適用畳数が18畳、平均的なLDKならカバーできる能力があるのが、山善の洗えるサーキュレーターYAS-AFKWシリーズの羽根径18㎝タイプです。
その中で今回紹介するのが、AS-AFKW181(W)。
口コミや評判からでは
「値段も手ごろで使いやすい」
「分解して洗えるので便利」
という声がありますが、実際はどうなのか気になりますよね?
こで今回はYAS-AFKW181(W)について
- YAS-AFKW181(W)のスペック
- 梱包や荷姿
- 外観
- 実際の性能(風速や風量などのオリジナル測定値)
- 分解清掃の方法
- 使い勝手の良さや悪いところ
- ユーザーの実際の口コミ評判
などをお伝えします。
検討中の方や性能に興味のある方は、是非参考にしてみてくださいね。
型番が長いので別の機種と間違えないでくださいね。
- 深掘り記事や詳細内容も下記のようにリンク先に飛べるようになっています。
≫サーキュレーターのサイズの違いについて
≫YAS-AFKW181(W)の口コミ評判を先に見る
≫YAS-AFKW181(W)の実際の使い勝手を見てみる
YAS-AFKW181(W)のスペック
まず、最初にYAS-AFKW181(W)スペックを以下にまとめました。
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型番 | YAS-AFKW181(W) |
モーター | ACモーター |
価格 | 約5,600円~約8,000円 |
カラー | 本体:ホワイト、プロペラ:ホワイト |
適応畳数 | 18畳 |
消費電力 | 42/37W(50/60Hz) |
電気代(1時間) | 1.30円 |
電気代(1か月※①) | 313円 |
羽根径 | 18㎝ |
最大瞬間風速 | 4.7m/s |
10m先風速 | – |
風量ポイント | 10.0ポイント※当サイトオリジナル計測値 |
騒音値 | 約55dB |
左右首振り | 自動:60° |
上下首振り | 手動:90°(4段階) |
風量段階 | 3段階 |
リモコン | – |
切タイマー | – |
静音性 | 〇 |
その他特徴 | 工具なしで分解が可能 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 24×21.3×32㎝ |
コードの長さ | 1.6m |
重量 | 2㎏ |
保証期間 | 1年 |
説明書 | URL |
山善18畳用サーキュレーターYAS-AFKW181(W)を一言でまとめると、
「小型サイズでありながらもパワフルで、静音性が高くコスパの良いサーキュレーター」です。
性能については、まとめて後ほどをお伝えしますね。
≫YAS-AFKW181(W)の実際の性能を先にみる
YAS-AFKW181(W)の梱包や荷姿

まずはYAS-AFKW181(W)のパッケージです。羽根径18㎝としっかりと記載されています。

上部です。

早速パッケージを開けると最初に取扱説明書が貼られています。

そして青色の緩衝材。

その下に風向きを真上にした状態で本体がありました。

パッケージは本体の幅とほぼ変わらない大きさです。

幅は約24.5㎝でした。本体の幅が24㎝なので取り出し時にパッケージと少し擦る感じです。

これが取り出した状態です。

首振り部分に緩衝材としてダンボールが挟んでいます。

コンセントの先にはカバーが装着。

中身は本体と取扱説明書だけのシンプルなセットでした。
YAS-AFKW181(W)の外観

次にYAS-AFKW181(W)の外観です。まずは正面のアングルです。
何度見てもこけしのような可愛いらしいデザインですね。
安定が悪いと思うかもしれませんが、これが意外に倒れにくいんです。重量のバランスでしょうか。

側面から見たアングルです。

そして背面です。

持ち手の部分ですがしっかりと奥まであるので。指の第2関節を曲げて持つ感じになります。
ただ私個人の要望として、上部に返しというべきか引っかかる部分があれば、なお更持ち運びに安定感が増して助かります。

操作はダイヤル式で実にシンプル!
これがいいです、味があって使いやすくてね。
YAS-AFKW181(W)の実際の性能
YAS-AFKW181(W)の実際の性能をここで紹介します。
また、項目ごとに近い性能を持つサーキュレーターや比較製品も合わせて紹介します。
最大瞬間風速

YAS-AFKW181(W)の最大瞬間風速は4.7でした。
山善のこけし型サーキュレーターの中では最大級の風速です。
ですが、羽根径15㎝の14畳用YAS-AFKW15Eとほぼ変わらない性能。
正直、もう少しパワーがあるかと思いましたが、羽根径が大きいので次の風量に期待です。
≫14畳用YAS-AFKW15シリーズを見てみる
3m先の風量

