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【MLB2024戦力分析】ロサンゼルス・エンゼルス

今回は、ロサンゼルス・エンゼルスの戦力分析です。2023年はア・リーグ西地区4位で、プレーオフ進出には至りませんでした。エンゼルスの2023年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

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2024年開幕ロースター予想(野手)

スターティングラインナップ

  1. 【RF】ミッキー・モニアック*
  2. 【1B】ノーラン・シャヌエル* 
  3. 【CF】マイク・トラウト
  4. 【3B】アンソニー・レンドン
  5. 【LF】テイラー・ウォード
  6. 【DH】ブランドン・ドルーリー
  7. 【2B】ルイス・レンヒーフォ#
  8. 【C】ローガン・オーハッピー
  9. 【SS】ザック・ネト 

*:左打ち #:両打ち

控え野手

  1. 捕手:マット・サイス*
  2. 内野手:マイケル・ステファニック
  3. 外野手: ジョー・アデル
  4. 外野手:アーロン・ヒックス#

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  • 外野手:ウィリー・カルフーン*(マイナー契約)
  • 内野手ミゲル・サノ(マイナー契約)
  • 内野手:ハンター・ドージャー(マイナー契約)
  • 内野手:エイーレ・アドリアンサ(マイナー契約)

*:左打ち #:両打ち 太字:新入団

注目選手(野手)

野手で私が注目する選手は、以下の選手です。

マイク・トラウト:今年こそはフルシーズン活躍して欲しい選手です。長打力に加えて、選球眼もよく、OPS.900は確実な選手です。故障さえなければ、シルバースラッガー賞はもちろん、4度目のMVPも期待できると思います。

トラウト 打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2011 19 LAA 40 123 20 27 5 16 4 9 30 .220 .281 .390 .672
2012 20 LAA 139 559 129 182 30 83 49 67 139 .326 .399 .564 .963
2013 21 LAA 157 589 109 190 27 97 33 110 136 .323 .432 .557 .988
2014 22 LAA 157 602 115 173 36 111 16 83 184 .287 .377 .561 .939
2015 23 LAA 159 575 104 172 41 90 11 92 158 .299 .402 .590 .991
2016 24 LAA 159 549 123 173 29 100 30 116 137 .315 .441 .550 .991
2017 25 LAA 114 402 92 123 33 72 22 94 90 .306 .442 .629 1.071
2018 26 LAA 140 471 101 147 39 79 24 122 124 .312 .460 .628 1.088
2019 27 LAA 134 470 110 137 45 104 11 110 120 .291 .438 .645 1.083
2020 28 LAA 53 199 41 56 17 46 1 35 56 .281 .390 .603 .993
2021 29 LAA 36 117 23 39 8 18 2 27 41 .333 .466 .624 1.090
2022 30 LAA 119 438 85 124 40 80 1 54 139 .283 .369 .630 .999
2023 31 LAA 82 308 54 81 18 44 2 45 104 .263 .367 .490 .858
13 Y     1489 5402 1106 1624 368 940 206 964 1458 .301 .412 .582 .994
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アンソニー・レンドン:2020年にエンゼルスに移籍後は、60試合以上出場したシーズンも、二桁本塁打を打ったシーズンもなく、失敗したFA契約と言われています。2026年まで契約が残っているので、今年こそ復活して欲しい選手です。

レンドン 打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2013 23 WSN 98 351 40 93 7 35 1 31 69 .265 .329 .396 .725
2014 24 WSN 153 613 111 176 21 83 17 58 104 .287 .351 .473 .824
2015 25 WSN 80 311 43 82 5 25 1 36 70 .264 .344 .363 .707
2016 26 WSN 156 567 91 153 20 85 12 65 117 .270 .348 .450 .797
2017 27 WSN 147 508 81 153 25 100 7 84 82 .301 .403 .533 .937
2018 28 WSN 136 529 88 163 24 92 2 55 82 .308 .374 .535 .909
2019 29 WSN 146 545 117 174 34 126 5 80 86 .319 .412 .598 1.010
2020 30 LAA 52 189 29 54 9 31 0 38 31 .286 .418 .497 .915
2021 31 LAA 58 217 24 52 6 34 0 29 41 .240 .329 .382 .712
2022 32 LAA 47 166 15 38 5 24 2 23 35 .229 .326 .380 .706
2023 33 LAA 43 148 23 35 2 22 2 25 27 .236 .361 .318 .678
11 Y     1116 4144 662 1173 158 657 49 524 744 .283 .367 .474 .841
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主な入団・退団選手(野手)

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • 大谷翔平(投手・DH)FA
  • マイク・ムスタカス(内野手)FA
  • ジオ・ウルシェラ(内野手)FA
  • エドゥアルド・エスコバー(内野手)FA
  • ランドル・グリチャック(外野手)FA
  • デビッド・フレッチャー(内野手)トレードでATLへ
  • マックス・スタッシ(捕手)トレードでATLへ

