2000年と比べて急増したものを見ると「高齢者貧困」がわかる!

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皆様,こんにちは!

ガーシー元参議院議員が逮捕されました。昨年,暴露系Youtuberとして,その過激な内容で,急激な勢いで登録者数も増え,そして,元N党から出馬し,参議院となりました。しかし,一度も国会に参加せず,最終的には,除名処分となり,そして,ついに逮捕。人間,堕ちる時は,早いですね。アッというまに,逮捕となりました。今回の件で,私は,国家権力の怖さを感じました。

本日は,2000年と比較して,大きく増加したものが,なんと,高齢者に関することでしたので,記事にしました。

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急増したのは高齢者の生活保護受給と就業者数です!

いや,驚きです。以下の記事を御覧いただければ,わかります。

なんと,男性の就業者数は,以下の通りとなっています。

2001年の15〜64歳までの【男性】就業者は3,483万人。
2019年の15〜64歳までの【男性】就業者は3,202万人。

すなわち,男性の就業者は8.07%も減っています

一方,64歳以降の就業者数は,以下の通りとなっています。

2001年の【65歳以上男女】の就業者は480万人。
2019年の【65歳以上男女】の就業者は892万人

65歳以上男女の就業者は85.83%も急増しています。

参照:国土交通白書2020

すごいですね。このグラフを見ると,2014年以降,急激に増えているとことがわかると思います。2014年といえば,アベノミクスの開始の時期です。アベノミクス以降,高齢者の労働が急激に増加したようです。

そして,仕事の内訳ですが,以下のように,肉体労働が多いようです。

・建設業では55歳以上の就業者の割合が2019年には35.2%に。
・運輸・郵便業55歳以上の就業者の割合が2019年には32.4%に。

運輸・郵便業55歳以上の就業者割合の内訳を見ると、トラック運転手等は28.9%。バス、タクシー運転手等は61.2%となっているようです。

私も58歳の頃,就職活動を行いましたが,やはり,警備,ドライバー,清掃,工事現場での交通整備でしたので,上記の数字も納得できます。

このように,具体的な数字で,示されると,我々,高齢者が厳しい環境で働いているかがわかると思います。

また,一方,生活保護を見ると,以下のようになっています。

2001年の65歳以上の生活保護受給世帯は37.0万世帯
2019年の65歳以上の生活保護受給世帯は89.7万世帯

なんと,142.43%にまで増加しており,2022年時点で言えば、生活保護受給者の56%は高齢世帯となっています。

要するに,「高齢者の貧困が進んでいる」ということです。

少子化対策のために,社会保障費が増大し,ますます,年金生活が厳しくなる中,「高齢者の貧困」は大きく伸びるという社会構造になっているのではないでしょうか?

「生きる」ことの厳しさを感じました。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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