更年期の意外な症状〜薬膳・食養生を学んだきっかけ〜
涼しいと思ったら
また暑さがぶり返してきました。
普段、占いとともに人生を整えるための
食養生・漢方養生のレッスンをお届けしています。
私が数十万に一人の特異体質で
一般の方より6〜8倍
乳がん・大腸ガンになりやすく
このまま何もしなければ
30〜60代で確実に癌になると言われ
20年以上養生をしていて効果を得ていること。
また子宮筋腫、パニック障害を
ハーブ・瞑想・食事で克服していることもあり
心・子宮・癌予防のための
漢方養生とカウンセリング
漢方スクールの講師をしていました。
5年前〜一昨年までは
乳がんの再発予防
婚活+妊活(不妊)
子宮筋腫のご相談が多かったのですが
コロナの状況下になってから
メンタル的なこと、人生のこと
そして更年期の不調のお問い合わせや
質問を多く頂くようになりました。
実は、更年期世代は
夏に体の不調を感じやすく
冬はメンタル面のバランスが崩れがちです。
私自身、卵巣卵管が片方なく
通常53〜56歳で閉経を迎えますが
手術や特異体質のせいで50を迎える前に
早ければ40代前半で閉経する
更年期障害も重いかもしれないと言われました。
が、
21年間のシンプルな養生のおかげで
50歳を過ぎた現在でも
毎月定期的に月経を向けて排卵もしており
更年期の不調は「0」です。
その秘訣は3つあります^^
主な更年期の不調
更年期は49歳〜56歳の間をいい
49歳以下で不調を感じている場合は
早すぎる早期の更年期障害となります。
※初潮が10歳以下の場合は
46〜48歳位から感じることもあります。
更年期の主な症状
↓ ↓
めまい、だるさ、やる気が出ない’、
物事が億劫になる、
便秘、肌の乾燥、シワ、頭痛
55歳前のほうれい線、肝斑、
ホットフラッシュ、気分が鬱々する、
49歳前の無月経(月経がない月がある)
49歳前の無排卵(月経が有りでも無排卵のケースもあるので注意)
めまい、だるさ、鬱、ホットフラッシュのような
典型的な不調や病だけではなく
便秘・頭痛・ほうれい線などの身近な不調も
実は更年期障害の一つです。
苦しい辛い時代があったからこそ今がある
私自身、
私の6時間に渡る大きな手術・パニック障害
そして重い心臓と肺炎を患った母の看病が重なり
不安と辛い不調で
身も心もボロボロな時期がありました。
めまいやだるさがひどく
ちょっとした些細なきっかけや
閉鎖された空間に入るとすぐに過呼吸や吐き気を催し
ブラックアウト(気絶)するので
乗り物も乗れずスーパーの買い物にも思うように行けず・・・・
落ち込みもひどく
そのせいで人を羨み、涙が止まらず
人ともなかな会えず
負の連鎖が続いていました。
そんな中
母が倒れてしまい・・・
しかも母は医者にも見放されてしまい
入院もできず・・・
八方塞がり四面楚歌です^^;
働けずお金もなく
自分の情けないもどかしい毎日
体も言うことを聞かず
本当に苦しい時期でしたが
それを抜け出すきっかけが
「母を助けたい」
「このままではだめだ」
という強い思いでした。
「私がなんとかしなきゃ!」という思いで
薬膳とハーブを学び現在に至り
仲間・母・叔母の応援があったからこそ
あの困難が辛さがあったからこそ
今の私があり
健康・幸福感・愛情の土台になっている。
問題や障害は成長・学びの種なのだなと
陰陽五行、易経を学んだ今
改めて実感しています。
更年期を健やかに自分らしく過ごすためのシンプルな養生
初潮が10歳〜12歳の場合
一般的な更年期は49〜56歳です。
(初潮が10歳以下の方は1~2年早い事があります)
更年期の時期を元気に美しく過ごす最大のポイントは
35歳〜42歳の過ごし方
実はこの7年間に
心と体に
必要な栄養と十分な休息を与えたか?
がとても大きく影響しています。
2つ目に重要なのが
42歳〜49歳の更年期の準備期間
3つ目が
太陽と人生のめぐり「自然の摂理」に寄り添った
3つのシンプルな養生です。
1)睡眠の質:22〜6時の間に最低6時間の熟睡
例:寝入りに10分かかる方は
遅くても23時50分〜6時の睡眠が必要
夏は日の出が早いので22時〜5時の間に最低6時間の熟睡
冬は日の出が遅いので22時〜6時の間に最低6時間の熟睡
※睡眠の適切な長さは体格や年齢で若干異なりますが
70歳以下の方の8時間以上の睡眠は「惰眠」となり、
かえって不調を招きますので注意しましょう。
人は寝ている間に記憶・細胞・内臓の修復を
していることがわかっています。
歴史的に見てもわかるように
短時間睡眠の方は
人生も心身のバランスも乱れています^^;
短時間睡眠は「修復」が間に合わないので
当然ですが何ヶ月も何年も続けていると
心身のバランスを崩してしまいますので
注意が必要です。
2)ゆったりしっかりした呼吸で新陳代謝を維持する
(肩こり、頭痛、ストレスを解消するのが苦手、悩みがちな方は
呼吸が浅いので注意!)
