『安倍、菅、維新。8年間のウソを暴く』という本を読みました。
マスコミの本流に居ない(あまり出てこない)方々の対談を起こしたもので、表題の人たちのみならず現在マスコミに対する批判も数多くありました。
著者は「西谷文和」氏で、登場するのは
アベ政権下で日本が悪化した最大の理由は「失敗の隠蔽」ですよ 内田樹
民衆の武器は疑うことの大事さ 佐高 信
なるべく自然に寄り添うように生きよう 小出裕章
選挙は社会のあり方を問う社会運動 宇都宮健児
大阪からウソがまかり通る政治を変える 平松郁夫
この国は戦前からあまり変わっていない 矢野 宏
政治批判が中心で、原因を作り出しているマスコミに対しても厳しい意見が並び、普段知り得ないことを知ることができました。
少し情けないですが、一企業として成り立っている大手マスコミには、公正・公平な報道は難しいのかも知れないとさえ思いました。
また、政治家や評論家、マスコミでは絶対に触れない「国民に対する指摘(批判)」が新鮮でした。
国民の顔色を窺わなくても良い立場の人たちだから発信できるのでしょう。
選挙前に読んで良かったと思いました。