これは当サイトオリジナル数値です。
3m先に風速計を設置して、9か所の最大の風速を合計したものです。
YAS-AFKW181(W)の3m先最大風速(m/s)計10.0ポイント | ||
0.7 | 0.9 | 0.7 |
1.6 | 1.8 | 1.0 |
1.3 | 1.4 | 0.6 |
これによるとYAS-AFKW181(W)の3m先最大風速は計10.0ポイントとなりました。
これは先ほど紹介した羽根径15㎝14畳用のYAS-AFKW15Eよりも強力です。
YAS-AFKW15Eの3m最大風速(m/s)計7.1ポイント | ||
0.4 | 1.1 | 0.9 |
0.7 | 1.2 | 1.2 |
0.4 | 0.7 | 0.5 |
YAS-AFKW181(W)は羽根径の大きさに余裕があるので、このような結果になったのでしょう。
実際、風量の違いを肌で感じます。
騒音値

YAS-AFKW181(W)の騒音値は55.6dBでした。
他のサーキュレーターと比べてもこれは低い数値です。
羽根径18㎝クラス、20畳用のサーキュレーターではかなり騒音値は抑えられているようです。
これは同社の10畳用AAS-KW15 とほど同じです。
≫10畳用AAS-KW15シリーズを見てみる
首振り
YAS-AFKW181(W)の首振りは以下のとおりです。
- 左右:自動90°
- 上下:手動90°(4段階)


左右の限界はこんな感じです。

次は上下ですが、4段階になっています。1段階目はほぼ水平です。

2段目。

3段目。

そして4段階目の真上です。
YAS-AFKW181(W)は決まった4段階のポジションがありますが、面白いことにその4段階の間にも角度を合わすことができます。

これは真上の角度から少し変えてみました。急にカチっとなって決まった4つのポジションに戻ることもなく角度を維持できます。
つまり上下90°の範囲なら自由に調整が可能です。
電気代
YAS-AFKW181(W)の電気代は、スペック上消費電力が:42/37W(50/60Hz) 、37Wとして1時間 1.14円、1か月 275円です。
※1日8時間使用、1kWh単価31円で計算

実際に計測すると、
角度固定時は34.1Wで自動首振り時は37Wでした。
ですので以下のとおりになります。
- 角度固定時・・・1時間 1.05円、1か月 253円
- 自動首振り時・・・1時間 1.14円、1か月 275円
分解清掃の方法
YAS-AFKW181(W)は工具なしで簡単に背面ガードまで分解できます。
時間にして30秒ほどで完了。

まず真上に向けます。

前面ガードの右斜め上のところでポッチがあります。それを△から〇印に合わします

つまり時計の針と逆方向ですね。

そして、カバーを手前に引っこ抜きましょう。

次はプロペラを止めている中央にあるスピンナーを外します。

右に回せば外れます。

するとプロペラが取れます。

その次はガード止めナットを左に回しましょう。

これも簡単に外せますね。

最後は背面ガードを引っこ抜きます。



どうですか?
けっこう簡単に分解できますね。ここまで30秒あればできますよ。
■掃除の方法
取り外した部品は水洗いでさっと綺麗にしてください。
残った本体は、掃除機やエアーダスターで埃を吸い込むか吐き出したりしましょう。
汚れは柔らかい布で吹き洗い、汚れがひどい時は薄めた中性の洗剤で落とします。
YAS-AFKW181(W)の使い勝手の良さと悪いところ

どれも実際に使ってみた感想です。
■YAS-AFKW181(W)の使い勝手の悪いところ
- 左右の首振り角度60°だが、部屋干しのはもう少し角度が欲しい
- 上下角度90°だが下方向に向けれると、なお使いやすかったと思う
■YAS-AFKW181(W)の使い勝手の良いところ
- 小型ながらもパワーがある
- コンパクトで台座の部分が小さいので置く場所に困らない
- デザインがとても可愛いらしい
- 余分な機能がなく使い方がすぐにわかる
- 上下の角度は実質90°の範囲なら自由に変えられる
- 消費電力が低いので節電できる
- 工具無しで分解できるので清掃が楽である
- 静音性もあって、風量MAXでも音はそれほど気にならない
YAS-AFKW181(W)の口コミ評判

