『日本国記』 限りなく真実に近いアナザーストーリー  八咫烏とは誰か?  14C-1     ひじかたすいげつ 

 

 つづき

 

 花といえば桜。

 川といえば鴨川。

 祭りといえば葵祭。

 

 京都の神といえば「賀茂大御神」。

 

 「大御神」と名の付くのは、二人だけ。

 「天照大神」と「賀茂大御神」。

 

 なぜか。

 

 そこに謎がある。

 

 誰もが知っている京都の葵祭。

 本来の名は賀茂祭。社紋が葵であるため葵祭と呼ばれる。

 しかし、それが「賀茂大御神」の祭りということは、意外と知られていない。

 

 そもそも、「賀茂大御神」とはだれか?

 古事記では神武天皇の東征を助けた八咫烏といわれる。

 

 

 八咫烏はサッカー日本代表のマークにもなっているが、糺の森にある「雑太社(さわたしゃ)」はラグビーの聖地「関西ラグビー発祥の地」であり、「ラグビー第一蹴の地」といわれる。日本初のラグビー部が創設された慶応義塾大学の学生が明治44年に旧制三高(現京都大学)の学生に糺の森でラグビーを教えたことによるといわれる。また、同じく糺の森にある下賀茂「賀茂御祖神社」の摂社である「河合神社」の境内社である「任部社(とうべしゃ)」は八咫烏そのものを祀る神社である。ここは「サッカーの神様」である。サッカー日本代表の初代監督は加茂監督であった。そういう意味であった。

 

 八咫烏は、三本足のカラスで。一本多い脚があるので球を蹴るのに有利ということか。「賀茂御祖神社」では毎年1月4日には「蹴鞠はじめ」が行われる。

 

 八咫烏とはだれか、、、

 

 つづく

 

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