主な入団選手

  • アーロン・ヒックス(外野手)FA

  • ウィリー・カルフーン*(外野手)FA マイナー契約

  • ミゲル・サノ(内野手)FA マイナー契約

  • ハンター・ドージャー(内野手)FA マイナー契約

  • エイーレ・アドリアンサ(内野手)FA マイナー契約

総評(野手)

2023年は、本塁打王の大谷選手がチームの総本塁打数を押し上げ、本塁打数はア・リーグ15チーム中3位でしたが、打率9位、OPS7位、得点は9位と、打撃成績全般としてはリーグ中ほどの成績に終わりました。オフに獲得した選手のほとんどがマイナー契約の選手で、大谷翔平を欠くとなると、2024年はリーグ下位の打撃成績になると予想されます。

2024年開幕ロースター予想(投手)

先発ローテーション

  1. リード・デトマース*
  2. グリフィン・キャニング
  3. パトリック・サンドバル*
  4. タイラー・アンダーソン*
  5. チェイス・シルセス 

++++++++++++++++++++++++++++++++

  • ザック・プリーサック

*:左投げ 太字:新入団

ブルペン投手陣

  1. カルロス・エステベス
  2. ロバート・スティーブンソン
  3. マット・ムーア*
  4. ホセ・ソリアーノ
  5. ルイス・ガルシア
  6. アダム・シンバー
  7. ホセ・シスネロ
  8. ホセ・スアレス

*:左投げ 太字:新入団

++++++++++++++++++++++++++++++++

  • アダム・コラレック*
  • ベン・ジョイス
  • ホセ・キハダ*(故障者リスト・TJ手術)

注目選手(投手)

注目する選手は、以下の投手です。

マット・ムーア:チームの「ぜいたく税」回避のために、2023年8月にエンゼルスからクリーブランド・ガーディアンズに移籍したムーアですが、2024年もエンゼルスと契約を結びました。元々は先発投手で、2020年にソフトバンク・ホークス在籍時も先発投手として活躍していました。2022年に救援投手に専念するようになってから、好成績を続けています。救援投手陣の中で数少ない左腕ですので、登板機会が多くなると予想しています。

ムーア 投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS SV IP H ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2011 22 TBR 1 0 2.89 3 1 0 9.1 9 3 3 15 136 2.17 1.286
2012 23 TBR 11 11 3.81 31 31 0 177.1 158 75 81 175 101 3.93 1.348
2013 24 TBR 17 4 3.29 27 27 0 150.1 119 55 76 143 117 3.95 1.297
2014 25 TBR 0 2 2.70 2 2 0 10.0 10 3 5 6 143 4.73 1.500
2015 26 TBR 3 4 5.43 12 12 0 63.0 74 38 23 46 72 4.82 1.540
2016 27 TOT 13 12 4.08 33 33 0 198.1 184 90 72 178 98 4.17 1.291
2017 28 SFG 6 15 5.52 32 31 0 174.1 200 107 67 148 77 4.75 1.532
2018 29 TEX 3 8 6.79 39 12 0 102.0 128 77 41 86 70 5.25 1.657
2019 30 DET 0 0 0.00 2 2 0 10.0 3 0 1 9   1.71 0.400
2020 31 NPB                            
2021 32 PHI 2 4 6.29 24 13 0 73.0 78 51 38 63 67 5.76 1.589
2022 33 TEX 5 2 1.95 63 0 5 74.0 49 16 38 83 205 2.98 1.176
2023 34 TOT 5 1 2.56 50 0 0 52.2 46 15 15 60 176 3.73 1.158
12 Y 12 Y 12 Y 66 63 4.36 318 164 5 1094.1 1058 530 460 1012 94 4.30 1.387
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主な入団・退団選手(投手)

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • 大谷翔平(先発)FA
  • ハイメ・バリア(救援)FA
  • アーロン・ループ(救援)FA

主な入団選手

  • ザック・プリーサック(先発)FA
  • ロバート・スティーブンソン(救援)FA
  • マット・ムーア(救援)FA
  • ルイス・ガルシア(救援)FA
  • アダム・シンバー(救援)FA
  • アダム・コラレック(救援)FA
  • ホセ・シスネロ(救援)FA

総評(投手)

2023年は、防御率・自責点・被打率が、ア・リーグ15チーム中12位、WHIPは14位と、ほとんどの指標がリーグ下位の成績でした。救援投手は多くのFA選手と契約するなど補強をしました。一方で先発投手は、10勝の大谷翔平が抜けましたが、オフに先発投手の補強はありませんでした。そうしたことからも、2024年も前年同様にリーグ下位の成績になると予想しています。

新監督

2024年は新監督にロン・ワシントンを迎え入れました。ワシントン監督は、テキサス・レンジャーズを率いて、2度の地区優勝を含む4回のポストシーズン進出を成し遂げています。戦力的には厳しいエンゼルスですが、チームに新風を吹き込んで欲しいです。

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