あなたの人生を決めている潜在意識
引き寄せの法則や成功法則、自己啓発など
幸せの追求といったものに関心がある人なら、
潜在意識という言葉自体は
聞いたり読んだりしたことがあると思います。
それほど、潜在意識というものは、
幸せの追求のためには重要な要素になっています。
この記事では、あなたが引き寄せの法則をマスターし、
望む現実を手に入れ幸福を得るために必要な
潜在意識について詳しく解説していきます。
★意識には3つの階層がある★
私たちが普段意識できる領域を『顕在意識』
意識できない無意識の領域を『潜在意識』
その更に深い部分にある意識を『集合的無意識』
と言い、3つの層に分けることができます。
こんな画像を見たことはありませんか？
普段意識できていることは、意識の中の
極わずかしかなく、氷山の一角に過ぎない
と言われています。
ですが、実際にはその氷山は
水中に大きく広がっていて
更にその奥深くには
集合的無意識と呼ばれるモノがあります。
潜在意識を発見したのはオーストラリアの
精神医学者で精神分析の創始者である
ジークムント・フロイト（１８５６～１９３９）です。
フロイトは、
「私」を動かしているのは
“「私」の意識の中には無いナニモノ”と考えました。
世の中の大半の人が、
自分の意思で物事を判断決断している
と思っていますが、実は
自分の意思で行動しているわけではないのです。
例えば、
不安や心配ごとがあると寝ようとしても
なかなか眠れなかい とか
痩せたいと思っても本気で
ダイエットに取り組めない とか
大好きな人の前では相手を意識してしまい
うまくしゃべれなくなってしまう とか
人前で話をしようとすると緊張してしまう とか
タバコやギャンブルをやめたいと
思っていてもなかなかやめられない とか
こんなふうに人の行動は、
潜在意識によって大きく左右されているのです。
潜在意識は「無意識」と言いますが
無意識というよりも、
自分の意志ではコントロールできない
強い意志や信念と私は捉えていて
それを無意識と認識しているのですが
この無意識と呼ばれる『潜在意識』には
『個人無意識』と『集合的無意識』がある
ということを発見したのがスイスの心理学者、
精神医学者で分析心理学の創始者である
カールグスタフユング(1875～1961)です。
ユングは、
“人の意識は、潜在意識のめし使いにすぎない”と
述べています。
今、働いている潜在意識を意志の力で
操縦することはできないのです。
当時は、この意識が占めるそれぞれの割合は
顕在意識が１０％、潜在意識が９０％だと
言われていましたが
研究が進み、今では
顕在意識が２％で潜在意識が９８％を占めている
ということが明らかにされています。
ですから、意識の殆どは潜在意識で
私たちはほぼ無意識で人生を創っている
ということなんですね。
★潜在意識はどこにあるの？★
潜在意識は一体どこにあるの？
いったいなんなの？と疑問が
湧いてきていると思いますので
もう少し詳しく説明します。
潜在意識を働かせている場所は、
原始脳と呼ばれる大脳辺縁系にあり
大脳辺円形の役割は感情や意欲
そして記憶や自律神経活動に関わっています。
潜在意識を形成する要素は
・本能 ・記憶 ・体験から出来上がった信念や価値観
・6歳位までに脳にダウンロードされた
情報を基に構成されたプログラム
（これらの情報は、親・兄弟・親戚・学校の先生
近所の人達などからのもの）
これらが潜在意識のゲシュタルト（全体構造）です。
この意識の98%を占める潜在意識が
あなたの「思考」「言葉」「行動の選択」を
支配しているのです。
潜在意識の中には、過去の記憶と
あなたの価値観や信念が刻み込まれています。
記憶には短期記憶と長期記憶があり
短期記憶は海馬というところに蓄積されます。
そして、そこから長期的に保存しておく記憶は
大脳新皮質に送られ蓄積されて行くのですが
話が脱線しそうなので戻しましょう。
人生というのは選択の連続です。
小さな選択から大きな選択まで。
私たちは選択を積み重ねて生きています。
例えば、
小さな選択とは
「今日のランチは何を食べようか？」
「今度の週末は何をしようかな？」
という、些細なことで大きな選択とは
「この人と結婚していいのか？」
「このマンションを購入すべきかどうか？」
「この会社に入社してもいいのか？」
といった、人生を大きく動かすようなことですね。
こういった選択が自分の人生を
決定しているということです。
潜在意識は、あなたが日々の生活の中で
選択を迫られた時、潜在意識の中にある記憶
