トラベラーズノートをA6サイズにカスタマイズしてよりコンパクトに持ち運ぶ

トラベラーズノートのレギュラーサイズはA5スリムで、
A5サイズのノートに比べてスマートに持ち運びが可能です。

とは言えコンパクトなカバンで持ち運ぼうとすると、
若干かさばると言うのが正直なところです。

筆者の場合、加えて最近持ち歩く情報カードがA6になったこともあり、
ノート環境をA6に揃えた方が持ち運びに便利という背景もあります。

とは言え、今まで愛用し続けていたトラベラーズノートから離れるのもちょっと。。。
と言うことで、わりとメジャーなカスタマイズの一つであるA6化を行いました。

トラベラーズノート(レギュラー)とA6サイズの関係

トラベラーズノート(レギュラーサイズ)は、縦220mm x 横110mmです。
そして挟むリフィル(A5スリムサイズ)は、縦210mm x 横110mmです。
※Ca.Crea(カクリエ)の場合は横105mm

一方、A6サイズは一般的に縦148mm x 横105mmです。

なのでレギュラーサイズとA6とを比較すると、縦方向は小さくなりますが、
横方向はほぼ同じと言うことになります。
リフィルとしてCa.Crea(カクリエ)を使用している場合は横幅は全く同じです。

以上の関係から、レギュラーサイズをA6化するには基本的には上下をカットすると言うのが
主な作業となります。
もちろん上下をカットすると中央のゴム紐を通す穴がなくなってしまうので、
穴あけポンチを使って穴を開ける作業も必要です。

トラベラーズノート(レギュラー)をA6化する

上下を31mm程カットする

写真はトラベラーズノートからゴム紐を外した状態です。

A6サイズの縦が148mmなので、上下とも5mmの余裕を持たせて158mm程度になるようにカットします。

この辺りは好みですが、あまりリフィルとピタピタにするとちょっとしたことではみ出る可能性もありますし、使用するリフィルによりサイズが異なる場合もあるので、多少余裕があった方が良いでしょう。
あまりに大きいならば後からカットもできますし。

ちなみに切り出す際は普通のカッターを使用しています。

ゴム紐用の穴をあける

これまでのトラベラーズノート同様にゴム紐によりリフィルを保持したいので、元々の(レギュラーサイズの)穴の位置に倣い穴あけポンチで穴を開けます。

写真は穴あけ+端部の穴までの切り込みを入れた状態です。

穴あけポンチは100均でも購入可能で、私が使用したのは100均のものです。
ちょっと穴のサイズが大きいので、もっと小さく開けたい場合はホームセンターや手芸屋さんなど種類が豊富なお店などで径を選んだ方が良いかと思います。

ちなみにちょっと穴の径が大きすぎたかなと思いましたが、実際にゴム紐を通してみると特に気になりません。

角をカットとコバの処理

切りっぱなしだと角が角張るので、
斜めに切れ込みを入れた後に#240の紙やすりで削って丸みを出します。
またコバ部分の処理ですが、本当はコバ処理剤を使った方が良いようですが、
手元にないのでとりあえずお手入れに使用しているラナパーを塗っておきました。

コーティングというほどではないかもしれませんが、
ポロポロしていたコバ部分はキレイに整いました。
そのうちコバ処理向けのもので再度処理しようと思います。

ゴム紐を通して完成!

あとは今まで通りゴム紐を通すだけです。
今回はリフィルを束ねるためのゴム紐の金具は使用せずに結んだだけです。
元々レギュラーサイズを使っている時も金具が邪魔なので外して結んでいただけだったので、
それと同じ状態にしてあります。

A6サイズのリフィルには『紳士なノート』を採用

こちらのカバーに挟むリフィルとしては、『紳士なノート』の方眼タイプを選びました。

紳士なノートの紙は手触りが滑らかで、ペンもスラスラ進んで書き心地がとても良いです。
万年筆で書いても滲んだり裏抜けしない点も安心感があります。

ページも96枚と十分で、かつ値段もそれほど高くないところも魅力的です。
ハードカバーとまではいかないものの、表紙もやや厚手でしっかりしていることから、
他にリフィルを挟んだりゴム紐の出っ張りがあっても多少緩和してくれそうです。

方眼はグレーですが、使ってみると意外と濃い目に感じますね。
個人的にはもう少し薄い方が好みだったのですが、ギリギリ許容範囲です。
薄めの方眼が良い方は、実物を見て選んだ方が良いかと思います。

終わりに

この記事では、
トラベラーズノートのレギュラーサイズをカットしてA6サイズにするカスタマイズをご紹介しました。

A5スリムサイズとA6サイズだと横幅がほぼ同じなので上下カットだけで問題ないですが、
ノートに対しカバーの横幅が少し余気味に感じるかもしれません。
その場合は横も3mm程度ずつカットすると、バランスの取れた状態になります。
(筆者の場合、1日使ってみてやっぱり違和感があったので3mmずつカットしています)

A5スリムサイズと違ってリフィルも豊富になりますので、
純正リフィルなどでしっくりこない場合は選択の幅が広がります。

その代わり当然ですが純正リフィルは使えなくなってしまいますので、クラフトファイルやジッパーケースなど使っている場合ははA6サイズのものを探す必要がありますので、そこはデメリットと言えますね。

サイズをコンパクトにしたい、あるいはA6サイズで使いたいノートがある方は、
レギュラーサイズのA6化を試してみるといかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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