新入社員の転職

「入社8カ月仕事できない」新入社員時代の辛い体験談と転職による解決法を紹介!

「入社8カ月仕事できない」新入社員時代の辛い体験談と逃げ(転職)の解決法を紹介!

この記事では、以下の内容を紹介します。

  • 入社8ヶ月で辞めてしまう人の特徴
  • 筆者自身が経験した仕事ができずに辛い時期の体験談
  • 仕事ができない理由と解決法

仕事をうまくこなすためには、自分が仕事ができる状態を整える必要があります。

そのために最も効果的な方法は、「逃げ道」を作ることです。

“逃げ道”とは、転職できる自信を持つことで心に余裕を生み出すことです。

20代であれば、転職は確実に可能です。自信がなくても大丈夫です。

心の余裕がないことが仕事ができない原因であり、心の余裕を持つことで仕事が上手くいくようになる経験をもとにお伝えします。

筆者は採用責任者や事業責任者の経験もあります。自身も就活や転職活動で苦労した経験があるため、参考になる情報を提供できればと思い、執筆しています

入社8カ月で仕事を辞める新入社員はたくさんいる

【新入社員の退職率】 

  • 大学新卒1年以内の退職率⇒11.4%
  • 大学新卒3年以内の退職率⇒32.4%
  • 高卒新卒1年以内の退職率⇒17.4%

「厚生労働省」新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)を公表します

大学卒業後1年以内の退職率は11.4%、3年以内の退職率は32.4%です。高卒新入社員の場合、1年以内の退職率は17.4%です。

厚生労働省は「平成28年3月卒業者の状況」として、新卒学卒者の離職状況を公表しています。

「入社8カ月で仕事ができない」と悩んでいる方に伝えたいのは、新卒1年目の退職率の数字です。

実際には、10人に1人の新入社員が1年以内に退職しています。3年以内には、3.3人に1人が辞めています。

なぜこの情報を最初に紹介するのかというと、
「辞めるという選択をした人たちの中には、その後も普通に生活をしている人がいる」ということを知ってほしいからです。

「入社8カ月で仕事ができなくてつらい」と感じている方には、まず「実際に辞めるという選択肢をする人は10人に1人いる」ということを知ってほしいです。

仕事ができなくて辞める新入社員も多い

新入社員のうち、1年以内に辞めていく割合は11.4%です。辞める理由は様々です。

前向きな目標を持って辞める人もいれば、人間関係の悩みや自信喪失による辞める人も多くいます。

実際、6カ月以内に辞める新入社員の主な理由は人間関係の問題です。

伝えたいことは、「仕事を辞める理由は完璧である必要はない」ということです。新入社員の時は、「ただ辛いから辞める」という選択肢を持っても全く問題ありません。

社会経験が10年以上の人からは「甘えている」と言われるかもしれませんが、20代前半のうちは「道はいくらでも変えられます」。自ら選択肢を狭める必要はありません。「仕事ができないから8カ月で辞める」という選択も大いにアリと、気楽に考えてください。

内定がすぐにもらえた私の転職体験談

私自身、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントのアーシャルデザインに登録しました。

当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。

しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。

無気力ながらも、せっかくならという思いで、できるだけ丁寧にプロフィールを作成し登録しました。

エージェントから企業を紹介される

最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。

担当のアーシャルデザインのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。

私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。

「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。

担当者に現在の会社での課題や、自分に合う会社の希望を伝えると、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれました。

関連リンク:おすすめの転職サービスはこちら

今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。

これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。

その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。

単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。

紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。

結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。

その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。

実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。

20代向けの転職サービスを一覧でご紹介します!各サービスにはそれぞれ特徴があります。利用者の体験談をもとに、質の高そうなサービスから順にご紹介します。
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入社8カ月で仕事辞めても転職は簡単

