、こちらにホイール評価計算機が。

bright-mania.techblog.jp

※勝手にリンクしていますが、ダメなら消します。お問い合わせからご連絡をください。

 

こちらでとりあえず32Hのロクハチ組とヨンパチ組を比較してみたところ、

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左右のテンション差がほんの少し開くものの、駆動剛性指数が大きく上がっている。。。

これはもしかすると、もしかして、試作3号を魔改造鉄下駄と同じ組み方にすると???(゚∀。)

 

これはやってみるしかないでしょう!

\(・∀・)/ワチョーイ

 

はい、次回は試作3号をいじります。

 

 

ではでは(^-^)/

 

↓↓↓試作3号を魔改造鉄下駄と同じようにいじった記事はこちらです。

⇒⇒⇒手組みホイール 試作3号スポーク変更 リアをヨンパチ組→ロクハチ組へ

 

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