そして価値観や信念に照らし合わせ
その後の行動基準を決めています。
★潜在意識の法則★
ここまで読んできて潜在意識については
ある程度イメージできたでしょうか？
ここからは、潜在意識が成功法則や
願望実現と強く結び付くようになった
キッカケについてお話をしておきます。
潜在意識の存在を世の中に広めたのは
アメリカ（アイルランド出身）の牧師で
潜在意識の法則提唱者の
ジョセフ・マーフィー（１８９８～１９８１）です。
あなたはマーフィー博士という名前を
聞いたことがありますか？
私は10歳の時（１９８６年）に彼の著書
「あなたはこうして成功する」に出会い
ここで潜在意識というモノを知り
深く興味を惹かれ探求を始めたのですが
当時はまだ浸透していませんでした。
この本がベストセラーになり
多くの人に潜在意識という言葉を
認知させ影響を与え、
今では、
成功法則や願望実現といった分野で
マーフィー博士を知らない人は居ないほど、
有名になっています。
マーフィー博士は、
”潜在意識に自分の願望を刻み込めば
それは叶う”
と言っています。
例えば
「欲しいモノがあるなら、
それを既に手に入れているとイメージしなさい。
そうすればそれは必ずあなたのものとなります」
というものです。
このノウハウの有効性を示す逸話として、
マーフィーは、次のような話をあげています。
ドライブ中に大きな事故を起こし
骨盤を何か所も骨折してしまい
生涯、自分の足で歩くことができないだろうと
宣告をされた女性が
入院中ずっと、事故を起こす前と同じように
行動している自分をひたすら思い描き
自分が歩いて出かける場面を
強くイメージし続けていたら
数か月後には、骨は綺麗に回復し
思い描いていた通り自由に
行動できるようになった。
このような事例がマーフィーの著書には
多く記述されています。
こんなにすごいことを発見し、
それを提唱したマーフィー博士って
素晴らしいと思いませんか？
だって、普通に考えたら絶望的な状態で
そのまま受け入れていれば医者の言う通り
歩けない体になっていたであろうことが
自分の思い一つで奇跡を起こせてしまう
ということですからね。
これってすごいことですよね？
私なんかこの潜在意識の法則を初めて知った時
もう、ワクワクしか感じられませんでしたよ。
そして、「こんなすごいことを教えてくれた
マーフィー博士、あなたは私の神です」って
本気で感動してました。
「望むだけで叶う」という
お手軽さが受けて潜在意識の法則
（マーフィー理論）は急拡大してゆきました。
ですが、多くの人は
あたかも努力や根性といったものは
不必要であるかのように捉えてしまいなかなか
望みを叶えることができずにいますよね。
潜在意識の法則はホント？ウソ？
願望や夢を叶えたり、成功を手にするためには、
潜在意識に願望を刻み込むと
効果的であることは本当です。
しかし、それだけでは願望が叶ったり、
成功を手にすることはできません。
たとえばあなたが今年中に
１,０００万円が必要だとした場合
「私はすでに１,０００万円を手に入れた」
という言葉を潜在意識に刻み込み、
１,０００万円を手にしているところを
イメージし続け、家でゴロゴロしていて
収入を得る行動も努力も何もしませんでした。
果して１０００万円があなたの手に入るでしょうか？
突然見ず知らずの人が訪ねて来て、
「１０００万円あげます」なんてことが起きるでしょうか？
どう考えてもありえないですよね！？
宝くじを買うとか、株式投資を始めるなど、
１,０００万円を手にするための具体的な行動を
起さなければ、お金が入ってくるということは
考えにくいと思います。
行動と努力をしなくても叶う願望もあるかもしれませんが、
多くの場合、行動と努力の後に成果が得られます。
そうでなければ、人生ってつまらないもの
になってしまいませんか？
潜在意識の活用+行動+努力＝願望の実現
この公式が願望実現を確実なものにする
唯一のルールなのです。
ですから、夢や願望を実現させるためには
この潜在意識を理解し使いこなせるように
ならなければならないのです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました ^ ^
この記事がお役に立てれば幸いです。
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雪崩のごとく降り注ぎますように・・・
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