雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

ぼちぼちいこう

2021-04-12 14:42:36 | 日記

先々週実家に行って来た。今回は4週間もあいてしまった。特に理由はないけれど…。

母の短期記憶はほんとに機能していないんだなと実感。
買い物メモ、買い物中、料理中、食事中と同じ質問がびっくりするくらい何回も飛び交う。

でも、なんとか普通に?暮らしている不思議。
毎日料理作ってるんだから、すごいと言えばすごい。
でも、この調子だと、作る前と作った後でメニューが変わってた…なんていうこともありそうな気がする。
父も母も気づいてないだろうけど。

買い物に行った時に自分で服を買ったのに、帰って来てから「これ何?」と。翌朝も。
そして、デイサービスに行くのにそれに着替え、おかしくないかな?と聞いてくる。
組み合わせも特におかしくなく。
新しい洋服を着るのはきっと本人も嬉しいんだと思う。そういう感情があるのはいいことだ。
その服を見た父は「地味だ」とか言ってたけど、私は母らしくて似合ってると思ったけどな!

一方、実家の近所は住宅街でちょっと道が入り組んでいて、私はなかなか覚えられないんだけど、
母はそういうところはちゃんと覚えていて、右とか左とか真っ直ぐとか教えてくれる。
ずっと体に染みついていることは忘れないんだな。
新しいことは覚えられないけど、きちんと覚えていることもある。

父は「記憶力も判断力もダメだ」と病院で言っていたけど、認知症を疑われてから3年。
徐々に症状は進んでいるけれど、3年経ってもまだこれだけできるのはすごいことのようにも思える。
でも、母がよく「最近おかしい。ぼーっとしているとか」言うけど、きっと時間の感覚もおかしくなっているのか。
自分でもおかしいと思い始めてからそれなりの年月経っているはずなのに、
つい最近おかしくなったような口ぶり。それはそれでいいけれど。

以前よりも少しずつ表情も明るくなってきたというか(暗くなっちゃう時もあるけど、頻度が減ってきた)
鬱っぽい感じが今回は見られなかった。
私の滞在時間が短かったというのもあるかもしれないけれど、ネガティブな言葉や妄想めいたことは聞かなかった。
病院の先生も「表情が明るくなってきた」と言っていた。
父は「短い時間じゃわからない」みたいなことを言っていたけれど、その短い時間でも先生は母の変化に気づくことができたということ。
そういえば、物を投げたりするのも回数が減ってきているらしい。
でも、この変化が何を意味するのか。少しずつ進行して次の段階に行きつつあるということか。それが何かはわからないけれど。

夕飯の時は、父の言うことは全面的に受け入れ、決して臨戦態勢はとらないように心がけたので平和。
妹や妹の元夫のことをぶつぶつ言ったり、相変わらず主語のでかい話だったり、別にしょうがない。

そういえば診察の時、父のため息。やる気なさげな感じ。
特に大きな変化もなく、私自身も特に質問することもなかったけれど。
ぼちぼちやっていくしかない。

私も一時期は認知症に関するお金や相続について調べるのに一生懸命だったけど、
ある時点からぱたっとなくなり(これ以上考えてもどうにもならないかと)、
そして、3月は季節の変わり目のせいか体調がいまひとつで、
でも、最近久々にやる気出て来て、庭の草取りしたり、花の苗を植えたり。
本当は犬とか猫とか飼いたいけど、いろいろ考えると無理だなーと。
せめて花も育てるかという感じ。いっぱい咲いてくれるといいなー。

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