2〜3分の短い時間でも構わないので
瞑想は呼吸が深まるのでオススメです。
3)適度な運動とともに穀類・野菜類・動物性タンパク質・
海藻類をバランスよく摂る。
何事も陰陽バランス
「不足」「過ぎる」とバランスが乱れます。
健康に良い食材や穀類も野菜も摂りたり
野菜ばかりで動物性タンパク質を全く取らないと
バランスが崩れ不調や病の原因になり
特に女性は
不妊、肌のたるみ、ほうれい線、しみ、
だるい、49歳以下の無月経、更年期障害など
お肌や月経トラブブルの原因に。
また、人間の体は
動物性タンパク質を摂る必要がある構造をしています。
お肉魚も少量摂ることで筋力や内臓を維持する力を保て
元気に過ごせる源となります^^
たった3つですが
意外にできていない方多い・・・
特に「1」の睡眠
男性が家庭を助ける姿勢が欧米に比べると
著しく低い日本では
女性の負担がどうしても多く
また社会に進出することで生活形態も
昔とは違い複雑でハードなので
なかなか23時前に就寝が難しい・・と思われがちです。
しかし、毎日は無理でも
時間の使い方を知ると週の半分の改善が可能です^^
睡眠時間が取れていない方は
スケジュールを見直してみて
「なんとなく」している無駄を見つけたり
工夫をしてみてくださいね。
安眠のコツはまた他の機会で
お伝えしたいと思います。
シンプル食養生で健やかに「あさり丼」
年齢を問わず女性は「卵巣」「子宮」とは
一生のおつきあいです。
「閉経を迎えたから関係ない」
これは大間違い
60代でも卵巣癌や子宮癌にもなり
実は50代後半〜60歳でも自然妊娠している方もいます。
心・体とともに
女性ならではの機能も健康に維持するための養生は
睡眠・呼吸・バランスの良い食生活
今日はその中から簡単シンプルな食養生として
「あさり丼」をご紹介します。
あさり+卵+白米+アサツキ(ねぎ)の
相乗効果が得られる組み合わせ
特別な素材を使わなくても
本格的な薬膳として活用できる一品です♪
「材料 1人分」
●剥き身のあさり 150~180g程度(だいたいてOK)
●玉ねぎ 小さめ〜中サイズであれば1/4個
●半熟卵(温泉卵くらいトロトロがお勧め) 1個
●アサツキなど小口ネギ 少々
●ご飯 茶碗 多めに一杯
(調味料)
●醤油、みりん、大さじ1ずつを混ぜておく
めんつゆでもOK
●砂糖 小さじ1くらい(目分量でOK)
「作り方」
- フライパンであさりとスライスした玉ねぎを入れ
玉ねぎが透き通るまで中火で炒めます。 - 弱火にし調味料を入れ
汁気がある程度飛ぶまで炒めます。 - 丼にごはんを盛り、2をかけ、卵を落とし、
アサツキを振りかけて完成です。
半熟卵が苦手な方は「卵とじ」にしてもOKです。
<あさり・卵の働き>
滋養がつき内臓の機能を高め
気力を補い血を増やします。
精神を落ち着かせ、記憶力の向上、安眠、
お肌の潤いUPなどに役立つ食材です。
<アサツキ・小口ネギ(長ネギ含む)の働き>
老廃物を汗で出すのを助ける
咳を止める、消化を助ける
などの働きがあります。
また、
気を巡らせ鬱々した気持ちや
ストレスの発散に役立つので
覚えておき活用しましょう!
運気の気は「元気」の「気」です。
運気を人生を整えるためには
「元気」「健康」の土台があってこそ^^
今回ご紹介したあさり丼
女性特有の悩みだけではなく
年齢性別問わず
体力が低下している
記憶力の低下が気になる
不眠気味
肌の乾燥がきになる
疲れが取れない
なんとなく不安・イライラを感じる
受験を控えているお子様
こんな不調の予防や
健康維持の食養生として
3つのシンプルな養生とともに
お試しください^^
占い・食養生・瞑想で
自分らしく生き生きとした毎日を
★ ネコのお告げ代表 木花★
易経マスター女史
漢方セラピスト・薬膳養生指導師
英国IFPA認定アロマセラピスト
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月めぐり®︎漢方
www.tsukimeguri-kampo.com
(ブログはシステムの不具合で現在更新しておりませんが
過去のレシピや記事をご覧いただけます)