「入社8カ月で新入社員のまま転職できるのか?」と心配になるかもしれませんが、実際には「転職は簡単にできます」。

言葉が語弊を生じるかもしれませんが、適切な手順を踏めば「それほど難しくない」と言えます。

なぜなら、転職求人数は400万以上あり、20代の若手を求める企業は数多く存在するからです。

スキルや能力も重要ですが、20代や新入社員などの若い人は「年齢だけで有利」になります。

企業は「未経験者や新しい視点を持つ若手」を求めており、即戦力とは別に採用するケースも多いのです。

実際、筆者の周りでも「1年以内に転職して会社のランクが下がった人」はほとんどいません。

「1年以内に辞めたからといって、自分の希望する職種に就けなくなる」ということは、しっかりと転職活動を行えばほとんどありません。

仕事ができずに辞めたくなる人特徴

以下に「入社8ヶ月で仕事ができずに辞めたくなる人の特徴」を紹介します。

ただし、これらに当てはまるからといって、あなたの人間性が否定されるわけではありません。参考として自己評価する際に確認してください。

①人間関係が良くない

経験上、上司や先輩との関係が悪い新入社員はほとんどが仕事をうまくこなせません。

新入社員は仕事が理解できないことが普通ですので、手助けや教えを求める必要があります。

しかし、人間関係が悪い場合、十分な指導を受けられず、ミスをすれば怒られるなどの状況になります。

このような状態では、初めのうちに「自分の仕事ができる自信」が崩れ、立ち直ることが難しくなります。

また、人間関係が悪いと、落ち込んだ時に助けてくれる人がいなく、職場で孤独感を感じることもあります。

これが「仕事ができない自分」を形成する要因となるのです。特に新入社員は、コミュニケーション能力を磨くことが非常に重要です。

②仕事が自分に合ってない

「仕事ができない理由」として、自分に合わない仕事である可能性も考えられます。

自分に合わない仕事では、「やる気が起きず、仕事がうまくできない」という状態になることもあります。

本当に合わない仕事は存在しますので、入社8ヶ月で仕事がうまくいかず、やる気も全く湧かない場合は、「仕事が自分に合っていない可能性」も考えてみましょう。

③パワハラブラック企業で精神が病んでる

パワハラやブラック企業では、精神的に疲れ切ってしまうことがあります。もし仕事がうまくできない状況になっていて、さらにパワハラを受けているのであれば、その会社がブラック企業である可能性も考えてみてください。

精神を病んでしまうほどつらい仕事は、本当に良い企業には存在しません。

もし自分がそういった会社に勤めているのであれば、すぐに辞めるという選択肢もあります。

また、転職活動をする際にも、採用担当者のほとんどは、正当な理由があることを理解してくれるでしょう。

もし無理だと感じたら、逃げることも悪くありませんよ。

即仕事を辞めたほうが良い状態

以下に挙げる項目に該当するのであれば、一度「即座に仕事を辞めること」を考えてみるべきです。

  • 上司に対して怯えていて、彼らと同じ場にいるだけで心臓がバクバクする。
  • 家に帰ってきて、些細なことですぐに涙がこぼれることがある。
  • 朝、会社に行く前に胃が痛くなる。
  • パワハラやセクハラをする上司が存在する。

これらの状態は、心理的にかなり疲弊しており、正常な判断力を失っている状態です。

さらに、本当に心が折れてしまい、うつ病になる可能性もあります。そうなる前に、絶対にその環境から離れるべきです。

何度も言いますが、「涙が流れるほど苦しい仕事」というのは、実際には存在しません。

自分らしさを完全に失う前に、その環境から離れることを選びましょう。それは逃げることではなく、自分を守るための重要な決断です。

入社8カ月仕事ができない辛い体験談

入社してから8カ月間、仕事がうまくできずに苦しい思いをした経験を持つ一人として、自身の体験を紹介します。

これは新入社員や新卒社員、社会人1年目の方に向けたものですので、参考にしていただければと思います。

上司に怒られ怯える

私が仕事がうまくできなかった原因の一つは、上司からの厳しい叱責による怯えです。

私は不器用で要領も良くありませんでしたので、何をやっても怒られることが多かったです。周りの人からも「こんな問題児の新入社員は初めてだ」と言われることもありました。

そのため、怒られるだけでなく、3ヶ月や半年経つと周りからの呆れた視線を感じ、悲しくなりました。

このような状況になると、自信を失い、全てのことに怯えるようになりました。それでも、自分の状況を改善するために努力しましたが、結果的には上手くいかず、また上司に怒られるという悪循環が続きました。

