最近、戦争好みのツイートを見かける。で、そういうツイートが主張してるのは、Si vis pacem, para bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)だけど、私にはむしろSi vis pacem, fac bellum(汝平和を欲さば、戦をせよ)に聞こえる。専門じゃないから詳しくは知らないけど、Si vis pacem, para bellum自体、後世の人が有り難がって利用した感があって、元々は平和が長く続いて兵士がだらだらして、今、攻められたら危ないのでは=戦へ備えるのは平時ではというのと、攻めたら損と思われるぐらいに兵力を備えておけばよいぐらいの意味しかない。しかもそれは核兵器やミサイルが登場する前の話。冷戦時代に北半球壊滅一歩手前までいったし、抑止力というのも怪しい。
共産党の志位さんが「ミサイルを撃たれたらどうするのか」という質問に、「撃たれないようにするのが政治」と答えて批判されていたけど、私も以下と全く同じ考え。批判してる人はみんな、Si vis pacem, fac bellum(汝平和を欲さば、戦をせよ)に聞こえる。
もっと言うなら、周辺国が「理由もなく日本にミサイル攻撃してくる」という前提を置いた質問こそ、イデオロギー的思考を導こうとするプロパガンダに他ならない。
— 宇宙の父ブースカちゃん (@Booskachan_Ver2) January 14, 2023
(・ω・) https://t.co/G44cImfz7I
プロパガンダが増えてるなと思う。日本単体を攻撃する価値はあるのかと言えば、ない。「ミサイルが飛んできた場合どうするか」の質問への答えで、一体何を期待して、何が正解だと思ってるんだろう。ミサイルが飛んできたら死ぬのでは。迎撃?無理でしょう。