では実際のユーザーの声はどうでしょうか?
気になりますよね(^.^)
YAS-AFKW181(W)の悪い口コミ評判
YAS-AFKW181(W)の悪い口コミ評判の多くは「うるさかった」というものでした。
これは人によって感じかたが異なるからでしょう。
ただ50台以上収集している私の意見は、少しうるさいレベルであり平均的な機種よりも静かに設計されていると思います。
リモコンとタイマーがあれば最高だった
一部、あれば最高という意見がありましたが、ほとんどの方はシンプル機能に満足しているようです。
「静音」はほんと静かだが、1、2は静かというほどではない感じがする
これも人それぞれですが、「静音モード」は本当に静かです。
山善さんのサーキュレーターは、風量設定を最小にしたときの騒音値が35dB未満の場合において表記しています。(測定方法-機器から1mの距離・首振り動作なし:自社測定基準による)
ただ、風量2~3段目の音は、敏感な人にはちょっとうるさい感じは否めないでしょう。
YAS-AFKW181(W)の良い口コミ評判
分解が簡単で、すぐに水洗いができるのでお手入れが楽!
分解の方法でお伝えしましたが、本機は30秒ほどでプロペラや背面ガードまで外すことができます。
正直分解できるサーキュレーターを一度メンテすると、今までのサーキュレーターのメンテが面倒に思えるほです。
冬もエアコンと併用すると、部屋の温度が上がって効率的
YAS-AFKW181(W)は真上に風を送れます。
そのため、暖房で暖められて軽くなり天井に溜まった暖気を最短距離で吹き飛ばしてくれるので温度ムラを抑えてくれます。
冬場は無駄な風速は反対に寒く感じるので、YAS-AFKW181(W)のように羽根径が大きいタイプでゆっくりとした風を送るのがエアコンによる温度差を抑えるコツです。
直進的な風が出るので、扇風機でエアコンの風を送るよりもずっといい
今度は夏場です。これにはサーキュレーターによる直進的な風が有効です。
その点YAS-AFKW181(W)は3m先の風量を測定したようにたっぷりと風を送れるので、適用畳数の18畳までならエアコンと併用にもピッタリです。
適応畳数18畳でこの価格、コスパが良かった!
YAS-AFKW181(W)はネット価格で5,600円からです。
同社他社問わず、18畳以上対応ともなると6,000円から7,000円ほどします。
その中で余計な機能をそぎ落としてこの価格は優秀といえます。
≫同社18畳タイプYAR-DDW153(W)を見てみる
≫他社18畳タイプPCF-SC15Tを見てみる
扇風機よりも洗濯物が速く乾いて助かっている
これは扇風機がダメというわけではなく、製品の特徴だといえます。
扇風機は直接、涼を取るために大きく広がる柔らかい感じの風を作ります。
一方サーキュレーターは壁に届いて反射して、風が帰ってくるように直進性を高めた風を送り出します。
そのため風の勢いは強く、部屋干しで速く乾くのは当然だといえます。
リモコンをこれ以上増やしたくないのでリモコンなしで正解だった
この気持ちはとても分かります。
家電類が増えるとリモコンも増えてしまい、最悪見つからないことも。
どうしても遠隔操作をしたいなら、スマートプラグを使うことをおすすめします。
以前は10畳用2台使っていましたが、これ1台でカバーできる風量なので満足です
YAS-AFKW181(W)は風量がたっぷりあるので、18畳までなら十分に補えます。
ですのでこの人のように10畳を2台用意しなくても、全然大丈夫です。
操作する手間も省けますね。
サイズも大きくなく、デザインもシンプルで使いやすく値段も手頃

YAS-AFKW181(W)のサイズは幅24×奥行21.3×高さ32㎝とほぼA4サイズで小型。
実際、撮影のため場所を色々と変えてみましたが、持ち運びやすく場所に困りませんでした。
デザインもシンプルでおまけに丈夫そうです。
そして何より18畳用で5,600円ほどなのでコスパも優秀です。
まとめ

今回の記事「山善サーキュレーターYAS-AFKW181(W)をレビュー!口コミ評判は?」はいかがだったでしょうか?
口コミの評判もほぼ肯定的で、実際に使ってみてもそのとおりでした。
山善さんのサーキュレーターは他のサーキュレーターでもいえますが、無理にパワーを求めず無駄に騒音値を上げないようなところがあります。
45畳用もYAR-W303(W)でも当サイト計測値で60dbしかありません。
今回の口コミ評判、実際の使用感や測定値を参考に、
18畳用のサーキュレーターをお求めの人なら一度検討してみてはどうでしょうか?
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