雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

まさかの和解か、それはそれで…

2023-02-09 17:06:37 | 日記

お久しぶりの更新です。
前回は、父が大爆破し、私も精神的にやられてしまい(実際の様子の半分も書けてないけれど)、それからお互い全く連絡取らず。
父の顔を見たくないし声も聞きたくない。さすがに何か緊急なことがあれば連絡してくるだろうし…と放置。母にも電話しようかな…と思いながらも、してもしなくても覚えてないしと放置。かといって、その間すっきりしたわけでもなく、母は大丈夫かなと心配になったり、私って薄情なのかなーと放置することに罪悪感があったりともやもやした気持ちはずっと続いていた。その度に今の自分たちの生活に集中して、あまり考え過ぎないようにと言い聞かせていた。

しかし、ずっと放置するわけにもいかないし、どうしよー。4週間後は母の診察日だったけれど、今は認知症の薬も合っているみたいで、特に問題もなく落ち着いているみたいなので、付き添う必要もないかなーと。でも、そういえば偶数月は父の同窓会があるなと(あの年齢でまだ同窓会開けるってすごいよな。数人みたいだけど)。日にちはわかっているので、その日に母をうちに連れて来ればいいんだ!と(夜母が一人になるので)。

とにかく父とは話したくなかったので、ハガキにその旨を書いて送る。都合が悪いとか文句があれば、父が母に電話させるだろうし。でも、特に何もなく。じゃぁ大丈夫なのかな~と。迎えに行く前日に一応母に電話して「明日迎えに行くから」と伝えると、「お父さんと代わるから」と。あわてて「大丈夫、ハガキ送ってるから」と(勘弁してくれよー)母はあの修羅場もすっかり忘れてしまっているのでしょうがない。

そうそう、ついでに母を美容院に連れて行こうと、私の行きつけの美容院に予約も入れておいた。去年、母は結局3回も入院することになり、1年?いやそれ以上美容院に行ってないのではないかと。白髪もかなり伸びて、パーマも取れてしまって、かなりくたびれた印象になっていた。もしかして父が連れて行ってるかもしれないけれど、その時はその時だ。

当日は父が出て行った時間帯を狙って、母を迎えに。すでにバッグに着替えなどは入れてあり、薬も朝夕と分けて袋に父が準備してくれていたようだ(そういう所はちゃんとしてくれる)。そして、母の髪が黒くなっていた!でも、カットはしておらず、伸びっぱなしだ。父の日記を見てみると、数日前に「白髪染め」と書いてある。なんでカットをしてもらわなかったのかはわからんけど、それは助かった。一度にカットと白髪染めとパーマは大変だし、とりあえず母に会ってから相談してみるかと思っていたので。

4週間ぶりの実家は特に変わりなく…と思ったら、トイレの洋式の便座が外されている!和式でやっとんのかい!ていうか、便器汚れてるし、掃除しろーーー。とりあえずまずはトイレ掃除。そして、洋式の便座を探したら洗面所に立てかけてある。ていうか、こっちも汚れとるわ!ということで、こっちもゴシゴシ。

リビングに戻ると、母がお茶を入れていてくれたので、ちょっと一服(一時期はお茶も入れてくれなて、いよいよかと思ったけど…)そして、冷蔵庫の中の傷んでそうなものや賞味期限をかなり過ぎているものはクーラーボックスに入れ(保冷剤を入れて来たので、お持ち帰り)、ざっくり整理。台所の換気扇のフィルターも交換し、全部の部屋に掃除機をかける。これで1時間くらい。あと日用品などで切らしているものはないかチェック。

そして、我が家へ。夕食のメニューは餃子にして、母に包むのを手伝ってもらった。長女も来てくれたので、夫も一緒に4人で食卓を囲む。特に実のある会話をするでもなく、テレビを見て笑ったりつっこんだり、変な緊張感もプレッシャーもない穏やかな時間。(時々母の笑い声も聞こえ、ほっとする)洗い物も母が手伝ってくれたので、片付けもあっという間に終わり、母はお風呂へ。

テーブルに明日の予定を書いたメモを貼っておいたけれど、すぐ忘れてしまう母。「どこの美容院?」「私の行きつけの」「お金足りるかな?」「私が立て替えるから」どうせ忘れてしまうので、私が払っておこう。せめてもの親孝行だ。そんな会話を3回くらい繰り返したかな。夫も長女も何事もないかのように見守ってくれる。

翌日は美容院へ。美容師さんには母のことは言ってなかったので、事情を書いたメモを渡す。美容師さんにも優しく接していただいて、髪の毛もスッキリ、パーマもかけて華やかに。母も心なしか嬉しそうだった。でも、パーマかけたことも忘れちゃうんだよな(^^;) 実家に送っていく途中、トイレ休憩したら、鏡を見て「パーマかけたんだったね」と(おいっ)。「若返ったんじゃないの」と言うと嬉しそうだった。

さぁ、もうすぐ実家だ。話しかけてもろくな返事もしない父と一緒にいたくない!挨拶したら、速攻で帰ってやる!母には「すぐ帰るからね」と伝える。ところが、私が「こんにちは」と言うと、「ありがとう」と。おおーっ、これって私許してもらえたんかな(別にもう許して欲しいとか思ってなかったけど)ていうか、速攻帰るつもりだったのに、逆に帰りにくくなったわ。母はお茶を入れると言うし、完全にタイミング逃す。
とりあえず、父の体調を聞いたり、お母さんも落ち着いてるみたいだねと話しかけると、返事がちゃんと返って来た!「病院では進行が遅いと褒められた」と。その後も父からも私に話しかけて来たりと。数カ月ぶりのような気がするな。あーでも緊張状態が続いていることには変わりはない。
30分ほどしてから「そろそろ帰るね」と言うとまた「ありがとう」と。どういう風の吹き回しだー!さぁさぁ気が変わらない内に退散だー!
見送りに出て来たのは母だけだったけど、その方が気楽。とりあえずよかったーーー。

帰りながら、ほっとする一方、うーむこれからどうするかなー。今日は穏やかだったけど、やっぱり泊まるのは無理。一緒にいるの30分が限界だった。前回、地獄に落ちろとまで言われ、それならそれでいいわ、もう私は泊まらんし、もう家族を連れて来るのはやめようと決心したけれど、向こうが和解方向に持って行くとなると、どうしたもんか。それはそれで悩ましい。とりあえず様子見か。


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