このような状況になると、入社時に抱いていた前向きな気持ちはほとんど残っていませんでした。

特に最初からつまずき、同期との差が広がっていくことは非常につらかったです。自分の能力の不足を痛感しました。

軽いうつで無気力状態に

入社後、研修を終えて正式に配属されてから3カ月経つ頃から、「仕事の前に胃がキリキリと痛む」という症状が現れるようになりました。

飲み会でも叱責され、誰も自分の味方がいないと感じ、家に帰ると涙が止まらなくなることもありました。

この状態で過ごしていくと、6カ月経つ頃には日中に無気力状態になりました。この無気力状態が周囲からの評価を下げることになりましたが、どうしてもやる気が湧きませんでした。

当時は気づきませんでしたが、この状態は軽度のうつ症状に似ています。仕事に取り組もうとすると急に眠くなるのは、現実逃避したかったからだと思います。

当時の状態を思い出そうとすると、ぼんやりしてしまいます。自分がうつになるなんて思ってもみなかったので、あまり深く考えませんでした。

頑張りたくても頑張れない辛さ

一番つらかったのは、「頑張りたくても頑張れない辛さ」でした。

頑張ることは自分自身の主体的な行動です。人は自分が主体的に動けるからこそ、辛さにも克服感や充実感を見出すことができます。

もし、成長が人生の楽しさや幸せの一部であると考えるならば、「頑張れない」ということは、自ら成長する機会や幸せを奪われた状態と言えるでしょう。

自分が自分でないような感覚と、それを変えようとしても状況が悪化するという悪循環に苦しみました。もどかしさ、後悔、失望、諦めを同時に抱えた日々は非常に暗いものでした。

正直なところ、他の人にはこのような気持ちを味わってほしくありません。私は幸運にも乗り越えることができましたが、この状態が続いていたらと考えると不安です。

入社8カ月で仕事ができない理由

筆者自身も新入社員時代に同じような経験をしましたが、それを乗り越えて今ではしっかりと働いています。

後輩たちが同じような悩みを抱えることのないよう、自信を奪わない指導に心がけるようになりました。

ここでは、私が実際に感じた入社8カ月経っても仕事ができない理由を3つ紹介します。参考にしてみてください。

忘れないでほしいのは、あなたは新入社員です。仕事がうまくできないのは当然のことです。

心に余裕がないから凡ミスが連発する

入社8カ月経っても仕事がうまくできない最大の理由は、自信がないからです。

特に、凡ミスが続く人には、この傾向が見られます。私自身も体験から強く感じました。

新入社員時代に自信を失ってしまうと、心に余裕がなくなりますよね。

この状態を表す言葉としてぴったりなのが「貧すれば鈍する」です。

「貧すれば鈍する」とは、貧乏になると人は生活に追われ、知恵や頭の回転が鈍ってしまい、賢い人でも愚かになるということです。

仕事においても、「心に余裕がない状態」は、自分で主体的に考えることができない状態です。

その結果、周りが見えずに考えることもできず、「自分でも信じられないほど凡ミスが続く」ことで、悪循環に陥ってしまいます。

あなたもこのような経験をしているかもしれませんね。

この状態を乗り越えるためには、「余裕を持つこと」が重要です。しかし、仕事がうまくできないと余裕を持つことは難しいというのも事実です。

ですから、前述したように「逃げ道を作り、心に余裕を持つ」ことが重要になってきます。

あなたは無能なわけではありません。心に余裕がないと誰だって鈍ってしまいます。

半年で仕事に慣れるなんて嘘

よく「半年すれば新入社員も仕事に慣れる」と言われますよね。

しかし、それは嘘です。私は慣れるどころか状況が悪化していく一方でした。

確かに、「半年で頭角を現したり、慣れてきた人もいる」という事実はあります。

しかし、それは全ての人に当てはまるわけではありません。

この言葉を自分や周囲に過度に信じてしまうと、「半年たっても仕事に慣れていない」と自分を責めることにつながります。

もし「半年も経ったのに、8カ月も経ったのに仕事ができない」と思っているのであれば、気にしないようにしましょう。

実際には「社会に出て1年も経っていないのに、仕事に慣れるなんて無理な話」なのです。

「新入社員なんだから仕事ができなくて当たり前」という気持ちでいたほうが、前向きに仕事に取り組めるでしょう。

仕事ができる同期がいても、必要以上に自分と比べないようにしましょう。これまでの人生や大学時代の経験などが異なるため、「同じスタートライン」にいても、先を行く同期がいることは確かです。

