SL運行期間外でも楽しめる!真岡鉄道のSLキューロク館へ行ってきました

こんにちは。そらまめです。

暖かくなってSL運行のシーズンになりましたね。

SLが走る鉄道の1つ、真岡鐡道。その真岡駅にはSLキューロク館というSL展示施設があるんです。

今回は真岡鐡道キューロク館に行ってきたお話です。


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真岡鐡道とは

真岡鐡道とは、下館駅(茨城県)~茂木駅(栃木県)間を走る真岡線を運行する鉄道会社です。

真岡線はJRから真岡鐡道へ

真岡鐡道の設立は1987年10月。

1987年(昭和62年)といえば、国鉄が民営化されJRグループに分割された年ですね。真岡鐡道は民営化後のJR東日本から、真岡線を引き継ぐ形でできた鉄道会社です。

全17駅、営業距離は41.9km。全線が単線です。

コットンウェイ

真岡線の愛称は「コットン・ウェイ」。

この愛称の由来は、機関車の走る音が「コットン、コットン」と聞こえることと、真岡地方が江戸時代から綿花(木綿)の産地として有名であったことからきているそうです。

真岡線の車両

今回はSLキューロク館の話なので写真だけ載せますが、真岡線の普通列車として走っているのがこちらの車両。

ラッピングしてるわけではなく、これが通常のカラーリングのようです。(少し前にめちゃくちゃ流行った例のアニメを思い出す柄ですね。)

いちごラッピングの車両もいました。

こちらの列車は電車ではなく気動車。なので電気ではなく、ディーゼルエンジンで動いています。

真岡鐡道のSL

では本題の真岡鐡道のSLとSLキューロク館についてです!

真岡鐡道のSL

真岡鉄道のSLが運行を始めたのは、1994年。名称は「SLもおか」。


運行期間外だったのでパネルで我慢です・・

SLもおかの形式はC12形(C12 66)。運行当初からこのSLが使われています。

C12形が動態保存されている、つまり動いているのが見られるのはこの真岡鐡道だけ。静態保存はいろいろな場所でされています。(大井川鐡道の静態保存ではC12はパーシーになっているみたいです)

SL運行期間

SLもおかは4~12月の土日と一部祝日に運行しています。

webでの事前予約が必要で、当日券の販売はしていないようです。乗車駅はどこからでもOKなので、一駅だけ乗車ということも可能です。そんなもったいないことする人はいないと思いますが・・

その年の運行期間や最新の運行状況は、必ず真岡鐡道の公式HPで確認してください。


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SLキューロク館

真岡駅にはSLキューロク館という展示施設が併設されていて、SL運行期間外でもSLを見ることができます。SLもおかとして走っているC12形はいませんが、SL以外にも客車や貨車が展示してあります。

ちなみに真岡駅は駅全体がミュージアムになっていて、キューロク館以外にも展示してある車両やがあります。

「キューロク館」は、施設内に展示してある9600形蒸気機関車(愛称:キューロク)からつけられたようです。そしてこのSLキューロク館、なんと入場無料!!

公園の雨ざらしのSLではなく、綺麗に手入れされているSLが無料で見られるのは嬉しいことですね。

真岡駅に併設

真岡駅併設なので、真岡駅に向かえばすぐわかります。

 

真岡駅自体もSLの形をしていて、綺麗で大きい駅でした。

駅の3~4階は子ども向けの施設になっていますが、そらまめが行った時はコロナ対策で利用は市民限定となっていました。Nゲージの展示等もあったので見てみたかったのですが残念です。

展示内容

ここからはキューロク館の展示物を見ていきましょう。

 

D51形蒸気機関車146号機

外に展示してあるD51蒸気機関車です。

D51を展示してある場所はたくさんありますが、ここのD51はとても綺麗です。

 

現役時代は北海道を走り、静岡県の城北公園で展示されていた車両のようですね。動態保存の車両なので動きますが、現役当時のような石炭と火で動く蒸気機関車ではなく圧縮空気式機関車として整備、保存されています。

SLもおかのように営業路線は走りませんが、キューロク館構内の線路を定期的に走っています。


この線路を走るんですね

人数限定ですが、運転台に乗って汽笛を鳴らす体験もできるようです(有料、先着順)。運転してない日もあるので、事前に調べてから行ってくださいね。

9600形蒸気機関車49671号機

キューロク館の名前の由来となった9600形蒸気機関車です。

普段は建物の中に展示してありますが、ヨ8000形貨車との連結走行では建物の外にも出てきます。有料ですが乗車することもできますよ。


連結走行の様子

この9600形も現役時代は北海道を走っていました。引退後静態保存されていましたが、現在はD51と同様に圧縮空気式機関車として動態保存されいてます。

この9600形は運転台が右側にあるのが特徴です。

スハフ44形客車25号機

9600形の後ろに展示してある青色の客車です。こちらは車両の中に入ることができます。

レトロな雰囲気が良い感じです。

こちらも現役時代は北海道を走っていて、急行「ニセコ」の客車として活躍していました。2011年までは東京の船の科学館内に展示してあったそうです。


スハフ44形から見た9600形

ヨ8000形貨車(車掌車)

9600形と連結して走るヨ8000形の車掌車です。

こちらはヨ8593。

旧国鉄の車掌車としては新しい設計で、初めてトイレが付けられた車両だそうです。こちらも有料ですが乗車することができます。

 

キューロク館には、もう1台ヨ8000形(8016)が展示してあるようなのですが、そらまめが行った時は一部点検中か何かで入れない場所があったので、恐らくそこにいたのではないかなと思います。なので写真はなしです。

このヨ8000形、碓氷峠鉄道文化むらにも動態保存の車両がいるようです。


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その他

そらまめはキューロク館の建物のある側しか見なかったのですが、どうやら反対の真岡駅西口側からも近くで展示車両が見られたようでした。(帰宅後googleストリートビュー見て気が付いた・・)

なので近くでは見られませんでしたが、展示車両だと思われるものを遠くから撮ったので載せて行きます。

写真左側に写っているのが多分そうで、茶色い車両がワフ15形貨物緩急車、ト1形無蓋貨物車、後ろの赤い車両がキハ20形ディーゼル動車でしょうか。


ボロボロ

さらに奥にもいますが、これは現役車両でしょうか?ちょっと遠かったのではっきりとはわかりません・・

転車台

蒸気機関車といえば転車台(車両の方向転換をする為のもの)ですが、真岡駅にも転車台はあります。

が、そらまめは駅西側に行かなかったので遠くからしか見ることが出来ませんでした・・

車両の奥に見える茶色いアーチのようなものが転車台です。これ西側からなら間近で見られるので、行く際は是非駅西側から行ってみてください。

おわりに

SL運行期間外だったので、今回は真岡駅とキューロク館の見学のみでしたが、とても楽しめました。事前調査不足で駅の西側に行かなかったのが悔やまれますが、SLは間近で見られたので良しとします。

次回はSLにも乗ってみたいと思います。

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