今回は、2021年4月を終えて、ナショナルリーグの順位や、活躍が目立った選手など、1か月を振り返ってみたいと思います。
目次
ナ・リーグ東地区
東地区
この地区は、首位のPHIフィリーズの勝率が5割で、その他のチームは負け越しという、低レベルの争いになっています。得失点差で見ると、首位のPHIフィリーズは、失点の方が15点も多いのに、最下位のMIAマーリンズは、得点が11点多いという逆転現象が起きています。首位と最下位の差が1.5ゲーム差しかありませんので、混戦模様で非常に面白い地区です。負け越しているチームが多い地区ですが、個々の選手を見ると、MVPやサイヤング賞候補となる選手がいるのは、この東地区です。
4月OPS、本塁打がナ・リーグトップ、ATLブレーブスのアクーニャJr.↓↓↓
Your National League Player of the Week: @ronaldacunajr24!#LaBestia | #ForTheA pic.twitter.com/SYZvV2XMKD
— Atlanta Braves (@Braves) 2021年4月19日
4月防御率トップ、WHIP2位、3度目のサイヤング賞を目指す、NYメッツのデグロム↓↓↓
Jake continues to do Jake-like things. pic.twitter.com/LSmaGsR3Um
— New York Mets (@Mets) 2021年4月29日
中地区
4月の戦いぶりを寸評します。先発投手が活躍するMILブルワーズ、期待通りのSTLカージナルス、予想外に長打力のあるCINレッズ、予想外に大健闘して5割近い勝率を残しているPITパイレーツ、思いのほか低迷しているカブス。
4月のナ・リーグ首位打者、レッズのウィンカー↓↓↓
Just a casual 11-game hit streak for Jesse Winker❗️ pic.twitter.com/9CsCfCCFLD
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年4月27日
西地区
LAドジャース、SDパドレスが好調なのは予想通りですが、SFジャイアンツが首位というのは驚きです。ジャイアンツの先発投手陣のほぼ全員が好投していることが要因です。クエトが故障者リスト入りした後も、代わりに先発ローテーションに入ったウッドが安定した投球を見せており、この3チームが高いレベルで争う地区になりそうです。
3試合先発し、3勝0敗、防御率1.50と好調なジャイアンツのアレックス・ウッド↓↓↓
Hemlock wood is light-weight and has moderate strength.
— SFGiants (@SFGiants) 2021年4月29日
Cedarwood is a knotty softwood that has red-brown color w/ light lines.
Alex Wood threw 9Ks tonight, and is 3-0 with 1.50 ERA.#ResilientSF pic.twitter.com/qVsXp1cKS8
注目の野手
4月に活躍した選手をOPSの上位10位から見ていきたいと思います。
ロナルド・アクーニャ Jr. (ATL)
アクーニャは、タティスJr.に次ぐMVP候補としていましたが、期待通りナ・リーグではずば抜けた成績をの起こしています。
Basically, @ronaldacunajr24 is playing on his own planet.#ForTheA pic.twitter.com/vPx85QURqg
— Atlanta Braves (@Braves) 2021年4月15日
クリス・ブライアント(CHC)
チームは最下位ですが、昨年の絶不調から立ち直ったクリス・ブライアント。4月は打率が3割を超え、ホームランも7本と、長打力も戻ってきました。
KB with a lil’ game-tying knock.#KBOOM pic.twitter.com/HfczmhM1nl
— Chicago Cubs (@Cubs) 2021年4月27日
注目の投手
4月に活躍した選手をWHIPの上位10位から見ていきたいと思います。(注:このダウンロードしたのが、5月2日なので、純粋な4月の月間成績ではありません)
コービン・バーンズ(MIL)
5試合に先発して、29回1/3を投げて、与四球が0という、コントロールの素晴らしい投球をしています。WHIPがトップなのは、このコントロールが要因です。いつまで与四球0を続けられるか楽しみです。
49 Ks and 0 BB? @Burnes16’s command is next level!
— MLB (@MLB) 2021年4月27日
Today, he controls our IG story. Head over and ask the @Brewers ace some questions! https://t.co/GjLiGMOLt5 pic.twitter.com/NfFetdoBVI
ジェイコブ・デグロム(NYM)
WHIPは2位ですが、防御率0.51で1位、奪三振59で1位、被打率.136で1位と圧倒的な成績です。今年3回目のサイヤング賞を十分狙えます。
Jacob deGrom this season:
— ESPN Stats & Info (@ESPNStatsInfo) 2021年4月24日
⚾️ 50 strikeouts, the most by a player through their 1st 4 starts of a season in the Modern Era (1900)
⚾️ 3 straight games with 14+ strikeouts, tied for the longest streak in the Modern Era
⚾️ Has more RBI (2) than he has earned runs allowed (1) pic.twitter.com/qNAIBDNEop
ジョー・マスグローブ(SD)
4月9日にノーヒット・ノーランを達成しました。
JOE-NO! pic.twitter.com/cVRPQmGde3
— San Diego Padres (@Padres) 2021年4月10日
トレバー・バウアー(LAD)
昨年のサイヤング賞投手は、今年も連続サイヤング賞を狙えるような投球を続けています。ナ・リーグは、デグロムやバーンズなどライバルが多いので、サイヤング賞争いも楽しみです。
Trevor Bauer can now switch out his phone background with his own Cy Young Award. ICYMI, he was presented with his 2020 award before yesterday's game against his former club. https://t.co/4WVJeGDmg2
— Dodger Insider (@DodgerInsider) 2021年4月28日
ダルビッシュ有(SD)
今年も素晴らしい投球を披露していますが、ナ・リーグは凄い投手が揃っていて、サイヤング賞を取るのは大変そうです。 特にナ・リーグ西地区は、SDにダルビッシュ、マスグローブ、スネル、LADにカーショウ、バウアーと、レベルの高い先発投手が揃っていて、見ごたえのあるゲームが沢山見れそうです。
YUUUUUUUUUUU pic.twitter.com/zJb8YkYmys
— San Diego Padres (@Padres) 2021年5月1日
まとめ
ナ・リーグは、防御率トップ10を見ると、1位のデグロムは0点台で、7位のストローマンまで防御率1点台と、優秀な投手が揃っています。
順位予想は、ナ・リーグも今のところあまり当たっていません。東地区は、各チームの力の差がなく、全く先が読めません。中地区はMILブルワーズが先発投手の活躍で1位にいます。打線はひどい状態ですが、ヒウラが復調して、イエリッチが故障者リストから戻ってくると盤石の強さになると思います。西地区はLAドジャースとSDパドレスの2強かと思いましたが、SFジャイアンツの先発投手陣の安定具合を見ると、この3チームで首位を争うことになりそうです。
お知らせ
私事ですが、本職の仕事がかなり忙しくなってきました。更新するたびに、★を頂ける読者の皆様には申し訳ありませんが、更新頻度を減らさせていただきます。週に1回程度は更新するつもりです。どんなに忙しくても、毎月の両リーグのレビューは書きたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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