それでも、3年、5年、10年と経てばその差はほとんどなくなり、あなたが追い抜いている可能性もあります。

不安な時は、より遠い未来を思い描くようにしてください。

あなたには自分なりの力があります。他人と比べることは辛いものです。新入社員のうちに「他人との比較から離れることができると」社会人生活がずっと楽になりますよ。

本当に向いてない仕事もある

仕事がうまくできない理由として、自分に合っていない仕事をしている可能性があります。

人は合わないことを続けると、自分らしさを失い、やる気がなくなってしまうものです。

もし、「どんな仕事をしても楽しくなれない」「どんなに努力しても仕事が上手くならない」「周りの先輩や上司のようになりたくない」と感じているのであれば、それは自分に合わない仕事をしている可能性が高いです。

一度客観的に自分の仕事を見つめ直し、「自分に合っている仕事は何か」を考えてみることをおすすめします。

自分に合わないことを続けることは不幸です。辞めることは逃げることではなく、「自分に向いているものを探す」行動でもありますよ。

【おすすめの市場価値診断ツール】

ミイダス

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入社8カ月仕事ができるようになる解決策

「入社8カ月で仕事ができない新入社員の悩み」に対する解決策をご紹介します。これは筆者自身が実際に経験した辛さを乗り越えるきっかけとなった方法です。ぜひ参考にしてみてください。

逃げ道を作って心に余裕を持つ

仕事ができるようになるためには、心に余裕を持つことが最も重要です。これまでの経験から、心に逃げ道を持つことが大切だとわかりました。

心の逃げ道とは、辛い時に仕事を辞めてもいいと思える心の状態です。仕事で追い込まれていくと、「この仕事しかない」と思ってしまうことがあります。

しかし、選択肢がないと考え方が狭くなり、自分に嘘をついてしまい、心が落ち込んで仕事ができなくなってしまいます。

そのためには、「転職活動をする」という具体的な逃げ道を作りましょう。転職しなくても良いですが、転職活動を通じて「自分は他の場所でも働ける」という自信を持つことで心に余裕が生まれます。

この状態に慣れると、自分で仕事を考えながら進める余裕が手に入り、周囲の評価や意見に気にする必要がなくなります。

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ベストを尽くせる状態が大事

仕事ができるようになるためには、仕事に対する考え方も重要です。他の人と比べたり、上司や先輩、周囲の評価に囚われることはありません。

大切なのは、「自分がベストを尽くせる状態を作ること」です。自分のベストを尽くせるかどうかは、自分で選ぶことができます。

心に余裕がない状態では、ベストを尽くすことはできません。したがって、まずは心に余裕を持つ状態を作ることが必要です。

夜早く寝る、バランスの取れた食事を摂る、適度な運動をする、元気よく挨拶するなど、一人ひとりが心に余裕を持つための方法があります。

転職や退職は負けではない

自信を持って社会人生活を歩むためには、「転職や退職は負け犬ではない」という考え方が重要です。

入社8カ月で仕事ができない状態から抜け出すためにも、この考え方を心に留めてください。

負け犬や逃げという言葉は、現状を変えることを恐れてその場にとどまろうとする人を指します。自分のベストが尽くせていないとわかっているのに、行動を起こせないのは負け状態です。

したがって、転職や退職は負け犬認定されるものではありません。転職や退職を考える際には、「自分にとっての負け」とは何かを考えてみてください。

仕事ができず辛い気持ちは新入社員時代の筆者にとってもよく理解できます。だからこそ、仕事を辞める選択をしても負け犬とは思わないでください。

どのような環境であっても、新たなチャンスを作ることで活躍できる人はたくさんいます。自らきっかけを作ることも重要なので、忘れずに心に留めてください。
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将来のキャリアを考える

