AGAとは何か!?後退する髪の生え際、広がるおでこのナゾ

いろいろな髪型があるけれども、どうして月代はトレンドではないのか。
昨今は国を憂い愛国を謳って日本人には武士道精神がどうのと言っている人もいるではないか。武士と言えば月代じゃないか!

さて、本日は筆者が絶賛治療中であるAGAについて書いていく。はたしてAGAとは何なのか。悩めるオジサンたちの参考になれば幸いである。

AGAはハゲること(病気)で、原因は男性ホルモンにある!!!

昭和の時代は「おっさんはハゲ」と決まっていた。バーコードだ落ち武者だと揶揄したものであるけれど、いざ自分がおっさんになってハゲ始めると途端に焦る。滑稽である。が、おっさんも人。羞恥心もあれば見栄だってはりたい。

おっさんに限らず若人でも女性でもハゲに悩んでいる人はいる。が、その絶対数はオッサンで閉められている。なぜか。

それはハゲる原因が男性ホルモンにあるからだ!

なのですべからく男性はハゲるポテンシャルがある。まだハゲてないからって油断大敵なのです。

この他、遺伝だったり、日々の生活のストレス、睡眠時間が短いとか栄養バランスが悪いなどもハゲの要因となる。

ハゲるメカニズムにみる男性ホルモン

メカニズム的には端的には、脱毛因子「TGF-β」が「頃合いや。」と毛乳頭細胞に言うもんやから毛乳頭細胞は「さいですか。」と毛を解き放ち、脱毛する。

では脱毛因子「TGF-β」がどこから出てくるのかと言うと、細胞にある「男性ホルモンレセプター(受容体)」がDHTを得て、生み出される。このレセプターの多い少ないは遺伝によるらしい。DHTとは男性ホルモンの一種で、正確には「ジヒドロテストステロン」のこと。

この「ジヒドロテストステロン」は「悪玉男性ホルモン」なんて呼ばれたりもする。悪玉と言うからには悪い奴に違いない。

そしてこの悪玉男性ホルモン「ジビドロテストステロン(DHT)」は男性ホルモン「テストステロン」と酵素「5α-リダクターゼ」が結びついて発生する。

もう意味がわからんけど、とにかく、グレた悪い男性ホルモンが夜の校舎窓ガラスこわしてまわったり、盗んだバイクで走り出したりするだけでは飽き足らず、髪の毛までむしり取っていると思ってまず間違いない。いや、まちがいか。

薬で対応する。これがAGA治療。

 TGF-βだのジヒドロテストステロンだの5α-リダクターゼだのなんだのってどうでもよろしい。そいつらがハゲの原因あるいは要因であることは分った。ほんだらどないすんのかというと、薬で解決を図る、これがAGA治療のすべてと言ってヨイ。むろん、生活習慣の改善や血行を良くするためのマッサージや運動も結構やったらよろしいやるべきだけれども、ハゲの直接的な対策としてはやはりクスリだ。

 その薬が「ミノキシジル」と「フィナステリド」や「デュタステリド」というもの。

発毛を促す薬 → ミノキシジル
脱毛を防ぐ薬 → フィナステリド、デュタステリド

 毛根が死滅している場合はもうアカンらしいけど、産毛的な毛が生えているならまだ望みはある!ミノキシジルで発毛を促しながら、フィナステリドで現存する髪を保全するという2段構えがAGAのクリニックがよく推奨する戦法だ。

ミノキシジル

 平たく言うと、「毛生え薬だ!!!」。が、ミノキシジルはもともと血管を広げるクスリで、発毛のために作られた物ではない。ミノキシジルを投与した結果、体毛が濃くなるなどの副作用が認められて、転じて発毛薬として使われるようになった。

ただし、現在のところ日本では内服薬としてのミノキシジルは未認可の薬(外用薬としては認められている)だ。手に入れるには病院行って処方してもらう必要がある。

外用薬に関してはミノキシジル5%までのものであればドラッグストアでも買える。

フィナステリド・デュタステリド

 こちらは「抜け毛対策薬」。抜けるのを防ぐ役割をになう。毛が抜けるメカニズムとしては男性ホルモンジビドロテストステロンが何のかんのと説明したところであるが、フィナステリドはそのテストステロンと5α-リダクターゼが結びつくのを防いで、ジビドロテストステロンの発生を抑制する。結果TGF-βがヌケテしまえシグナルをだす量が減り、抜け毛が減少するという仕組みだ。

AGA専門クリニックへGO!

 ざっとハヤリのAGAの概要は以上。市販の薬で試してみるのもいいけれど、本格的に対策、治療したいなら専門家に見てもらうのが一番だ。特に薬(ミノキシジルの内服薬)に関しては、もともとが高血圧の薬だということもあるから素人療法で個人輸入の薬に手を出すのはリスクが高い。クリニックに行けば血液検査等を通じて飲んでも大丈夫かの判断をしてくれるし、また経過を見て薬の量を調整する等もやってくれる。

 諦めてしまえばどうということもないのかもしれないけれど、あきらめなくてよい方法があるのであれば試すのも良かろうというもの。まずは話を聞きに行って見てはどうだろうか。

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