雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

父の入院 母への電話

2022-05-26 09:40:07 | 日記

さて、早くも明日は父の退院日ですが、書きかけだった父の入院日の様子をやっとアップ。(早くしなければ…と思いつつも、夜は睡魔に襲われ、日中はだるくてやる気なかったり、仕事だったりでついつい後回しに)

入院日当日、10時ごろ実家に着くと、父は荷物の準備をなんと自分でしていた(やればできるじゃん)。バッグと紙袋だけど。(一応私もバッグを持って行ったが、もうこのままでいいと)
パジャマも入れてあったので、「借りたら?」と言ったが、「面倒なのでこれでいい」と。借りた方が楽だと思うが、本人がいいならいいか。そして、入れてあったスリッパがめっちゃぼろいし、TOILETって書いてあるー(ベランダに置いてあったやつだ)。「買った方がいいんじゃないの?」と言ったが、「4~5日のことだからこれでいい」と言う。本人がいいなら無理強いせんが…。下着は2枚ずつ。バスタオルとフェイスタオルは1枚ずつ。「もう少し持っていった方がいいんじゃないの?」と言ったが、「これでいい」と本人が言うので、じゃいっかー。いざとなれば売店もあるし。他にも洗面器(めっちゃかさざるわ)とか石鹸とかも書いてあったんだけど、本人はいらんと言う。荷物にもなるし、まぁどうにかなるやろー。

本当は足りないものの買い出しに行くつもりだったんだけど、そうなるとすることがないなー。いやいや、冷蔵庫の中を整理しないと。とりあえず残り物とか賞味期限の過ぎた食材とか片っ端からクーラーボックスに入れ保冷剤投入し、お皿やプラ容器を洗う。そういえば…とゴミ箱を見たら、バナナの皮とかが入っていてコバエもわいとる!殺虫剤かけて袋の口を縛り、それもクーラーボックスに投入。

そういえば、父が「電子レンジが使えない」と。いやいやそんな簡単に壊れんやろーと思って、私がスタートボタンを押すと普通に動く。「おかしいなー」と父。何を間違ったは知らんが、とりあえず「わからなかったら私に電話して」と。結局ファミレスに行ったり、お惣菜を買ったりして過ごしたらしい。

お昼は近くのファミレスで済ませ、病院へ。1時半と言われていたらしいが、1時に到着(実家から30分かからず)。あー今日は何時間かかるんだろうなーと思ったら、意外と早く呼ばれて受付を済ませ(ここで書類に記入して、私も病棟の許可証をもらう。入れないのかと思ってたわ)、薬局に寄ってから、もう病棟へ(早いぞ)。そして、体重身長を測って病室へ。この時点で1時半過ぎだったかな。(おおーっめっちゃ早いやん)これは早く帰れそうだと思ったが、ここから看護師さんが血圧を測ったり、説明をしたり、持ち物の確認。すると、なんとたばことライター持ってたので、私がお持ち帰り。
看護師さん、可愛くて明るくて感じよくて、心なしか父も嬉しそうだ(ゲンキンやなー)。

蛇足だけど、母と父の入院で看護師さんとかいろいろ接する機会があったが、ほぼほぼ皆さん若くて可愛くて感じがよい。素晴らしいことだし、安心感ある。大変な職場ではあると思うが、末永く働いてくれたらなーとおばちゃんは祈らずにいられない。

それから、私は手術当日も退院日も仕事で来れないが、手術当日の付き添いは元々できないらしい。電話で主治医から連絡があるとのこと。

そして、退院後の栄養指導があるというので、私も一緒に聞くことに。しばらく待ち時間があるというので、その間に父はパジャマに着替えたものの、スリッパがやはり気になる様子。「売店で買ってこようか」と言うと素直にうんと言う(珍しい)。それに本を持ってきてないので、新聞が欲しいと。売店には漢字パズルもあったのついでに、それからお茶も買っていく。ところがこの漢字パズルが曲者だったー。父が「意味がわからん」と言う。私も見てみたが、??ジグザグパズルと言ってなんかめんどくさい。私でもやりたくない。失敗したな。ちゃんと中を確かめてくればよかった。

しばらく待った後、栄養士さんが来られて、説明を聞いた。刺激物や味の濃い物、揚げ物、消化の悪いものは避けるか量を控えめにした方がいいと。他はあまり神経質にならず、基本的には何を食べてもいいので、とにかく一日3回よく噛んで食べること。他にもいろいろ丁寧にご指導いただいた。
そして、終ったのが3時ごろ。2時間で終わったよーー。3時間を覚悟してたので、早い!


そして、家に帰ってから、2日ぶりに母にも電話をしてみることに。
というのも、父が母に電話したら、帰りたいと泣いていたらしい。(私が電話した時は状況が把握できてないせいか、悲壮感はなかったんだけど)父は自分が退院したら早めに母も退院させたい…と言うが、どうなんだろう。確かに入院してよくなる気はしない…というのが私の正直なところ。妄想や物を投げたりさえしなければ、家にいた方がいいんじゃないかと。記憶障害はもうしょうがないし。

母に電話してみると、「帰りたい」と涙声。「携帯も財布もない」と言うので、「看護師さんに言ったらお金くれるから、公衆電話でかけて」と言うと、電話番号を教えてくれと言う。確かに父の電話番号のメモを渡していたが、私のは教えてなかったな。メモをさせて、それを復唱するんだけど、なぜか同じ所で間違う…ていうか一桁多いんだけどー。正しく書きとれているかは不明。
「ご飯食べてる?」と聞くと「食べてる」と。「お父さんは胃の検査で入院してるから。お父さんが退院して元気になったら、お母さんも退院していいからね」と。どうせ忘れるから、何でも前向きになりそうなことを言っておく。
今回は10分くらいで終わった。


さて、それから手術当日(今は手術って言わないのかな。看護師さんとか治療、治療って言ってたな)
主治医から電話があり、無事終わったと。退院の時のことを聞かれ、仕事で行けないし、父が一人でも大丈夫だと言うのでタクシーででもと言うと、できれば付き添って欲しいと。仕事は午後からなので、早めに退院できれば…と相談してみたら、時間を早めてくれた。言ってみるもんだな。と言っても、ここから病院まで2時間近くかかるので、今日の夜は実家に泊まることに。

まぁいろいろ心配はしたが、とりあえず父が退院すれば母もいつでも退院してくれてもいいわけで。どうなるかはわからんけどー。

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