もしも「転職エージェントに登録するのは少し嫌だな」と感じるなら、自分の将来のキャリアについて考えてみることをおすすめします。

不思議なことですが、自分の中で「進むべき方向性」が見えると、やるべきことが明確になり、自発的に行動できるようになります。

自分自身でキャリアを決めたい場合は、「ノートに将来やりたいことを書き出してみて」ください。

アウトプットすることで客観的に見ることができ、さまざまな考えが浮かんできます。

それだけでも、日々の仕事への「自分の姿勢」が変わってくるので、とてもおすすめです。

キャリア相談を利用するのも良い方法です

また、自分自身が歩みたいキャリアがよく分からない場合は、無料で利用できるキャリア相談サービスを試してみることをおすすめします。

「キャリア相談」とは、転職などを斡旋するのではなく、あなたの人生のキャリアについて考え、相談に乗ってくれるサービスです。

新入社員の時期はまだまだ社会のことが分からないことも多く、一人で考えるには視野が狭すぎる場合もあります。

そのため、転職に焦点を当てた相談ではなく、人生のキャリアとしての相談ができることは非常にありがたいです。

人生は決して「今の会社で働き続けることや転職すること」がゴールではありません。

仕事を通じて、あなた自身が「幸せを感じられる状態」を作ることが重要です。

そういった視点で話を聞いてアドバイスしてくれるのが「キャリア相談」ですので、心を軽くして一度試してみてください。

プロのキャリアカウンセラーに相談することも検討してみてください。

キャリアカウンセラーは、自己分析や戦略設計、行動計画までのサポートやアドバイスを提供してくれます。

【おすすめキャリア相談サービス】

  • キャリート:キャリアコーチングサービスで、あなたのキャリアに寄り添ってサポートしてくれます。
  • 【coachee】:複数の専門コーチが在籍しているキャリア相談プラットフォームで、あなたのキャリアの悩みに応えてくれます。
  • キャリアアップコーチング:自己分析から行動までをサポートするキャリアコーチングサービスです。 

仕事ができない不安を乗り越える方法

転職やキャリアについて考えることが大切だと分かりましたが、実際には目の前の不安や将来の不安に押しつぶされそうになることもありますよね。

そんなあなたに、筆者自身がどのようにして「不安」を乗り越えてきたのかを紹介します。

目の前だけを見ること

不安なことは考えれば考えるほど大きくなってしまいます。

特に将来については誰にも分からないものです。分からないことを考え続けても答えは得られません。

答えが出ないことに対して、人間は怖さを感じるのです。

もちろん、前向きに将来を考えられるなら問題ありませんが、不安であれば「目の前のことに集中」してみてください。

これも「自分の中に逃げ道を作る」一つの方法です。自分の気持ちが楽になれることは非常に重要です。

遠い未来だけを見ること

また、「目の前がどうしようもなく不安な時は、遠い未来だけを見ること」

さっきとは逆ですが、目の前が不安な時には「楽しい未来を想像してその中に逃げ込む」という方法もあります。

この時に思い描く未来は、現在の延長線上で考えると不安になるかもしれませんので、「自分の理想の未来」にしてみましょう。

妄想というのは、時に自分に力を与えてくれるものなのです。

目の前の不安に押しつぶされるよりも、「空想に逃げ込む」方が精神的には健康でいられます。不安を克服する方法を自分の中に持つことで、精神的に強くなれるのです。

余裕を持ち道が決まれば、退職も怖くない

これまで説明してきたように、「自分の心の中に逃げ道があれば」退職することや転職することも怖くありません。

ですから、大切なのは「仕事ができるようになることよりも、仕事ができなくても余裕を持っていられる自分を作ること」です。

不思議なことに、その状態になると自然と「仕事ができるように」なっていくのです。

「余裕」は非常に重要な要素なのです。

どうしても辞めれない時の退職法

しかし、「辞めると上司に伝えること」を想像すると勇気が出なくなり、転職を考えることにためらいが生じることもあります。

そんな時に知ってほしいのが「退職代行サービス」です。

実際に利用しなくても構いません。

ただ、こうしたサービスの存在を知るだけでも「心に余裕を持って将来や転職・退職について考えること」ができるようになります。

その状態を作ることが重要であり、それを知るだけでも非常に価値があります。

【おすすめ退職代行サービス】

 まとめ

「入社8カ月で仕事ができない」としても、それは人生の終わりではありません。

あなたはまだ社会人として歩き出したばかりであり、行動や考え方ひとつで「仕事もできるようになります」。

あなたらしく人生を良くしていきましょう。
体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選
【口コミ・評判】体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選 サービスごとの魅力や特徴を比較本記事では、転職エージェントを使いたい理由や、筆者おすすめのサービス9つを紹介しますね。サービスの特徴や魅力ポイント、口コミ・評判について比較検討をしていきます。まずは厳選しておすすめしたい3つのサービスと、その他6つの転職サービスを紹介しています。...
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転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。